21 10月 2015
住宅不動産資産価値保全保証協会、BIOSCOPE表層模式柱状図を無料公開
住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都港区)は今年10月から全国 450万件の地盤データを活用したBIOSCOPE表層模式柱状図を全国の住宅会社を対象に無料公開する。11月18日〜20日の3日間、東京ビックサイトで開催される第37回ジャパンホームショーで無料提供(先着100名)する予定となっている。
BIOSCOPE表層模式柱状図は日本全国を100mグリッドに分割し、指定した住所が位置するグリッド内に存在するスウェーデンサウンディング試験データをオリジナルデータにカスタマイズした柱状図を表示する近隣地盤調査データ。柱状図に記載される代表的な情報は、(1)推定土質状況、(2)換算 N値(最小値及び平均値)、(3)自沈層の有無、の3点。
今年2月にサービスをスタートしたBIOSCOPEプレ地盤診断レポートを補完するもので、セットで活用することにより地盤改良工事費用の概算見積を作成することができ、顧客の資金計画により具体的に予算を組み込むことができる。全国公開開始初年度の利用数は年間 1万件を見込む。