11 5月 2015
PM2.5おことわり – スマカチブログ
近年、その脅威が急速にクローズアップされてきたPM2.5。
何が恐ろしいのでしょうか?
PM2.5とは、直径2.5マイクロメートル以下の粒子のことで、本来は粒子の大きさを表す用語です。
軽く、浮遊しており、水滴も含まれます。
人の健康にとって恐ろしいのは、硫黄酸化物や窒素酸化物などが含まれているからです。
これが影響を及ぼす健康被害は多岐にわたります。
空気中に浮遊するpm2.5を常に吸い込んでいれば気管支炎や気管支喘息、
肺がんなどの病因になります。
また、肺の奥まで入れば肺胞から血管に入りこんで血管を詰まらせ、
高血圧や心不全、脳梗塞を引き起こし、胃や腸に入れば小さな血管を詰まらせ下血を引き起こします。
また、硫黄酸化物や窒素酸化物などを含む浮遊した水滴が目に入れば、
目薬のごとく角膜の表面に広がって角膜を傷つけます。
鼻の粘膜などに付着すれば、異物と勘違いした自己防衛機能が一生懸命働いて
過剰なアレルギー反応が起きることもあるそうです。
2015/5/8 住まい価値総合研究所
コラムを転載しています。