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05 10月 2015

第5回遠州バザールに2・5万人 ドミノ式に知名度広がる

 静岡県西部の企業・商店による展示即売会「第5回遠州バザール」は10月3日・4日、浜松市内で開催した。来場者は若い夫婦や家族連れを中心に2日間で約2万5000人。昨年の第4回に比べ約1万人増加した。
 「衣・食・住」の業界が垣根を越えて連携し、地元の消費者とつながる場をつくる独自イベント。実行委員長を務める鈴三材木店(静岡県浜松市)の鈴木諭社長は「やっている内容は以前と同じ。だが、つながりが口コミで広がった。自発的に宣伝してくれる人が増え、過去の来場者が友人を連れて再訪。ドミノ倒し式に知名度が広まった」と話す。

 会場には住宅をはじめ衣料、小物雑貨、スイーツ、農水産物など約200の小間が並び、ステージ上ではトークショーやコンサートが行われた。恒例の「住宅1棟分の管柱プレゼント」の応募は390件。これまでは追客してこなかったが、今後は応募者に「遠州バザール実行委員会地産地消推進グループ(=地域型住宅グリーン化事業採択)」の見学会やセミナーを案内し、家づくりの相談にのれる体制を整える。
 当日は地域工務店25社が出展し、手づくりのブースを運営。「来場者数が年々増えている。PRのいい機会になる」(Organic wood)「出会いの機会がつくれるのがいい。『今度実際の家を見たい』という申し出も何件かいただいている」(大工小林)などの声が聞かれた。