四国化成、空間デザインコンテストを開催

　四国化成工業（香川県丸亀市）は、同社製品を採用した優秀な施工作品を表彰する「空間デザインコンテスト」の作品を募集している。募集の締め切りは８月１０日。
　募集部門は住宅・景観エクステリア分野 、住宅エクステリア分野 、景観エクステリア分野、内装材・外装材・舗装材分野の４分野８部門。結果発表は１１月下旬の予定。
　応募はウェブサイトからも簡単にできる。

ＳＵＵＭＯと日本マイクロソフト、Ｗｅｂ地図技術を活用した「Ｂｉｎｇ不動産」開始

　不動産情報サイト「ＳＵＵＭＯ」を運営するリクルート住まいカンパニー（東京都中央区）と日本マイクロソフト（東京都港区）は５月２５日、Ｗｅｂ上の地図技術を活用した新しい住宅・不動産情報検索サービス「Ｂｉｎｇ不動産」を開始した。
　「Ｂｉｎｇ不動産」は、マイクロソフトがグローバルで展開している地図プラットフォーム「Ｂｉｎｇ Ｍａｐｓ」の技術と、ＳＵＵＭＯが保有する、住宅・不動産の購入・賃貸の物件情報を統合して、ユーザーが視覚的・直感的に物件を検索できる不動産情報検索サービス。視覚的な表現や様々な付加情報で地域の住環境をより具体的にイメージできることから、物件の文字情報だけでは知りえない利便性や住環境の快適さまで具体的に理解できるという。
　物件を探す際に有益な付加情報を、地図上に重ねて表示する「オーバーレイ機能」が特徴のひとつ。サービス開始時点では、「用途地域」と「地価公示価格」のオーバーレイ表示が利用可能となっている。今後、周辺地域の平均賃料をヒートマップとして表現する「賃料ヒートマップ機能」などを追加していく予定。

１畳サイズの押入れが２人乗りエレベーターに

　パナソニック ホームエレベーター（大阪府門真市）は６月２日、狭小住宅の押入れ空間を利用して設置できる２人乗りホームエレベーター「１６０８ジョイモダンＳ２００Ｖ」を発売する。
　タタミ１畳サイズの押入れに納まる省スペース設計。機器類の小型化・薄型化を進め、ピット深さ（最下階床下寸法）２００ミリの省施工を実現した。従来品に比べ工期を３日短縮、コストを軽減している。
　２８５万円〜。

欧州で人気のスマートロック、Ａｍａｚｏｎで予約開始

　Ｍ２モビリティー（東京都品川区）は７月、スマートフォンを使って錠前を開閉するスマートロック「ｄａｎａ ｌｏｃｋ（ダナロック）」を発売する。これを前に、Ａｍａｚｏｎ.ｃｏ.ｊｐでの予約受け付けを６月１０日に始める。
　デンマークのＰｏｌｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ社がスマートフォンのＢＬＥ（ブルートゥース・ロウエナジー）技術を使って開発、ヨーロッパで１０万台以上の販売実績をもつという商品。既存のドアの内側（サムターン）部分を交換するだけで、スマホアプリでの施解錠が可能になる。
　シンプルな円筒形の「スタンダードモデル」（１万９８００円）のほか、デンマークを代表する工業デザイナーであるヤコブ・イェンセンのデザインによる「ＪａｃｏｂＪｅｎｓｅｎモデル」（２万５８００円）も同時発売。
　戸建て住宅、マンションのほか、複数人がアクセスするホテルや店舗、オフィス、高齢者施設などでの利用も想定する。
　

　また、小さな子どもや高齢者、ガラケー利用者など、スマホを持たない人でも開閉できる「キーフォブ」、４〜１０桁の暗証番号入力で開閉できる「キーパッド」の２商品を９月にも発売する予定。

三菱地所リアル、ハウスネット社住宅賃貸事業の一部を吸収

　三菱地所リアルエステートサービスは5月25日、三菱地所ハウスネットの住宅賃貸事業の一部を吸収分割で承継する契約を締結したと発表した。効力発生日は7月1日。
　両社の住宅賃貸事業の効率的な運営と受託営業の強化を図るためとしている。

東京23区のビル賃料料、上限下限ともに上昇　東京ビル協調べ

　東京ビルヂング協会は5月25日、「ビル経営動向調査」(4月期)を発表した。協会会員を対象に、最新の賃料水準と空室率をアンケートした上で、ビル経営者が肌で感じた景況感を数値化したもの。四半期ごとに実施している。それによると、東京23区の新規賃料(坪単価、共益費込)は、上限が2万6974円(前回比180円増)、下限が1万6974円(同298円増)で、共に上昇した。

　また、東京23区の平均空室率は4.9%で前回比0.4ポイント改善した。

東京・八王子で里山保全活動に参加、長谷工グループ

　長谷工グループは5月23日、東京都環境局主催の「東京グリーンシップ・アクション」の八王子滝山里山保全地域に参加した。グループ社員とその家族を含めた37人が参加した。

　同保全地域は、里山としての原風景を回復させることを目的に、13年度に保全地域として指定された。長谷工グループは社会貢献活動(CSR)の一環でこの取り組みに参加しており、13年8月、14年5月に続いて3回目となる。

　当日は、東京都環境局やNPO法人の協力のもと、里山に生息する植物や昆虫などを観察し、生物多様性の保全について学んだ後、竹の伐採や倒木処理、竹細工などを体験した。

空き家対策特措法　26日完全施行

　今年の2月26日に一部施行された「空き家対策特別措置法」が5月26日、完全施行される。

　倒壊など著しく保安上危険となる恐れのある状態になっている空き家などを「特定空家」と認定。市町村は特定空家に対して除却、修繕などの指導・命令、行政代執行による強制執行(要件を緩和)が可能となる。

　また、特定空家と認定された場合、固定資産税の課税標準が6分の1になる住宅用地特例を適用せず、更地と同等の税率にし、空き家の減少を図る。

リノベる、メンテナンス専門の会社設立　

　リノベる(東京都渋谷区)はこのほど、グループ会社として住宅のアフターメンテナンスを手掛けるファイブスターファクトリー(東京都渋谷区)を設立した。リノベーション工事の発注先の1社である、トラスト(神奈川県横浜市)と共同で出資。トラストの塚越岳人社長が新会社の代表取締役に就任した。出資割合はリノベるが90%、トラストが10%。将来的には、メンテナンスサービスについて他社からの受託も請け負う考えだ。

サンゲツ、関東・中部エリアの物流体制強化へ

　サンゲツ（愛知県名古屋市）は、物流体制の再構築を図る。
　関東エリアでは、既存の品川センター・勝島センター・三郷センターの３施設を、新たに開設する「久喜センター」（埼玉県久喜市）と「平和島センター」（東京都大田区）に統合。
　中部エリアでは、既存の本社センター・稲沢センター・中部ロジスティクスセンターの３施設を、中部ロジスティクスセンターの隣接地に「中部ロジスティクスセンターⅡ」（愛知県稲沢市）を新設して統合する。
　新しい物流拠点は２０１６〜２０１８年にかけて稼働予定で、効率のいい物流体制と顧客サービスの向上をめざす。