04 8月 2015
【レポート】第33回☆手漉き和紙研修会 1日目
こんにちは、クドウです
本日からスタートしました
第33回 手漉き和紙研修会
もともと参加者は女性が多いのですが、今回は全員女性
そして12名中9名が外国からの参加です
バイリンガルな開催が必須のため、今年も多くの通訳ボランティアさんのご協力得ながら進行しております
はい、早速スタート
初日の今日は1時からのオリエンテーションから。
講師は、理事長の藤森洋一が務めさせて頂きます
(オリエンテーションなんて30分もいらん!早く作業に入る!と言いながら、やはり予定通り所要時間1時間)
続いて原料作りに突入します
楮の黒皮の表皮と青皮部分をナイフで削る「皮剥ぎ」が最初の行程です。
例年、原料作りはテントを建てて駐車場横のスペースでしてもらうのですが、今夏の猛暑には危険を感じ、屋内で行う事にしました
それでも暑いですけどね、今年の夏
いつも1人500g相当の黒皮を支給するのですが、今回思い切って800gにしてみました
思ったよりも多くて、削っても削っても減らない黒皮
……終ってから気が付いたのですが、間際でキャンセルの方の分も混ざっていたのかも…..
たたでさえ量が増えてるのに、そりゃ多かったなぁ。。
時間を可能な限り延長して頑張ってもらいました
そして今日の仕上げは煮熟
今回は原料の乾燥重量の15%のソーダ灰で炊きます。
このようなアルカリの液で炊く事で、楮の繊維同士をくっつけている物質を溶かし出し、その後の繊維の離解を容易にするのです
いよいよ解散前、和紙会館の駐車場に植えている楮、三椏、雁皮をご覧頂きまーす
以上で本日の作業は終了です
…….いや、作業は終了でも、ここで終らないのがアワガミの手漉き和紙研修会
夜も講座を開設しております
今晩は皆さんの宿まで押し掛け、スタッフのCraigによるアワガミの歴史や活動、そして和紙の製造工程をスライドレクチャーさせて頂きました。
明日からの作業の予習というわけですね
どうやら今週はずーーーーっと晴れの様子の徳島
暑い日が続きそうですが、お近くの方、ぜひ覗きにきてくださいねー
差し入れ歓迎
1日目終了、お疲れ様でした
続く