広島県呉市で8年ぶりの「サーパス」供給　穴吹工務店

　大京グループの穴吹工務店は7月下旬から、広島県呉市で同社4棟目となるサーパスマンション「サーパス呉中央」(地上15階建て・総戸数70戸)の販売を開始する。呉市でのサーパスマンションの供給は8年ぶり。

　JR呉駅から徒歩7分の、生活利便施設が整う中心エリアでの供給。3LDK～4LDKのファミリータイプを供給する。価格は未定。竣工予定は2016年8月下旬。

富士通ＦＩＰ、構造計算システム「ストラデザイン」の最新版

　富士通エフ・アイ・ピー（東京都江東区）は、木造住宅・建築物専用の構造計算システム「ＳＴＲＤＥＳＩＧＮ（ストラデザイン） Ｖｅｒｓｉｏｎ１６」を発売する。延べ床５００ｍ２までの「通常版」を９月に、延べ床２０００ｍ２までの「大型対応版」を１２月にリリース予定。
　最新バージョンは、利用者の要望に応えて入出力機能を強化。複雑な構造計算をより簡単かつ効率的に行えるようにした。
　また大型対応版では、日本工業規格木造校舎の構造設計標準「ＪＩＳ Ａ３３０１」をベースに、中大規模木造プレカット技術協会の「トラス屋根構造」の設計規準に準拠。体育館や公民館といった大規模建築の木造化を可能にする。
　通常版は４０万円（１年間サポート料込み）。

玄関収納庫付きプランを５４収録した「間取り集」発売

　遊 建築設計社が運営する遊ベーシックデザインの会（東京都千代田区）は、工務店向けの営業支援ツール「住まいの間取り集」シリーズから、玄関に収納スペースを設けた便利なプランを収録した「玄関収納庫付タイプ」を発売した。
　暮らし方の特徴をまとめたコンセプトページ、外観を確認できるイメージパース、床面積２７〜４２坪の計５４の間取りプランで構成。
　Ａ４判横開き、全２４ページ。６万円／セット（２０冊）。問い合わせはＴＥＬ０３−３２３０−１０７０。

５人の建築家グループ「家をつくろう会議」、サザエさんの家の模型を展示

　５人の建築家で結成されたグループ「家をつくろう会議」は、建築家との家づくりの実際を一般の人向けに展示した「家をつくろう展４」を７月３日から５日の３日間、文京シビックセンターギャラリーシビックにて開催する。今回の展示の目玉は５人が共同設計した「サザエさんの家」。もしもサザエさん一家から家の建て替えを依頼されたら、現代の建築家はどんな家を建てるのか？というテーマで設計された２０分の１の家の模型が展示される。
　４回目となる同展は、建築家がどんな発想で家を設計するのかを、一般の人に楽しみながら感じてもらうために、国民的キャラクターであるサザエさん一家の家を建て替えるという設定をした。
　同グループは、石井秀樹、杉浦充、都留理子、長谷部勉、村田淳の５人の建築家が集まって結成された。
　入場は無料。詳細はホームページで。

ＬＩＸＩＬグループ、住宅・サービス事業領域の新会社を設置

　ＬＩＸＩＬグループ（東京都千代田区）は６月２９日、住宅・サービス事業領域の中間事業持株会社として、ＬＩＸＩＬ住生活ソリューション（東京都江東区）を２６日付で設置したと発表した。事業者、生活者の両方に向け住生活領域でのサービス事業を幅広く展開していく。多様化する住生活分野のサービスを戦略的、機動的に展開していく。
　新会社は、旧トステムマネジメントシステムズの商号・定款を変更して設置された。事業会社として住宅ＦＣ事業を展開するＬＩＸＩＬ住宅研究所、住宅販売のクラシス、不動産事業・ＦＣ事業を展開するＬＩＸＩＬリアルティ、地盤調査・建物検査事業のジャパンホームシールドを傘下に収める。

ノーリツ、中価格帯レンジフードを薄型化し清掃性を向上

　ノーリツ（兵庫県神戸市）は、中級価格帯のスリム型ノンフィルターレンジフードを刷新して最新モデルを９月１日に発売する。
　今回フルモデルチェンジしたのは「ＮＦＧ＊Ｓ１０（コンロ連動機能付）」「ＮＦＧ＊Ｓ０９（コンロ連動機能なし）」シリーズ。
　フードの厚みを従来の６０ミリから３５ミリに薄型化し、高級感のあるデザインに。ファンには油をはじきやすいセラミッククリアコートをほどこし、オイルトレーは着脱しやすく洗いやすい形状に変更した。
　また、本体高さが６０％低くなったことで、高さ制限のあるキッチンにも施工範囲が広がった。９万２０００円〜。

不動産会社向け空き家管理システム、今秋にも提供開始

　ＮＰＯ法人 空家・空地管理センター（埼玉県所沢市）は今秋、不動産会社が空き家管理事業に参入する際に活用できる空き家・空き地管理システム「ＳＡＫＡＳ（サカス）」の提供を始める。
　システムは北斗ソリューションズ（同）と共同開発。業務支援システム、業務マニュアル、タブレットアプリにより、空き家管理の方法やクレーム対応、管理業務の効率化をサポート。導入研修後、すぐに空き家管理を開始できるとする。
　あわせて、同センターに寄せられる毎月５０件以上の相談をもとに空き家の管理・活用に関するコンサルティング業務も行う。
　また、空き家所有者の相談窓口「空き家相談センター」を東京、大阪、名古屋、福岡、仙台に順次開設する予定。

林野庁が地域材活用のモデル的な取り組みに補助 – オンライン記事

住まいづくりの地産地消へ関係者の協業を促す 林野庁が「木づかい協力業者による木材…

第１回ＴＯＭＯＳ交流会、リノベ・カスタマイズ好きの総勢４０名が参加

　リノベーション賃貸ブランド「ＴＯＭＯＳ」を運営するグッドルーム（東京都渋谷区）は６月２６日、ＴＯＭＯＳアンバサダー制度の開始に伴う「第１回ＴＯＭＯＳ交流会」を同社の渋谷ショールームで実施した。ＴＯＭＯＳの入居者をはじめ、「リノベーション」や「カスタマイズ」、またＴＯＭＯＳ入居に興味のある総勢４０名ほどが集い、それぞれの暮らしの工夫や楽しみ方をシェアしながら交流を深めた。
　ＴＯＭＯＳアンバサダー制度はＴＯＭＯＳ入居者および入居希望者を対象とするもので、ＳＮＳや交流会への参加を通じてカスタマイズのアイデアを共有する場として今年６月２２日からスタート。
　今回の交流会では、ＴＯＭＯＳ入居者の中から選ばれた水上淳史さん、石井敢歩さんがスピーカーとして対談し、それぞれの居住空間や自作・独自アレンジの家具などを写真とトークで紹介した。
　交流会に集まったアンバサダーは、リノベーションやＤＩＹを通じて暮らしを楽しむ若い世代が中心。対談者２人の完成度の高い部屋作りやカスタマイズの感覚に対しては「共感」や「憧れ」を示す一方、それぞれの暮らしでは「時間」や「金銭」の面でそこまで手が回らないので自分のペースで楽しむという声も聞かれた。また、住まいに対する価値観として、「無垢」「自然」「リラックス」「生かす」といったキーワードに共感を示す人が多かった。

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