30 9月 2015
YKK AP、樹脂窓「APW430」に内開き・内倒し窓を追加
YKK AP(東京都千代田区)は同社の高性能樹脂窓「APW430」に内倒しと内開きができるツーアクション窓(ドレーキップ窓)を10月5日に発売する。ドイツでは一般的な窓で気密性の高さが特徴のひとつ。商品説明会であいさつした堀秀充社長は「今後、このタイプの窓を日本に普及させていきたい」と強調した。
新商品はハンドルを90度回して開くと「内倒し」状態で開き、ハンドルを180度上まで回して開くと「内開き」できる。室内側に開けることができるため、掃除がしやすいなどのメリットがある。
ダブルLow-Eトリプルガラスアルゴンガス入りで熱貫流率(U値)0.88W/m2・K、同クリプトンガス入りで0.76。気密を高めるゴムパーツを3カ所に取り付けたことで気密性能は0.53m3/m2・hと、引き違い窓の約4分の1に抑えられる。
専用の網戸や日よけ、シャッターなどと組み合わせて使うことができる。
メーカー希望小売価格は、幅640mm高さ1170mmサイズのダブルLow-Eのタイプで税別9万5200円。