国土交通省は8月25日、中小・中堅建設企業による担い手確保・育成や生産性向上に関するモデル性の高い取り組みに対して、重点的な支援を行う「ステップアップ支援」の対象となる案件の追加募集を開始した。募集期間は9月24日まで。
同事業は「地域建設産業活性化支援事業」の一環。複数の中小・中堅建設企業や中小・中堅の測量業、建設コンサルタント業、地質調査業から構成されるグループによる取り組みが対象。支援額は1案件あたり上限300万円。
第1回公募は8月10日に選定結果が発表されており、20件が支援対象に選ばれた。
木材を使って暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰する「ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)」の第1回応募作品受付が9月1日からスタートする。同賞は、日本ならではの人と地球にやさしい「木のある暮らし」を広げて、市場の拡大や健全な森林づくりの促進、農山村の活性化につなげることを目指すもの。活木活木森ネットワーク(東京都文京区)、国土緑化推進機構(東京都千代田区)、ユニバーサルデザイン総合研究所(東京都港区)とウッドデザイン賞運営事務局が主催する。
作品の募集期間は9月1日~9月30日。応募資格は、企業、個人、団体、自治体、学校、研究機関を問わず、木づかいを推進するすべての者が対象。応募対象分野は、建築、木製品、取組、技術、研究など、木材利用促進につながるすべてのモノ・コト。
表彰部門は「ライフスタイル・デザイン部門」、「ハートフル・デザイン部門」、「ソーシャル・デザイン部門」の3部門。第一次、第二次審査を経て受賞作品(ウッドデザイン賞)、最終審査によって最優秀賞、優秀賞、奨励賞等を決定する。最優秀賞等は12月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される展示会「エコプロダクツ2015」のメインステージで発表・表彰を行う。会期中には受賞作品の展示や、シンポジウム等も予定。同賞の詳細および応募方法はこちら。
建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する総合資格(東京都新宿区)は、2016年度の建築設備士試験対策講座として、新たに「建築設備士学科講座」、「建築設備士設計製図講座」を来年1月から順次開講する。
各講座のスケジュールは、早期講座が1月、建築設備士学科講座が4月上旬〜6月上旬(全11回/計53時間指導)、建築設備士設計製図講座が6月下旬〜8月中旬(全7回/計53時間指導)。受講料は、建築設備士学科講座が20万円(税抜)、建築設備士設計製図講座が20万円(同)、2講座を合わせた建築設備士総合セットが36万円(同)となっている。
講談社のウェブマガジン「ミモレ」にML編集長下田が連載するコラム、「インテリアの小さなアイデア」の先週掲載分をまとめて紹介!
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木の椅子で、時間の経過を楽しむ
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2310
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黒い器はスタイリッシュ!
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2311
8/19
思いやりの手仕事
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2353
8/20
あなたの「家のキャラクター」は何?
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2354
8/21
季節を愛でるということ
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2355
関西アーバン銀行(大阪府大阪市)はこのほど、滋賀県が実施する「子育て応援住宅認定制度」と連携して子育て世帯向けの住宅ローン「滋賀県子育て応援住宅認定住宅ローン」の取り扱いをスタートした。
県の認定を受けた住宅を購入し一定の条件を満たす場合に、基準金利より1.9%優遇金利で住宅ローンを利用できるというもの。
認定基準は、段差の解消、滑りにくい床材などで子どもが事故を起こしにくい仕様、対面キッチンなどで子どものようすが確認できる仕様、自治会・町内会活動が継続的に実施されている——などで、認定住宅は「子育て応援住宅認定マーク」を表示することができる。
ローンの申し込み受付期間は8月20日〜2016年3月31日まで。
良品計画(東京都豊島区)は9月4日の無印良品有楽町リニューアルオープンを機に、新たなリノベーション事業展開を開始する。住空間事業を展開するMUJI HOUSE(東京都豊島区)と連携し、空間を一度基本構造に戻してから自分なりの暮らしの器をつくり出すサービス「INFILL0」(インフィルゼロ)を、施工エリアを都内限定とし、数量限定で提供する。一般客の物件への施工は初の取り組みとなる。
無印良品の全てが揃う世界旗艦店としてリニューアルを迎える無印良品有楽町では、リノベーションを軸に「住空間ゾーン」を展開強化する。家具や寝具、リビングファブリックなどの展示をこれまで以上に充実させるほか、収納や部屋の模様替え相談からリノベーションまで、経験豊富なインテリアアドバイザーが対応する。オフィス等、法人対応も可能。「INFILL0」「INFILL+」も体験可能。さらにイメージがふくらむ疑似体験を実現していく予定。
大建工業(大阪府大阪市)は10月21日、システム収納「MiSEL」と「フィットシェルフ」に新しいアイテムやパーツを追加する。
テレビボードやリビング収納として好評を得ている箱型システム収納の「MiSEL」には、簡単に大容量収納付きの畳コーナーが設置できる「小上りユニット」を発売。腰掛けやすい高さ(H375/D800・450/W800)の引出しユニットの天板に同社の「ZIPANG畳」を採用、ベンチや昼寝スペースとしても使うことができる。
また、背板のない棚型システム収納の「フィットシェルフ」には、国産材を活用した「杉集成材カウンター」を加える。さらに、空間を緩やかに仕切ってほどよいパーソナルスペースがつくれる間仕切りプランも新提案。
棚板角部分はR形状で加工。空気中や手から付着したウィルスをすばやく抑制する、同社独自の「ビオタスク抗ウィルス機能」を備える。
マーケティング×テクノロジーを軸とした事業展開を進めるトレンダーズ(東京都渋谷区)は、“衣”・“食”・“住”の分野に特化した影響力の強いインスタグラマーをネットワーク化し、「ライフ・インスタグラマー・ネットワーク(LIN)」としてサービス提供を開始した。
既にネットワーク化している食に特化した影響力の強いインスタグラマー「デリスタグラマー」に加え、ファッション・美容に特化した「ビュースタグラマー」、インテリアや住まいに特化した「リブスタグラマー」を新たにネッ トワーク化。これらを総称して「ライフ・インスタグラマー・ネットワーク」と名付けた。3つの分野を網羅することで幅広い商材でのInstagramキャンペーンを展開する。
「LIN」を含め、トレンダーズがキャスティング可能なインスタグラマーの総フォロワー数は1000万人を突破。さらに強化することで幅広いネットワーク化を目指す。
省エネ住宅ポイント事務局は、ポイント申請実施率が8月20日の時点で予算額の50%を超えたと発表した。同事務局では、受付終了の直前は多数の申請が集中することが予想されると注意を呼びかけている。
今回発表した実施率は、事務費なども含めた総予算額905億円に対し、事務費や予約・審査中のポイントを含めて集計した概算値。
TOTOは、100周年を迎える2017年に向けた記念事業の一環として、「TOTOミュージアム」を8月28日にオープンする。
同展示施設のオープンにあたって、同社のものづくりの原点である、初代の腰掛式水洗便器を復元したほか、東京オリンピックを機に誕生した日本初のユニットバスルームをホテルニューオータニから移設し一般公開する。また、歴史的な建築物に採用された水回り商品を展示ししていく。
最新商品を展示するショールームや研修センターなどをも集約しており、施設全体の年間利用者数は約8万5000人を見込んでいる。