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30 9月 2015

失敗したかな…と思うフロア。①

 

 先日、猫と暮らしている友人から、近々引っ越すので床材を探している、という相談を受けました。
 賃貸の戸建てで二階建て。ご両親と同居はするものの、彼女達の住む場所は二階部分で、猫嫌いなご両親は一階と住み分けるとの事。
 ペット可の物件ではありますが、ペット仕様ではない為、出来るだけ猫達と暮らすのに快適な空間を作りたいという希望でした。

 大抵はそのような場合はタイルカーペットのカットタイプか、クッションフロアを薦めるのですが、タイルカーペットは誰かしら(猫ですが)が爪砥ぎにしたり、毛玉吐きの度に洗うのも大変だそうで、その後、通販で後敷きの出来るフローリングを購入し敷いたところ、今度は隙間から吐瀉物やマーキング(スプレイ行為)の尿が下に漏れて臭気とカビで困っていると言う話でした。

猫は基本的にトイレの躾は犬よりもずっと楽です。
しかし、毛玉嘔吐やマーキングはトイレではやってくれません。

 漏れなくて、爪砥ぎされず、綺麗にしやすいものならクッションフロアがいいのでは?と薦めてみましたら、以前使用したものは爪で引っ掻かれると傷がつくのが不安だそう。

 そこで、強化クロスのように確かクッションフロアも表面が傷つきにくいのが今は出ていたような気がして、価格帯や種類などを調べると答えてから、ふ…ととある事に気付きました。

去勢・避妊手術した猫でもスプレイ行為はなおらないのだろうか?

 犬の場合は手術だけでなく、同時に躾を入れる必要があるものですが、以前彼女の家に行った時には毛玉はともかく、スプレイの臭いがした事は無かった筈。

 電話を切る直前に聞いてみましたら、
「普通はしないよ!でも今うち26匹いるからさぁ!!(笑)」
確か、私が以前行った時には10匹前後をうろうろしていたのですが、いつの間にか倍になっているのにびっくり。

幾ら猫ボラで、半分は里子に出す予定としても、それは確かにスプレイも毛玉吐きも凄い事になるだろう。

 納得しつつも、13匹の時と26匹の時とのスプレイ行為の分かれ目と26匹の猫達の問題を何とかカバーするインテリアは何か、更には一体どうやって26猫の引っ越しをクリアするのか、突っ込みどころがありすぎてさすがの私も暫し無言になってしまいました。