10 10月 2015
【始まりました】「アワガミ国際ミニプリント展2015」&「阿波紙と版表現展2015」
こんにちは、クドウです
10月10日、いよいよ始まりました
「アワガミ国際ミニプリント展2015」
http://miniprint.awagami.jp/index_jp.html
「阿波紙と版表現展2015」
ここ数日は集中して様々なイベントがありますので、順番にお届けします
まずは10日レポートより。
午前の部は前回奨励賞を受賞された濱本澄江さんによる?ペーパースクリーン版画?のワークショップを
ペーパースクリーン版画とは、謄写版を使い、インクを通す紙と通さない紙で版をつくり、ゴムローラーでインクを刷り上げる版画技法だということです。
けっこう粘着力があるインクで、しっかりとゴリゴリ刷っていましたよー
ベタ面を活かしたり、紙を引っ掻いて線描を残したり、紙を揉んで穴をあけてその揉み模様を活かしたり、簡単な用具と技法で様々な表現が可能です。
いわゆる「ガリ版」刷りですが、その響きに懐かしさを感じる人も多いかと思います。
皆さん楽しんで頂けたようです
続いて午後は会場を山川町総合地域センターに移し、「アワガミ国際ミニプリント展2015」の授賞式及びオープニングセレモニーを開催しました。
本日、5名の受賞者がご参加下さいました。
東樋口さんには受賞者代表として挨拶を頂きました。
左から
大賞:東樋口 徹さん
準大賞:釣谷 幸輝さん
優秀賞:堂藤 由佳さん
優秀賞:栗本 佳典さん
審査員 徳島新聞社賞:鈴木 良治さん
受賞者及び入選作品の情報はこちらからご覧頂けます。
http://miniprint.awagami.jp/exhibitions/index.html
受賞者、審査員、来賓の皆さまによる記念撮影
続いてのシンポジウムは「出品作品から見る現代版画」という名目ではありますが、堅苦しくならずに座談会みたいな感じにしましょう、ということで
審査に関わって頂きました方々より、平木美鶴氏のコーディネートのもとで小林敬生氏、三木哲夫氏、竹内利夫氏、木村秀樹氏に登壇頂きました。
数分会場を離れて戻ってみたら、受賞者が前に….
それぞれより一言と質疑応答等が混ざり、まさに臨機応変な展開となっていました
このシンポジウムの開催場所の調整ではいろいろありまして、襖があるという不思議な舞台での開催となりましたが、客席が近かった事が良かったのか、皆さんから率直なお話が聞けて楽しいひと時となりました
無事にセレモニーも終了
続いてはミニプリント展会場に移動し、ささやかではありますがオープニングパーティーを催させて頂きました
ご遠方からお越しの皆さまも時間が許す限りお付き合い下さいました。
ありがとうございました
合間では地域の皆さまのご厚意により、オカリナとマンドリンの演奏も
今週、続けて各種イベントが予定されております。
ぜひご参加下さい
10月11日(日)
10:30〜 ワークショップ「手作りインクでグリーティングカード作り」 at アワガミプリントラボ
11:00〜 ギャラリートーク「阿波紙と版表現展2015」 at 和紙会館
13:30〜 ギャラリートーク「アワガミ国際ミニプリント展」 at いんべアートスペース
10月12日(月・祝)
10:30〜 ワークショップ「木版画手作り体験」 at アワガミプリントラボ
13:30〜 実演「伝統木版画・浮世絵摺りデモンストレーション」 at いんべアートスペース
各種講座のご案内はこちらからも
http://washi.awagami.or.jp/hall/event/eventlist.php?