16 9月 2015
住宅産業の戦後70年 検証と証言、そして次代への伝言 特別寄稿 東京大学 教授 松村 秀一 – オンライン記事
住まいの民主化の70年、そして
東京大学 教授 松村 秀一
キーワードとしての「民主化」
戦後の住宅やその生産供給を担った産業の来し方と行く末を一貫した視点で語ろうとする時、最も適切なキーワードは「民主化」ではないだろうか。昨年2月大阪で、リノベーション界の先駆者の一人である中谷ノボルさん(アートアンドクラフト)からふいにこのキーワードを聞いてそう思うようになった。