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WEB NEWS



住生活に関する世論調査、「中古」購入が9.9%に支持拡大

 内閣府は11月30日、今年10月1日〜10日に実施した「住生活に関する世論調査」の概要を発表した。「住宅を所有したいか」との問いに対して、「所有したい」とする回答は、前回調査(2004年11月)から4.1ポイント減少して74.9%となった。「住宅を購入するとしたら新築か中古か」との質問では、「中古」(戸建、マンション)が6.5ポイント増の9.9%に支持を広げた。「新築」(戸建、マンション)は73.0%と依然支持は高いものの、前回調査と比べて9.2ポイントの減少となった。

 住宅を「所有したいと思う理由」では、「同じところに安心して住み続けたいから」が2.9ポイント増の58.1%、「子どもに財産として残したいから」が1.2ポイント増の10.4%とそれぞれ支持を伸ばした。
 住宅を「所有する必要はないと思う」理由では、「家族の状況の変化(子どもの独立や転勤など)に合わせて自由に住み替えたいから」が1.1ポイント増の19.2%となる一方、前回の調査で最も支持が高かった「多額のローンをかかえたくないから」が7.7ポイント減の20.9%と後退した。
 所有するなら「中古がよいと思う理由」では、「住みたい場所に住宅を購入するためには、中古住宅の価格の方が手が届きやすいから」が61%で最多。「中古住宅を購入しておいて、時期をみて建替えやリフォームをする方が、資金計画などに無理がないから」は前回調査から2.2ポイント増加して29.7%となった。
 今回調査の詳細はこちら。(前回調査の詳細はこちら。)



15年度マン管士試験、1.4万人が受験 合格ラインは36点前後か

マンション管理センターが実施している「2015年度マンション管理士試験」が11月29日、全国8試験地で行われ、1万4094人が受験した(受験率85.6%)。

住宅新報社講師陣の見解では、今年の試験の合格最低ラインは50問中36問前後(2014年度試験は36問)になる見込みだ。区分所有法・民法に比較的容易な問題が目立ち、設備に関する問題の難易度が高かったようだ。

合格発表は来年1月15日の予定。



住宅着工、8カ月ぶりに減少 貸家と分譲住宅減が響く 国交省

 国土交通省の調べによると、2015年10月の新設住宅着工戸数は7万7153戸だった。前年同月比は2.5%減。8カ月ぶりに減少したものの、減少要因は貸家と分譲住宅であり、持ち家は増加基調。そのため国交省は、着工戸数の持ち直し傾向は継続している、との見方を示している。季節調整年率換算値は86万2000戸。



看板建築「ライオンのレリーフ」一区 品川大井町の再開発組合

 東京都品川区の「大井町一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業」を推進する再開発組合がこのほど、事業区域内にあった歴史ある看板建築の一部である「ライオンのレリーフ」を、旧東海道品川宿にある外国人向け宿泊施設へ移築保存した。品川区の意向を受けた取り組み。
 レリーフは60数年前、1枚の銅板を「タタキ出し」という技法を用いて板金職人が制作した。
 同事業には住友不動産が参画している。



障害者差別解消法の対応指針 国交省が公表 12月から全国で説明会

 国土交通省はこのほど、同省の所管事業における「障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」を作成した。2016年4月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」が施行されることを踏まえた対応。
 また国交省は12月から、同法と2014年11月に公布された犯罪収益移転防止法の改正、賃貸住宅管理業者登録制度の3つをテーマにした、宅建業者向けの説明会を開催する。講師は岡本正治弁護士と宇仁美咲弁護士、警察庁、国交省の職員。時間は午後1時30分~3時30分。年内に開催予定の日時と会場は次の通り。
 【関東】12月7日・さいたま新都心合同庁舎2号館【九州・沖縄】12月14日・福岡第二合同庁舎【北海道】12月17日・札幌第1合同庁舎2階講堂【近畿】12月21日・大阪合同庁舎第1別館2階【北陸】



大規模修繕工事の受注、会員シェア36%に MKS

 マンション計画修繕施工協会(東京都港区、坂倉徹会長、MKS)はこのほど、会員社のマンション改修工事の受注動向をまとめた。
それによると、2013年度の会員社のマンション改修工事(大規模修繕工事)受注高は元請けで1384億円、下請けを含めると2137億円となった。
2013年のマンション改修工事市場規模の予測値5916億円(矢野経済研調べ)に対し、元請けで23.4%、下請けを含めると36.1%のシェアを占めることになる。



各地の工務店が事例発表 エコハウス研究会が第2回全国大会を12月7日に開催

 エコハウス研究会(東京都世田谷区)は12月7日、昨年に続いて第2回の全国大会を東京で開催する。
 当日は全国の設計事務所・工務店による事例発表がメーンに行われるほか、エコハウス研究会代表理事の丸谷博男さんによる総括・最新事例の紹介なども。勉強の機会だけでなく、幅広く情報交流の機会としたい考えだ。翌8日には、東京都内建築見学ツアーを行う予定。
 
 場所は東京国際フォーラムD5ホール。参加費は15000円(懇親会費含む)。問い合わせはホームページか、事務局080-5643-0005(磯貝様宛)



パナソニック、パナホームのリフォーム子会社へ出資 事業を拡大・強化

 パナソニック(大阪府門真市)とパナホーム(大阪府豊中市)は、住宅事業の成長分野としてリフォーム事業の一層の拡大と強化を図っていく。パナソニックは12月15日付でパナホームの100%子会社「パナホーム リフォーム」へ第三者割当増資として49%の出資を行う。2016年4月1日付で社名も「パナソニック リフォーム」に変更する。
 パナソニックグループは、2018年度に住宅事業で2兆円の売上目標を掲げている。



コロナ、「ジオシスハイブリッド」が「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞

 コロナ(新潟県三条市)は11月28日、同社の地中熱+空気熱ハイブリッド温水暖房システム「GeoSIS HYBRID(ジオシスハイブリッド)」が、今年度の「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(技術開発・製品化部門)を受賞したと発表した。
 「ジオシスハイブリッド」は、地中掘削にかかるイニシャルコストを低減することで、地中熱ヒートポンプシステムをより身近で現実的なものとし、採用しやすくなるように開発した商品。外気温度に応じて地中熱と空気熱をバランス良く、効率的にくみ上げることで、低ランニングコストも実現した。
 表彰式は地球温暖化防止月間中の12月2日に都内のイイノホール&カンファレンスセンターで開催される。



YKK AP、3つのソーシャルメディアのアカウントを開設

 YKK AP(東京都千代田区)は、顧客との新たなコミュニケーションツールとして、フェイスブック、グーグル・プラス、YouTubeの3つのソーシャルメディアの公式アカウントを11月30日に開設した。日常生活の中でより親しみやすいソーシャルメディアを活用し、ユーザーの視点に立って、窓を楽しむコンテンツを発信していく。
■アカウント情報
Facebook https://www.facebook.com/ykkapjapan
Google+ https://plus.google.com/113884922108242853316/about
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCwPjVfPm6IODmjGrkSNcGUw



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