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INTERIOR WEB NEWS



米国LEEDのゴールド認証 二子玉川ライズ

 二子玉川ライズがこのほど、米国グリーンビルディング協会の環境評価指標である「LEED ND(まちづくり部門)」で、本認証としては世界初のゴールド認証(ステージ3)を取得した。認証取得対象地内のすべての建物、インフラなどの竣工後に取得できる認証で、2014年9月にゴールド予備認証を取得していた。
 良好な交通アクセス網の確保や歩行者空間の形成、高密度でコンパクトな開発といった点が評価された。
 ライズは、二子玉川東第二地区市街地再開発組合が東京急行電鉄、東急不動産、世田谷区と連携して開発した。



埼玉・ケイアイスター不動産 川越市上福岡で戸建て98棟

 ケイアイスター不動産はこのほど、同社では最大規模となる戸建分譲開発「北欧ハウスヴィレッジ川越・フレデリクスベア」のオープニングイベントを開催した。
 埼玉県川越市、東武東上線上福岡駅から徒歩20分・バス便10分の場所に立地する。敷地のセンター部分には防災機能も備えた公園広場と集会所を設けたほか、敷地出入り口を2カ所に限定した上で防犯カメラを取り付けた。
 住宅の間取りプランは3~4LDKで、第1期1次(5棟)の販売価格は2900万円台~3700万円台(敷地面積100~120平方メートル、延べ床面積101~107平方メートル)。住宅全棟が完成するのは2016年7月の予定で、来期中をメドに完売する計画を立てている。



2015年度宅建士試験 合格ラインは31点 合格率は15.4%

 不動産適正取引推進機構は12月2日、15年度の宅地建物取引士資格試験の実施結果概要を発表した。
 それによると、受験者は14年度を2897人上回る19万4926人(男性13万7748人、女性5万7178人)で、合格者は3642人減の3万28人(男性2万471人、女性9557人)。合格率は15.4%(登録講習修了者は20.2%)だった。
 合否判定は31問以上正解(登録講習修了者は45問中26問以上)を基準とした。
 合格者の平均年齢は35.0歳。最高齢合格者は神奈川の83歳の男性、最年少合格者も神奈川の13歳の男性だった。



「マイホーム建築予定地の地盤の強さを知りたい」が9割以上

 一般社団法人住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都港区)と、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)環境事業グループは共同で、全国的に広まっている住宅地盤への懸念と消費者からの問合せが増加していることを踏まえ、20歳以上の男女1059名を対象に10月24日~11月4日に「住宅地盤に関する意識調査」を実施した。
 マイホーム建築前の人を対象に、マイホーム検討の際に、事前に建築予定地の地盤の強さを知りたいと思うかとの問いに対しては、「思う」が92.9%という結果となった。

 一方、マイホーム建築済みあるいは建築中の人を対象に、マイホーム検討時に住宅会社から地盤調査・調査結果について詳細な説明があったか聞いたところ、「なかった」が55.8%と半数以上という結果となった。また、マイホームを建築済み、あるいは建築中の人を対象に、検討中に住宅会社から地盤改良工事に関する説明があったかとの質問では、「あった」は30.6%にとどまった。地盤改良工法による施工不良のリスクについて説明があったかという問いでも、「なかった」が76.5%を占めた。



東京ガス、ガスターの経営権をリンナイに移管へ

 東京ガス(東京都港区)、LIXIL(東京都江東区)、リンナイ(愛知県名古屋市)の3社はこのほど、東京ガスの連結子会社であるガスター(神奈川県大和市)の経営権をリンナイに移管することを目的とした協議を開始することで基本合意した。今後、正式な契約締結に向けて協議を進める。
 関係会社の機能・事業の選択と集中を進める東京ガスは、ガス機器製造事業からの撤退に伴い、来年4月を目途に、遅くとも同年9月末までに、ガスターの経営権をリンナイに移管する。移管後のガスターへの出資比率はリンナイ=90%、東京ガス=10%とする(現在は東京ガス=66.7%、LIXIL=22.2%、リンナイ=11.1%)。
 これに伴い、東京ガスとLIXILは 、LIXIL住設機器に関する取引をガスター経由から直接取引とする。



フラット35Sの金利引き下げ幅拡大、16年1月29日で終了

 住宅金融支援機構(東京都文京区)は12月1日、今年2月から実施しているフラット35関連の2つの優遇制度について、2016年1月29日までで申し込み受付を終了すると発表した。
 現在実施している制度は次の2つ。「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」と平成26年度補正予算を踏まえてのもの。
 (1)「フラット35S」の金利引き下げ幅の拡大(引き下げ幅を年▲0.3→▲0.6に)
 (2)「フラット35(買取型)融資率9割超」の金利引き下げ
 詳細はコチラから確認を。



日本プラスター、京都に漆喰の体験型ショールーム 東京につぎ2店目

 漆喰やモルタルなど無機系塗材の製造・販売などを手掛ける日本プラスター(栃木県佐野市)は、京都市に漆喰の体験型ショールーム「うま~くヌレールLABO京都」を12月7日にオープンする。無料で漆喰塗りが体験できる施設で、東京・上野に続いて2店目。
 「漆喰うま~くヌレール」は、一般ユーザーのDIY用としてホームセンターを中心として販売している商品。クロス壁や和室など古壁の上からも直接塗ることができるうえに、調湿性や防カビ性などの機能性にも優れている。同商品の販売や問い合わせは西日本で多く、漆喰に親和性もある京都への開設が決まった。



LIXIL、IoT住宅プロジェクトを開始

 LIXIL(東京都千代田区)は「モノのインターネット」(IoT)分野に本格的に取り組む。IoTの実証実験施設を建設し、住分野でのIoTの活用を検証していく。12月2日、藤森義明社長が記者会見を行った。
 新たに建設する実験施設「LIXIL IoT House」では、社員モニターによる実生活での検証を行い、住分野での活用を追求していく。
 プロジェクトは、構想・予備実験を行う第1フェーズ(2015年~2016年)、実証環境の構築にあてる第2フェーズ(2016年~2017年)、有効性を検証する第3フェーズ(2017年以降)の3段階に分けて実施する。
 技術監修はIoTの世界的な権威である東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健教授。
 住宅の部品が直接的にインターネット・クラウドに結びつくことで、生活に関連する情報を収集し、それを解析することでいろいろなサービスにつなげていくことなどを想定する。



「SUUMO注文住宅プランサーチ」、埼玉県でサービス検証開始

 リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は、注文住宅を価格付きプランから検索・比較できるサービス「SUUMO注文住宅プランサーチ」を、埼玉県を対象に実証実験として12月2日から実施する。サービス参画企業数は21社、登録プラン数は約200件からスタートする。検証期間は来年9月末までを予定し、その後、エリア拡大等の可能性について検討する。
 同サービスでは、(1)希望価格、間取り、デザイン、室内仕様などのこだわり条件で検索可能(2)価格・間取り、見積り詳細、部屋の詳細仕様、会社・店舗情報などを提供(3)プラン単位で直接、建築会社に問い合わせ可能、という3つの機能を提供する。



住宅技術の転用で木造大型ビル リヴ2×4工法で建築

 分譲・注文住宅のリヴ(京都市西京区、波夛野賢社長)は、京都府向日市の阪急洛西口駅前で、木造大型商業ビルの建築を進めている。1階RC造、2~5階木造の5階建て延べ1000㎡。自社事務所が入るほか、若手起業家のオフィスを誘致する。「SUBACO(巣箱)プロジェクト」と銘打った。
 同社によると、木造部分が4層におよぶ大型商業ビルは関西初。枠組壁(2×4)工法でつくるもので、特殊な部材や技術は用いない。耐震性は許容応力度計算によって評価し、構造計算適合性判定を受けた。耐火性は日本ツーバイフォー建築協会の型式認定仕様に準じている。
 地域の木をふんだんに使う方針で、針葉樹合板は府産材の製品を調達予定。スタッドは国産材とし、協和木材(東京都江東区)が供給する。三菱地所住宅加工センター大阪支店(大阪府貝塚市)でパネルに加工、現場に運ぶ計画だ。内外装や造作にも府産材を用いる。同社では、同規模のRC造と比べ1割程度のコスト削減が見込めると試算している。

 プロジェクトは来年5月に竣工予定。2階と3階の一部を同社が事務所として使い、1階はセミナールームや打ち合わせスペースとして市民に開放。それ以外は貸事務所とし、若手起業家に1部屋(15畳)5万円から貸し出す。



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