07 12月 2015
2級建築士設計製図試験、合格者の若返りと女性の割合が増加傾向に
「総合資格学院」を運営する総合資格(東京都新宿区)はこのほど、12月3日に合格発表が行なわれた2015年度2級建築士設計製図試験について分析した結果を発表した。同社は、合格者の若返りから、「指定科目」を修めてを卒業後、すぐに「2級建築士」取得を目指すことがトレンドとなっていることが推察している。
合格者属性の特徴としては、「受験資格別」では、年々増加傾向にある「学歴のみ」の合格者が過去15年で最高の69.1%と全体の約7割を占め、「年齢別」でも「24歳以下」が過去15年で最高の41.9%だった。男女別では、「女性」が34%と過去15年で最も高い結果となった。
受験者数は9456人で、そのうち製図か試験からの受験者は3740人。合格者数は5103人で、合格率は54.0%だった。昨年と比較して、合格率は1.3ポイント下がった。