創エネ・省エネ住設の国内市場は2018年5308億円に
富士経済(東京都中央区)はこのほど、住宅設備・建材の国内市場について調査した結果を報告書「2015年版 住設建材マーケティング便覧」にまとめた。注目市場として国の施策などから、ゼロ・エネルギー住宅や省エネ設備関連の市場が伸びると予測。創エネ・省エネ設備の2014年の見通しは3867億円だが、2018年には5308億円まで伸びると予測している。
富士経済(東京都中央区)はこのほど、住宅設備・建材の国内市場について調査した結果を報告書「2015年版 住設建材マーケティング便覧」にまとめた。注目市場として国の施策などから、ゼロ・エネルギー住宅や省エネ設備関連の市場が伸びると予測。創エネ・省エネ設備の2014年の見通しは3867億円だが、2018年には5308億円まで伸びると予測している。
帝国データバンクの調べによると、5月の企業倒産件数は709件で前年同月比3.3%減少となった。前年同月比で減少となるのは2カ月連続となる。負債総額は1191億9100万円で、同33.4%減少となった。前年同月比で減少となるのは4カ月ぶり。
倒産件数を業種別に見ると、7業種中、建設、製造、卸売、運輸・通信業の4業種が前年同月比で減少となった。不動産業は賃貸を中心に倒産件数が増加し、前年同月比36.8%増となった。
近鉄不動産と大京は6月20日、三重県四日市市富田地区で地上15階建て・総戸数87戸の分譲マンション「ローレルコート ライオンズ四日市富田」のモデルルーム事前案内会を開始する。販売開始は7月下旬の予定。
近鉄名古屋線近鉄富田駅から徒歩6分の場所に立地する。専有面積は70~89平方メートルの3LDK~4LDK。販売価格は未定。竣工予定は2016年9月下旬。
国土交通省はこのほど、第五次国土利用計画(全国計画)の最終報告を行った。2012年を基準年次、2025年を目標年次とする面積目標を設定した。
土地利用区分別では、宅地は2012年時点の面積と同じ190万ヘクタール。そのうち住宅地は116万ヘクタールで、中古住宅や空き家の活用が進むことを見込んで設定した。
プレミア投資法人は8月1日付で、東京・赤坂にある本店所在地を、東京都港区港南の品川シーズンテラスに移転する。
品川シーズンテラスは、「国内最高水準の環境配慮型ビル」を目指した造り。広さについても「1フロア・1500坪」を確保するなど、国内最大級を実現している。
日本リート投資法人は、公募と第三者割当による新投資口の発行で、268億円程度の資金を調達する。資産取得資金の一部に充当するほか、借入金返済の一部にあてる。
部屋にクローゼットなどの収納スペースが充分に設けられていても、どのように使ってよいかわからず、中が片付かない状態で悩んでいる人もいるはず。無印良品のアイテムはサイズ展開が豊富で、日本の住まいで使いやすいのが特徴。iemoでは、そんな無印良品のグッズを使ったクローゼット内の収納のアイデアを紹介した記事が人気です。
続きは、http://iemo.jp/32106で。
※「iemo(イエモ)」は、住まいやインテリア、暮らし方にこだわりを持った人たちが、アイデアやコツ、ノウハウなどを分かちあうキュレーションメディア。「新建ハウジング」では、「iemo」で読まれている記事動向をもとに、生活者が関心を持つコトやモノを紹介します。
パワーエレック(愛知県名古屋市)は、多機能コンセント「WiFi-Plug1500シリーズ」を発表した。
本体をコンセントに差し込みWiFiと接続、スマートフォン専用アプリをダウンロードするだけで、家じゅうの家電をスマート化できるというもの。特別な工事や専用端末は要らない。
スマホを使って家電のON/OFFやタイマー予約ができるほか、現在・過去の消費電力の可視化、WiFi中継機能による通信エリアの拡大を実現。また、離れて暮らす高齢の家族宅に設置すれば、不自然な消費電力を検知してメールで知らせる見守り機能も搭載する。
月額250円。
6月10日から8月10日の2カ月間、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」でサポーターを募集。対象期間中は予定価格5500円の20〜30%割引で予約を受け付ける。
木造軸組構法のユニットハウス「レブユニット」の展示場が東京・八王子に完成し、6月6日にオープンした。ビスダックジャパン(大阪府堺市)が製造を手掛け、販売代理店である豊神(大阪市)が開設した。
同商品は国産の天然無垢スギ材を使用し、分解や組立て、リサイクルが可能。T字やL字に連結させることもできる。
田原祐子
人を育てるには、「言葉がけ」が重要
5月から6月にかけては、夏に咲く花の〝種蒔き〟に適したシーズンです。そして、夏の花の代表選手は、なんと言っても朝顔ですね。土の中に種を植え、毎日ほどよく水やりをして、ほどよく茎が伸びてきたら支柱で茎をささえ、手塩にかけて手入れするからこそ、やがて大きな花を咲かせ私たちを楽しませてくれます。
人を朝顔にたとえるとすれば、水の役割の一つは「言葉がけ」ではないかと思うのですが、その「言葉がけ」次第で人はやる気にもなるし、逆にひと言で、やる気をなくしてしまうこともあります。
言葉は、毎日何気なく使っているからこそ、注意したいポイントです。
人を育てる言葉とは?
人は誰しも、「承認されたい(認められたい)」という欲求を持っています。
日本ではどちらかと言えば上司が部下を「ほめる」というより、「厳しくしつける」という方式で育てきたように思いますが、特に最近の若手社員や女性はたちは、厳しい言葉がけや叱責をされると、萎縮したりやる気をなくしたりしてしまいます。
今、弊社では、大学教授をお招きして、若手人材や女性育成のための連続講座を行っていますが、先日、講師を務めていただいた、同志社大学の太田肇教授は、“ほめて育てる”ことの重要性についてお話しされました。太田教授の研究によると、同じ集団をほめて育てるグループと、特に意識してはほめないグループに分け実績を計測したところ、ほめて育てたグループの“実績”が明らかににアップしていたそうです。ほめることが実績に関係するとなると侮れません。
しかし、部下を「ほめて育てよう」と簡単に言うものの、自身がほめられるというよりむしろ厳しく指導された上司たちにとっては、「ほめるのは難しい」「甘やかしているのではないか?」と、なかなかハードルが高いものです。
今回のセミナ―で、太田先生が提案されていたのは「ありがとう」「すごい」「えらい」の3つのほめ言葉。たった3つでよいから意識して声掛けをすることだそうです。その際、『必ずしも心をこめなくてもよい』と説明されたので、大変興味深くその理由をお聞きしました。答えは「バレンタインの義理チョコと同じで、義理とわかっていても、もらって悪い気はしないから、とにかくほめる習慣をつけることが大切」なのだそうです。
人がやる気をなくす言葉 ≪モチベーションハラスメント≫
一方、これほどまで言葉が重要であることに上司はなかなか気づいていません。それどころか、むしろ部下を煽るような言葉を使ってしまい、部下を委縮させたり嫌な気持ちにさせてしまうのです。
例えば、5月11日号のAERAにて私が監修した『あなたの会社は大丈夫?こんな言動がモチベーションハラスメント(やる気を阻害し、悩ませる)』というコーナーでご紹介した〝モチベーションハラスメント〟ワードをいくつかご紹介しましょう。
×「俺みたいに部長になれるから、頑張れ!」「目標達成したら、ボーナスが上がるよ!」
今の若手社員は、昇進や賞罰でやる気は上がりません。そもそも、部長のように(忙しそうで、いつも疲れている)は、なりたいとは思っていないのです。まずは、部下がどんな時になるかを知ることです。
×大きな仕事をやっと終えたのに、「お疲れさま」のひと言が言えない。
部下が上司のために仕事をする時代は終わりました。太田先生の言う‘義理チョコ’ではありませんが、相手を労いやる気にさせ、たとえれば‘朝顔の水やり’と思って、せっせと言葉がけをしていただきたいものです。
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7月6日(月)東京会場 講師:精神科医 水島広子氏
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7月8日(水)※大阪会場 講師:同志社大学大学院教授 太田肇氏
http://fwseries002osaka-inv.peatix.com
田原祐子 Tahara Yuko
株式会社ベーシック 代表取締役
国際認定経営コンサルタント
世界46カ国が加盟する国際公認経営コンサルティング協議会の認定を持つコンサルタント(The Certified Management Consultant (CMC))。外資系人材派遣会社のセールストレーナー、経営コンサルタント会社の新規事業室長を経て、1998年に研修・コンサルティング業務を柱とする株式会社ベーシックを設立。独自の〝フレーム&ワーク〟メソッドによって、関係構築型で確実に実績を上げるコンサルティング、営業マン育成や同行訪問による現場での実践指導、時間短縮と業務効率化の両立を手掛け、これらを融合した人材育成の仕組みづくり、営業ノウハウの共有化、顧客データベース構築、マネジメントスキーム構築等の、経営指導を得意とする。特に住宅・リフォーム・不動産業界の現場に精通しており、地方の小さな企業から東証一部上場企業まで、営業戦略、事業継承、人材育成、新規事業立ち上げ、女性活躍推進等のコンサルティングやプロジェクトマネジメントでも、高い評価を得ている。オール電化の普及率を70倍にアップさせた「オール電化」の陰の仕掛け人でもある。著書には、「女性パワーで家は3倍売れる」(住宅新報社)、「女性客のハートをつかむ住宅営業必勝マニュアル」「住宅営業そのやり方を変えましょう」(実務教育出版)等13冊、業界誌への執筆多数。
株式会社ベーシック http://www.basic7.com/