茨城県つくば市で分譲・開発中の「春風台」の現地見学会が5月23日と24日の2日間開かれる。
現地はつくばエクスプレス「つくば駅」から北東へ車で6~7分。約200坪の土地が付いた一戸建て住宅が人気を呼んでいる。全109区画で、約その半数が既に契約済みだ。住宅の敷地面積は約109坪。その両脇に約54坪の景観緑地(市が地上権を取得)と、約38坪の果樹・菜園(居住者が専用利用)が付いている。
つくば市、UR都市機構、地権者の3者が進める土地区画整理事業「中根・金田台地区」の中にあり、「緑・住・農一体型住宅地」が開発コンセプトになっている。1戸当たりの敷地面積が広いため、定期借地権付きでの分譲も行われている。
見学会は午後1時~3時で参加費は無料。問い合わせ先は桜中部まちづくり協議会・電話080(4471)8566。
不動産情報サービスのアットホームの調査によると、初対面で住んでいる場所を教えたくないと思ったことがある女性は49.0%に上ることが分かった。男性よりも13.7%高い結果となった。また、住んでいる場所を聞かれた場合、今後親しくなりたい人には「最寄り駅」で回答し、親しくなりたくない人には「都道府県」で伝えるという答えが目立った。
なお、会った回数が何回目位だったら、住んでいる場所を聞いても失礼にならないかを聞いたところ、全体平均は5回目で、最も多かったのは3回目(26.5%)だった。2回目以降の割合は約75%に上っているため、様々な出会いがあるこの季節、会ってすぐに住んでいる場所を聞くのは少し考えた方がいいのかもしれない。
同調査は、首都圏在住の20~60代の男女サラリーマン600人を対象に実施したもの。
東洋ゴム工業はこのほど、社外調査チームによる大臣認定不正取得の中間調査報告書を発表した。
それによると、大臣認定を取得する担当者は、認定対象の一部の規格の性能に関し、補正を名目として技術的根拠なく算出した値を記載したり、推定に過ぎない値を記載することにより、認定を取得していた。その後、仕事を引き継いだ社員も同様に補正を名目として、技術的根拠のない数値を記載した。製造部からの納期厳守のプレッシャーがあり、上司の監督も不十分だったとしている。
一方、当時の社長(現会長)ら経営陣は昨年5月に報告を受け、9月には不正製品の出荷停止と国交省への報告の方針を決定した。しかし、一定の補正を行えば、基準内に収まるとの現場からの報告で、先の方針を撤回。出荷を継続していた。
社外調査チームは、「技術者の基準順守意識が著しくかけ離れていたと共に、会社としてリスク管理、監督が機能しておらず、監査体制にも不備があった」とした。今後も、調査を継続し、5月中に最終報告をまとめる予定だ。
エービーシー商会(東京都千代田区)はこのほど、住宅の屋根・外壁・バルコニーのリフォームが1度に必要になった場合に、材料や施工業者の手配を1社にまとめて依頼できる「インサルハウジングリペアシリーズ」を発売した。
シリーズの構成は次の3つ。
(1)化粧スレート屋根の耐候性と光沢性を高める「インサルルーフコート」
(2)窯業系サイディングの耐久性を高め、新築時のような仕上がりが得られるクリア塗装「インサルサイディングコート」
(3)バルコニーの防水性能をローラーで簡単に復活する防水塗料キット「インサルバルコニーコートキット」
施工が簡単で、複数部位の改修工事でも1社で対応できるため、部位ごとに材料・施工業者を手配する手間とコストを解消。
このほかメンテナンス材料として、住宅基礎用の弾性無機系保護材、消臭機能付き内装塗材などを用意している。
パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、11月30日まで開催している「20歳(はたち)のリフォーム」キャンペーンの一環として、5月1日から7月30日までの間、全国62カ所の展示施設で、「全国一斉 ショウルーム相談会」を開催する。
同キャンペーン期間中、来場者には「リフォーム・アイディアBOOK」を進呈する。対象製品の見積もりを依頼した人にプレゼントを進呈するキャンペーンも行うほか、期間限定の成約特典もある。
一定の省エネ性能を有する住宅のエコリフォームや新築を対象とした「省エネ住宅ポイント制度」が適用される製品なども提案していく。
LIXIL住宅研究所(東京都江東区)と日本賃貸管理センター(JPMC、東京都千代田区)は、賃貸住宅オーナー向けに中古賃貸住宅のリフォームと一括借上家賃保証を組み合わせたサービスを始める。
LIXIL住宅研究所が展開する住宅フランチャイズチェーン「アイフルホーム」「フィアスホーム」「GLホーム」の加盟店がリフォームを担当し、JPMCが一括借上家賃保証を担当する。これに地場の不動産管理会社による入居者管理を組み合わせ、施工から管理までトータルで支援する。
LIXIL住研の各加盟店が、賃貸住宅オーナーに対して家賃保証を提案してリフォーム投資を働きかける。
一括借上家賃保証サービスは、リフォームローンの返済期間に合わせて最長20年。収益分配型で保証賃料を上回る収益もオーナーに還元される。
アイカ工業株式会社(愛知県清須市)は、東京と名古屋で、ミラノサローネ報告会を開催する。
東京では、「ミラノサローネ報告会・新柄発表会」として、6月4日に行う。名古屋では、「新商品発表会/アイカ名古屋セミナー」を5月21日・22日に開催。セミナーは、5月21日は神谷デザイン事務所(名古屋市)の神谷利徳代表による「神谷デザイン事務所の最新作とそのコンセプトから着地までの繁盛店のコツ」、22日は名古屋大学大学院特任教授 岩尾聡士氏による「『思いやり』の医療介護の仕組みと環境づくり」。
東京・名古屋とも事前申し込み制。詳細や問い合わせは、東京支店03-5912-2851、名古屋ショールーム052-757-1056まで。
住宅設備・建材のインターネット販売を展開するサンワカンパニー(大阪市)は、名古屋ショールームを移転し、リニューアルオープンした。「SALONE(サローネ)」をコンセプトとし、建築に関する語らいの場「サロン」を目指している。
同ショールームは1、2階の2フロアで、以前のショールームの床面積の2.7倍となる約290坪に増床。同社オリジナル製品や世界中から選りすぐった商品を見ることができる。
2階には事業者専用の予約制コミュニケーションスペースを新たに設置。事業者が施主との商談やプレゼンテーションの場として利用できる。世界中の建築や家づくりに関わる書籍を取り揃えたライブラリースペースも設けている。
アエラホーム(東京都新宿区)は4月24日、高気密・高遮熱住宅「クラージュ」をベースとして、空気、温度、水に着目した健康住宅「クラージュ エアル」を発売した。「エアル」はギリシャ語で「春」を意味する。一年の中で最も気候の良い穏やかな季節である「春」のような宅内環境の実現を目指した。
同商品の主な特徴としては、外張W断熱による躯体そのものの断熱・気密性能強化に加えて、床下に設置した熱交換型換気システムによって快適な空気と温度を保ち、基礎内部における湿気の滞留を抑制する「アエラ空調システム」を搭載した。
また、水の持つ本来の力を向上させる活性水生成システム「エルセG」を標準装備。システムの本体内部を流れる水によりセラミックスを流動させ、水の浸透力、洗浄力、脱臭力、溶解力、抗酸化力などを高めた高機能な水を建物全体に供給する。
オーストリア大使館商務部は、日本国内において再生可能エネルギーとして木質バイオマス利用の専門技術の需要にあわせ、現地で日本語通訳付きの「日本人バイオマス技術関係者向け特別講習会」を今年7月6日~10日まで5日間開催する。
研修場所はオーストリア・シュタイアーマルク州にある森林林業・バイオマス事業者向けの教育研修施設・ピヒル森林研修所。日本市場にあわせて特別編成した講習を、現地の専門技術者による講義と現地視察を通じて日本語通訳付きで受講できるのが特徴。5日間は、バイオマス整備と森林開発、バイオマス活用・供給、バイオマスプラント開発、地域暖房のプロジェクト開発など。講義と現地視察でじっくり学ぶ。期間中はバイオマス技術企業によるプレゼンテーション・面談・商談も用意する。
講座受講費は1500ユーロ(講座受講・宿泊・食事含む)。渡航費は自己負担。
申込期限は5月29日(金)。詳しいプログラム内容はこちら。問い合わせ・申込みはオーストリア大使館商務部まで。