省エネ住宅ポイント、申請受付終了 国交省
国土交通省は、2015年度における「省エネ住宅ポイント」の申請受け付けを終了した。当初予定していた11月末より早いペースで、予算額(905億円)に達した。
省エネ住宅ポイントは、省エネ性能の高い自宅を新築(建売住宅の購入を含む)または省エネ性能を高めるリフォームを行う場合に、省エネ関連の商品や地域産品などと交換できるポイントを発行する制度。1ポイント1円換算で、当該工事での追加工事の費用に充当することもできる。
国土交通省は、2015年度における「省エネ住宅ポイント」の申請受け付けを終了した。当初予定していた11月末より早いペースで、予算額(905億円)に達した。
省エネ住宅ポイントは、省エネ性能の高い自宅を新築(建売住宅の購入を含む)または省エネ性能を高めるリフォームを行う場合に、省エネ関連の商品や地域産品などと交換できるポイントを発行する制度。1ポイント1円換算で、当該工事での追加工事の費用に充当することもできる。
リンナイ(愛知県名古屋市)は、ヒートポンプユニットとエコジョーズを組み合わせた家庭用ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE(エコワン)」(第3世代モデル)のラインアップを拡充。給湯だけでなく、床暖房も電気とガスで運転する「ダブルハイブリッドタイプ」を10月21日に追加した。
床暖房の立ち上がりはパワフルなエコジョーズですばやくあたため、その後は高効率のヒートポンプで沸かしたお湯を循環して室温を維持。省エネ床暖房「床ほっとE」と組み合わせることにより、年間の床暖房ランニングコストをガス給湯暖房機と比べて38%削減できるとする。
大建工業(大阪府大阪市)は10月21日、水に濡れても滑りにくい洗面室向け床材「スリップケア」、汚れやキズに強いキッチン向け床材「キッチンケア」、耐水性を高めた「集成材カウンター<水がかり配慮仕様>」を発売した。
洗面室向けの「スリップケア」は合板+特殊硬化オレフィンシートで構成。濡れても滑りにくく、幅広で目地に汚れがたまりにくい。4色柄。
TOTOとのコラボで開発、TOTOの浴室床とカラーコーディネートできる。
12x455x1818mm。2万2000円/梱(1.65m2)。
特殊MDF+エコ合板+特殊硬果オレフィンシートによる「キッチンケア」は、油汚れを拭き取りやすいのが特徴。耐傷性にすぐれ、ワゴンのキャスターや落下物によるへこみ・キズにつよい。6色柄。
12x455x1818mm。2万2000円/梱(1.65m2)。
既発売の「イージーオーダーゴム集成材カウンター」に水がかかる洗面室などで使える新仕様が加わった。この製品もTOTOとのコラボで生まれた。空気中や手から付着したウィルスの数を減らすビオタスク機能を備える。7色柄。
参考価格は7万4700円(450x1800x30mm)。写真の洗面ボウル・水栓器具はTOTO製。
国立研究開発法人建築研究所(茨城県つくば市)は10月22日、2015年度の「建築研究所すまいづくり表彰 地域住宅賞」の作品募集を開始した。地域に根ざした優れた住まいづくりやまちづくりを表彰するもの。募集締め切りは12月17日。
住宅部門と地域部門の2つの部門がある。地域部門は、すまいづくり活動またはまちづくり活動を行っている個人・組織が対象。
詳細はホームページで。
メガソフト(大阪府大阪市)は10月21日、自動ウォークスルー機能(特許出願中)を備えた建築デザインソフトの最上位版「3DマイホームデザイナーPRO9EX」を発売した。
新しい自動ウォークスルー機能は、間取り図内の見たい場所を順番に指定すると人工知能が経路を自動生成して仮想空間内を動画で見て回ることができるもの。
このほか、ドーマー(屋根窓)、マンサード(中折れ屋根)、カバードポーチ(屋根付きバルコニー)、パインシャッター(飾り雨戸)といった輸入住宅パーツの自動作成機能を追加。より多様な住宅デザインに対応する。
ダウンロード版11万円。
ドイツの家電ブランドMiele(ミーレ)の日本法人、ミーレ・ジャパン(東京都目黒区)は、 ミーレ・センター表参道で「Cafe&Gallery “Design for life.” 」を10月24日~11月3日まで期間限定でオープンする。
“Design for life.” とは、今年6月に新発売した「Generation 6000調理機器シリーズ」のコンセプトで、「人生のあらゆるシーンに、最高のクオリティをお届けしたい」という同社の思いが込められている。同イベントを通して、同製品の開発背景にある新しい価値観や世界観を五感を使って体感してもらうのがねらい。
「Gallery」では、日本を代表する建築家で、同センターの内装を手掛けた隈研吾氏の「Essence of “Design for life.”(デザインの素)」を展示。「Cafe」では、同シリーズのエスプレッソマシンでいれたカフェや、スチームオーブンDGC6800で焼いたスイーツなどが提供される。ドリンク1杯とオリジナルスイーツのセットで、税込み100円。スイーツはなくなり次第終了。売上は同氏が中心となった活動「East Japan Project」に寄付される。
リコー(東京都中央区)は、神奈川県海老名市で建築が進んでいる次世代型マンション「グレーシア海老名」において、来年2月の引き渡し時点から各戸への暮らし情報提供サービスを開始する。
新たに始める「RICOH Smart IT Concierge(リコー・スマート・アィティ・コンシェルジュ)」は、MEMSで把握した各戸のエネルギー使用量、エリアの天気や花粉飛散量、行政や近隣の医療機関・商業施設情報、マンション管理組合からのお知らせといった地域に密着した情報を各戸のインターホンやパソコン、スマートフォンを通じて提供するクラウド型有料サービス。
今後は、海老名市内で同様の情報提供サービス先を拡大するとともに、まちづくりを行う全国の地方自治体・民間事業者と協業して他地域での展開を進める。
NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(東京都渋谷区)は、11月8日に実施する「公認ホームインスペクター資格試験」の受験申込者数が、10月21日現在入金確認分で1321名となり、2009年の試験制度開始より、過去最高となったことを発表した。
同協会は、第三者によるホームインスペクションの普及と診断士育成を行っている。消費者のニーズが高まっているホームインスペクションの良質な担い手を育成するため、同協会が定める診断項目や基準で資格試験や講習を実施している。
試験の詳細はホームページで。
NPO法人輸入建材協議会は、「第4回輸入建材マイスター資格試験」を実施する。輸入建材を取り扱う業務上、知っておくべき知識やノウハウを持つ「輸入建材マイスター」を認定するもの。2016年3月9日に、事前講習会と試験が行なわれる。
申し込みは12月9日~2016年2月19日。受験料と事前講習料、登録料込みで1万5000円。問い合わせは、電話03-3492-5513まで。
山口県で地域型住宅に関わる設計者・施工者と一般生活者からなる山口民家作事組(山口県山口市)は11月7日、「木と土の家」不易流行講座の第4回を開催する。今回のテーマは「環境」。山口県産業技術センターの専門研究員(一級建築士、工学博士)である水沼信氏が、最新の研究成果をもとに木と土の家の健康性、省エネ性、快適性についてわかりやすく解説する。また、講義のあとは「ロケットストーブ」を製作する予定。
開催日時は、11月7日の13時開始(1時間30分程度)。会場は、山口市嘉川地域交流センター(山口市嘉川4651−1)。参加費は500円。問い合わせ、申し込みは山口民家作事組まで。同講座の詳細はこちら。