12 10月 2015

木版画づくしの1日　at アワガミプリントラボ

こんにちは、クドウです

まだまだ版画をテーマにしたイベント続いています

今日は木版画づくしの日

午前中は、京都で摺り師の勉強もされてきた山住詩織さんによる木版画体験でした

まずは浮世絵等の伝統木版画のお話や用具の説明を。

そして体験で使う今日の版木の絵柄は、山住さんの定番の朝顔と、新しい版木としてお寿司

かわいい図案だったら、版画に興味がない人でも摺ってみたくなるよねー、と、山住さんと相談して彫ってもらいました

大人も子供も楽しんでくれましたよー

朝顔は3版、お寿司は4版ありました。

続いて午後は、京都の伝統木版画工房の摺り師である平井恭子さんによる浮世絵摺りの実演です。

かなり皆さん熱心にご覧頂きまして、質疑応答を交えながらの進行となりました

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版木は葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」

8版を、アワガミの白峰セレクトを用いて摺って頂きました

1色摺り上がるごとにどよめきが…

浮世絵摺りを通して見る機会、なかなか無いですよねー

摺りの作業はもちろん、話術も巧みな平井さんの進行に見入ってしまいましたが、見学の皆さんの熱心さにも感心してしまいました。

誰でもが知っている絵柄に親近感があったのか、浮世絵自体に関心度が高かったのかは判りませんが、喜んでもらえて何より

両方の講座とも来場者数が読めなかったのでドキドキだったのですが、いずれもこれ以上多いとちょっとキツいかなーという程良いご参集を頂き、また楽しんでもらえたことが本当に良かったです

美術大学の版画コースの中でも木版画は人気が減っているというようなお話も伺いますが、まさに木版画の今日の2講座は楽しさと興味深さでいっぱいでした。

和紙と同じく、もっと身近でありたい日本の伝統ですね

山住詩織さんによる木版画講座は11月にもあります

他にも、まだまだ楽しいイベント続きますよー 

ぜひご参加下さい 

http://washi.awagami.or.jp/hall/event/eventlist.php