国土交通省は12月24日、2015年9月分の不動産価格指数(住宅)及び不動産取引件数・面積(住宅)を公表した。不動産価格指数(住宅)のうち、全国のマンション指数は123.7で前年同月に比べて8.3%上昇し、2013年3月分から31カ月連続でプラスを記録した。
全国では、住宅総合が3.6%増の106.5、住宅地が0.5%増の99.2、戸建住宅が2.3%増の101.3だった。
都市圏別に見ると、南関東圏では住宅総合が107.0(4.7%増)、住宅地が98.0(3.4%減)、戸建住宅が100.5(5.0%増)、マンションが121.9(9.3%増)だった。
名古屋圏では、住宅総合が99.5(4.2%増)、住宅地が97.0(3.7%増)、戸建住宅が96.0(3.9%増)、マンションが118.3(4.7%増)だった。
京阪神圏では、住宅総合が106.7(4.5%増)、住宅地が106.9(10.0%増)、戸建住宅が99.2(1.9%増)、マンションが120.3(3.8%増)だった。
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SuMika(東京都港区)は12月24日、新築注文住宅工事における地盤保証と完成保証を含む「新築あんしんサポート保証」の提供を開始した。同社が展開する、建築家や工務店とのオンラインマッチング機能を利用して新築注文住宅を建てる人が対象。費用負担なく利用できる。
同社が保証費用を負担して、「地盤サポート保証」と「完成サポート保証」を提供するする。「地盤サポート保証」では地盤調査の実施と改良工法の提案、引き渡し後10年間の地盤に関する補修工事の費用を負担する。「完成サポート保証」では、工事請負業者が工事を継続できなくなった場合に、工事請負業者の紹介、増嵩費用を最大400万円まで負担する。
12月24日以降に同社のサービスでマッチングが成立したものが対象。
SuMiKaは12月24日、新築住宅注文工事の地盤保証と完成保証を含む「新築あんしんサポート保証」の提供を始めた。地盤保証では、地盤調査の実施と改良工法の提案、引き渡し後10年間の地盤に関する補修工事の費用を負担する。完成保証では、建築請負業者が工事を継続できなくなった場合に、工事請負業者の紹介や費用の増加分などを最大400万円まで負担する。
政府は12月24日、2016年度予算案を閣議決定した。国土交通省予算は一般会計で5兆7767億円だった。
柱は「東日本大震災からの復興加速」「安全・安心の確保」「利便性の高い地域社会の実現」「日本経済の再生」の4つ。その上で住宅・不動産関連では、空き家対策を含むストック活用に引き続き重点が置かれ、「空き家対策総合支援事業」や「先駆的空き家対策モデル事業」、「住宅ストック維持・向上促進事業」などが創設された。予算措置は空き家対策事業の2つが合計20億円、ストック事業が9億9000万円。
パナホームは2016年1月2日から、戸建住宅の新商品「CRSART トキメキセレクション」の販売を開始する。
同社の営業拠点で得た5000人超の投票結果を基に、女性がときめく要素である「家事楽」「綺麗」「上質感」などについて、様々な提案を盛り込んでいる。
東京カンテイは12月24日、2015年11月の中古マンション価格天気図(70平方メートル換算、売り希望価格)をまとめた。大都市部は価格上昇を維持し、「晴れ」が集中している。一方で地方都市は下落している地域が多く、価格は下落傾向にある。
価格の上昇を示す「晴れ」は10から8地域に減少し、「雨」は5から6地域に増加。「小雨」は9地域で変わらず、「曇り」も12地域で変化がなかった。前月「薄日」だった地域のうち、「晴れ」に改善したのは宮崎県のみ。5地域は変化がなく、残る5地域は「曇り」に悪化した。
不動産流通推進センターは2016年1月20日、フォローアップ研修・売買契約編を開催する。宅建業者に、資質向上と紛争防止のためのノウハウを習得してもらうのが狙い。講師は井口寛二法律事務所代表の井口寛二弁護士が務める。
時間は午後1時30分~4時45分。 会場は日本教育会館・第2会議室。 受講料は 8200円(税込み)。
なお同研修は、「公認 不動産コンサルティングマスター認定証」の更新のための「専門教育」ではない。
北洲(宮城県黒川郡)は、伝統的なヨーロッパ調デザインが特徴の注文住宅「HAUZE Wales(ハウゼ ウェールズ)」の新デザインを12月25日に発売する。下屋部分を延長し外部空間を囲むことで、建物と一体となった内庭を設けた。
リビングとダイニングに囲まれた内庭にウッドデッキを設けた空間「まどい~団居~」や、灯かりが縦のラインとなって両サイドから柔らかく壁面を照らす照明「サイドライン」も取り入れた。
LIXIL住宅研究所(東京都江東区)フィアスホームカンパニーは、ホンダ(東京都港区)と共同で開発したコンセプトホーム「次世代レジリエンスホーム『家+X』Powered by Honda」の発売を記念して、太陽光発電に加えて、ガスエンジンで発電する家庭用コージェネレ―ションシステムを特別価格で提供する「ダブル発電フェア」を2016年1月9日から開催する。
同コンセプトホームは、平時には資産価値最大化と生涯コスト最少化を目指し、有事には様々な災害から命や財産を守ることのできる商品として開発されたもの。フェア期間中に、停電時でも使用できるホンダ製ガスエンジンを搭載した「エコウィルプラス」を設置したフィアスホームの新築戸建てを契約すると、「温水床暖房(10帖分まで)」の無償プレゼントと30万円分の「エコウィルプラス」購入支援が受けられる。
LIXIL(東京都千代田区)は12月24日、国土交通省の住宅市場整備推進等事業「省エネ住宅・建築物の整備に向けた体制整備」の補助事業を受託したと発表した。来年1月21日の秋田・水戸会場を皮切りに、全国54か所で「省エネ基準セミナー」を計108回開催し、全国の工務店に向けて平成25年度省エネ基準と同基準適合に向けた同社の支援内容を説明する。
同セミナーでは、高いレベルの省エネルギー住宅(ゼロエネルギー住宅)だけでなく、国が示す方向性に準じて省エネ基準に適合する基本事項を中心に講習会を実施する。また、「水道光熱費シミュレーション」や「外皮計算ソフト」、国や自治体への各種申請に対するサポートツールなど、同社独自のメニューも紹介するという。