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07 10月 2015

今の住まい「住み続けたい」94.8%、住まいに関するシニア層の意識調査

 三菱日立ホームエレベーター(岐阜県美濃市)はこのほど、住まいに関するシニア層の意識を把握するための「『住まい』と『老後』に関する調査」を実施し、その結果を発表した。「持ち家戸建て居住」「既婚」「子ども有」「自宅に同居世帯なし」の全ての条件を満たす60歳から75歳までの男女600名を対象とした。
 調査結果によると「今の住まいに、できるだけ長く住みたいですか」との質問に対して、「是非、住み続けたい」「できるだけ住み続けたい」との回答が合わせて94.8%にのぼった。
 一方で、「今後、足腰が弱くなり、歩行器や車椅子が必要となった場合でも、現在の住まいでストレス(不自由)なく住み続けられますか」との質問には、60.9%が「ストレス(不自由)を感じる」と回答した。
 具体的なストレスの内容については、6割以上が「階段を使うのが億劫」と答えたほか、「上階に洗濯物を干しに行くのが困難」「1階だけで日常生活をおくることができない」などの回答が見られた。
「自宅でストレスなく(自由に)生活できるリフォームや建て替えに興味がありますか」との質問に対して、「とても興味がある」は12.8%、「どちらかというと興味がある」は47.0%だった。