国交省、空き家流通で自治体と宅建業者の連携促進
国土交通省は、空き家の流通に関して宅建業者と地方自治体の連携を後押しする取り組みを始める。両者の協定に向けたガイドラインや協定書のひな形、成功している地域を集めた事例集などを年度内にまとめる。近く実態の調査・検討に入る。
国土交通省は、空き家の流通に関して宅建業者と地方自治体の連携を後押しする取り組みを始める。両者の協定に向けたガイドラインや協定書のひな形、成功している地域を集めた事例集などを年度内にまとめる。近く実態の調査・検討に入る。
住宅金融支援機構はこのほど、同機構が提供する長期固定型住宅ローン「フラット35」の申請戸数を発表した。
それによると、2015年4~6月の申請戸数は3万4275戸で、前年同期比53.9%増加。同期間に融資実行された実績戸数については1万8957戸となり、同38.8%の増加となった。なお、実績金額は5034億7473万円(前年同期比46.7%増加)だった。この増加は近年の低金利によるものと見られる。
LIXILグループ(東京都千代田区)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京都渋谷区)は、「住生活」分野における顧客への生活提案力を高めてゆくことを目的に、業務提携に合意したと発表した。Tポイント・ジャパン(東京都渋谷区)が運営する「Tポイント」サービスを、LIXILグループの各顧客接点において提供する。
LIXILグループは、顧客が豊かで快適な生活を送ってもらうためのサービス向上を目指し、CCCは「住」の部分を強化していくことで、さらに幅広い世代の支持を得ることを狙う。
大阪ガス(大阪市)は、「都市型集合住宅の可能性」をテーマに、2020年代までの社会・時代を想像し、ニーズや社会課題に応えるの集合住宅アイデアを募集する。名称は「NEXT21 アイデアコンペティション」。
応募期間は7月23日~10月13日。詳細はホームページで。
「無印良品の家」をネットワーク展開するMUJI HOUSE(東京都豊島区)は7月23日、外皮平均熱貫流率UA値を0.41の外皮を標準仕様とすると発表した。夏期日射取得係数ηAは1.3。
これまで同社では、「次世代省エネルギー基準」を標準としてきた。新仕様はトリプルガラスとアルミ樹脂複合サッシを併せた「高性能ハイブリッド窓」を採用。 外壁はフェノールフォームの外張り断熱と高性能グラスウール充填断熱を併せた。国は2020年までにゼロ・エネルギー住宅を標準とする目標を掲げており、その普及に向けた取り組みを強化している。
参考販売価格は木の家(間口5間✕4間半、延床面積105.98m2)の場合で税込み1900万円。耐震性能も耐震等級3を標準仕様とする。
「無印良品の家 倉敷店」(岡山県倉敷市)は新仕様のモデルハウスとして、8月8日に新規オープンする。
インスペクション、住生活情報を蓄積新サービスへの活用目指す 構造計画研究所・ニ…
【本社】今、日本で最も有能なファンドマネージャーの一人であるレオス・キャピタルワークスの藤野英人CIO(最高運用責任者)の著書『藤野さん、「投資」ってなにが面白いんで…
エコモット(北海道札幌市)は7月、建設現場向けの遠隔監視システム「現場ロイド」に、パソコンやスマートフォンから監視映像を確認できる新機能を追加した。
今回リリースした「クラウド録画オプション」は、手元のパソコンやスマホで過去の映像を手軽に確認できるもの。利用者の声に応えて開発した。
従来、監視映像を録画するためには大がかかりな設備や録画データの回収が必要だったが、これを解消。データの軽量化やクラウドサーバの増強により、ストリーミング映像をクラウドサーバ上に録画・保存がすることが可能になった。
標準録画プランでは、640x480ピクセルの映像を5秒に1コマの間隔で記録。保存期間は直近30・60・90日間の3パターンから選べ、それ以上の期間データを保持したい場合には、定期的に自社のパソコンなどにダウンロードすることができる。
大建工業(大阪府大阪市)はこのほど、オフィシャルオンラインショップ内で販売している「畳取替えサービス」の購入者を対象としたアンケートの回答を集計した。その結果、サービスの総合評価で5点満点中4.8点の評価を獲得し、特に畳施工店の評価が高かったことから、良質な畳店の紹介が高い満足度につながっているとの見方を示した。
同アンケートは「畳取替えサービス」の作業完了時に、購入者が「WEBページの閲覧性」、「受注担当者の対応」、「担当畳施工店の対応」など11項目について5点満点で評価するもの。直近のデータでは、「WEBページの閲覧性」の平均点が4.5点、「受注担当者の対応」が4.6点、「担当畳施工店の対応」が4.8点だった。
同社はWEB販売による「畳取替えサービス」を2011年からスタート。売上は年々増加しており、今年4月~6月の売上高では過去最高額(対前年比1.8倍)を記録している。
東京・渋谷の住宅展示場で7月17日、温暖化対策に資するエコ住宅・エコカー・エコ家電のヒントをあつめた「COOL CHOICE CITY(クールチョイスシティ)」(環境省主催)がオープンした。
政府は、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減する目標を掲げ、この達成に向けて国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」を7月1日から開始している。
運動は、エコ住宅を建てる、エコ家電やエコカーを買う、公共交通機関を使う、クールビスを実践するなど身近な消費・サービス・生活習慣の「賢い選択」を積み上げることで、温室効果ガスの削減目標をクリアしようというもの。
今回、渋谷にオープンしたまちは、住宅・自動車・家電の3要素で構成。住宅分野では、出展企業であるハウスメーカーらが自社のモデルハウスを使って省エネ・創エネ・蓄エネの工夫、エネルギー見える化の取り組みについて紹介。また、各社モデルハウス内の家電付近にはパネルが用意され、「新旧比べてみよう!」のコピーとともにエアコンやテレビ、照明器具の消費電力量や電気代、CO2排出量の7〜10年前と現在の違いを示している。
会場は「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」(渋谷区神宮前5−53−7)。会期は8月9日まで。駐車場スペースを使ったドームテントでは、リサイクル・リユースをテーマにしたマーケットやワークショップ、地産地消・オーガニックをテーマにしたフード・手づくり品の販売なども行う。