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31 1月 2012

ヨーロッパツアー2012 6

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SPLIT CLARITY  分かたれた清澄

存在感のある同化
環境と同化を意識する。以前は無理やりMIXしてカオスを作りましょうといってましたが、今年は無理せずあわせて作りこみすぎないがいいみたい。
ごちゃごちゃのパワーみたいなのを使ってたんですが、今年はナチュラルな麻のクタっとした生地にケミカルな生地を単純に並べて吊る位でいいんじゃないでしょうか。
この思想の根底にはすべてをナチュラルでは補いきれないという現実的な問題に対してのソリューションなのでしょうね。

嵐の前の静けさ
物事には常に2面性があるんですね
その2面をうまく使うべしファッションにはあるんですよね。
ダメージジーンズにジャケットあわしたり、スーツにスニーカーとか
やっぱインテリアは少し遅れてる?

機能的に完全なものに魅力を感じなくなってきた30代が一番の消費ゾーンなんですよね。なので、完璧に出来た機能美を備えたものを単純に見せても触手が動かないようです。なので少し未完なものをたして、心地よいものを造ることの重要性。

機能的なもの+デザイン=世界にチャレンジできる
テキスタイルのアプローチの仕方を変えることが大事
使い方変えれば造り方が変わる(発想の転換)

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カラーチャートはこんな感じ
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会場にはミラー張りのBOXがいくつか置かれ中にはハンドクラフト系ナチュラルな照明 やパンチングブラインドなんかが飾られてて、究極の環境同化を表現してたんでしょう

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何度も書いてしまうのですが、今年は単品でなく組み合わせが大切です。
トレンドは「モンタージュ」なんですよ。
イメージ 5ナチュラルな生地とオレンジやイエローの色が目立ちました
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存在感のないチェアー。去年からのトレンドなんですが、この椅子が取り上げられるのには理由があって、この1脚に錯覚・軽量感・エッジを効かす・シルエットなどなどキーワードがいろいろ詰まってるんですね。
ハイムのトレンドはこんな感じです。
多少ヒデキ的に解釈したところあるのですがあんまり難しく考えなくていいんだと思います。
ヒデキが今年ぽくやるならば、
ナチュラルにケミカルな色や生地をあわしたり、
いつもより軽くやるとか、
少し強いカラーレースを使うとか、
ソファーにダバッとカバーかぶせるとか、
黒を使うときにゆるいグラデーションであわせていくとか。
何か今年らしくいきたいな~と思っています。
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
バディー越川クンの旅日記は
http://www.c-aube.jp/12euro/12top.htm