エコファクトリー(熊本市)が2014年6月に発売を開始したハイブリッド型空調システム「ecowinHYBRID」が、公益財団法人りそな中小企業振興財団(東京都品川区)と日刊工業新聞社(東京都中央区)が主催する、第27回「中小企業優秀新技術・新製品賞」奨励賞を受賞した。
同製品は、輻射式冷暖房と対流式エアコンを融合させたハイブリッド型空調システム。国内最新型の高性能エアコンとの比較では、最大で約34%の省エネを実現可能という。
同賞は、日本の中小企業の技術振興を図り、産業の発展に貢献することを目的に、中小企業が開発した優れた技術・製品を毎年表彰しているもの。今回は、全国から331の応募があり、37の技術・製品が受賞している。
DTS(東京都港区)は、建築用3Dプレゼンテーションソフトの最新版「Walk in home15(ウォークインホーム・フィフティーン)」を4月1日に発売した。改正省エネ基準に対応した「低炭素住宅対応・省エネルギー基準判定機能」を搭載している。2つのサービスも開始し、ハウジングソリューションの拡充を図った。
新製品では、市販のスマートグラスなどのウェアラブル端末とiPADを連携させ、同商品の3D住宅のプレゼンテーションを目の前で再現できるサービスを開始した。また、クラウドサーバー上では、バーチャル展示場「Walk in home PLAZA」で、同商品の3Dグラフィックが閲覧できる。
タブレットやスマートフォンなどのなポータブルデバイスでも、3Dプレゼンテーションが可能となった。
スリーエムジャパン(東京都品川区)は、「3Mファサラガラスフィルム」にすりガラスのようなフロスト調のグラデーションと、シャープで深い黒のグラデーションを含む4柄を発売した。
ガラス装飾用デザインフィルムは、商業施設や医療施設、住宅などで、外壁ガラスやデザインパーティション、ガラス手摺などに主に内側から貼って使用するもの。光を程よく遮りながら緩やかに明るさを伝え、多彩な空間設計を可能とする。グラデーションデザインは目隠しとしてもニーズがある。
LIXIL(東京都千代田区)はマンション・非木造住宅の直張り工法専用の防音床をフルリニューアルし、4月から全国発売する。近年のマンションリフォーム市場の成長に対応したもので、「D.フロア直張り防音床」と「ハーモニアスライト直張り防音床」の2種類でバリエーションを拡充させた。
「D.フロア直張り防音床」は、同社の床材でも人気の高いD.フロア柄の3色(チェスナット、ライトメープル、ウォルナット)を揃えた。「ハーモニアスライト直張り防音床」は、べーシックな木目色クリエカラー5色(クリエホワイト、クリエペール、クリエラスク、クリエモカ、クリエダーク)を設けた。
同社の直張り防音床は、合板に特殊クッション材を張り合わせた防音構造、ワックスがけが不要な特殊処理のほか、表面にハイパーフィルムを採用した仕様となっている。
不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクスト(東京都港区)と、電子雑誌を発行するブランジスタ(東京都渋谷区)は4月14日、無料で読める住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム」を共同で創刊した。毎偶数月の第3週火曜日に発行する。
コンセプトは30~40代男女向けの「自分らしい部屋・暮らし探し」の提案。
創刊号のテーマは「‘楽しい’は自分で作るシンプルリッチな暮らし方」。特集では北欧スタイルやエコ住宅を取り上げた。スペシャルインタビューには女優の米倉涼子さんが登場する。
アクリル専門サイト「アクリ屋ドットコム」を運営するさくら樹脂は、階段の手すりパネルやテラスの目隠しパネルを簡単にオーダーできるサービスを開始した。
階段の手すりパネル、フェンスのパネル、テラスやバルコニーの目隠しパネルが、素材・色・形状・寸法などを入力すると、オーダーできる専用ページを開設。個人・法人を問わず、注文できる。自動見積と図面表示の機能を搭載し、事前に金額と図面のチェックが可能。材質はアクリルとポリカーボネートの2種類がある。
デニムが復活している。大阪の百貨店やファッションビル、大手スーパーなどの店頭には、こぞってインディゴブルーのジーンズの品ぞろえが目立ってきた。
しばらく不振だったイ
中古購入とリノベーションのワンストップサービスを手がける和久環組(神奈川県横浜市)は、昨年10月にスタートした「横濱・地元野菜マルシェ」を4月以降、毎月第3日曜日に定期開催する。
新鮮な朝採れ野菜と対面販売が好評なことから定期開催を決めた。
マルシェの開催場所は同社のショールーム「Beat HOUSE 横浜ショールーム」(横浜市神奈川区鶴屋町1丁目1-2 INUYAMA BUILD.1F)。開催時間は10時から15時まで。今月は4月19日に開催予定。
販売する野菜は地元横浜をはじめ、横須賀、小田原で収穫されたもの。季節や仕入れの状況により、商品のラインナップが変わるのもイベントの魅力。
不動産流通近代化センター(東京都千代田区)は、不動産流通実務の総合力を測るオンライン検定「不動産流通実務検定“スコア”」の提供を開始する。
同検定はPC・タブレットを用いて受検し、受検終了後、直ちに画面にスコアと科目別の正答率が得られる。受検期間終了後には全問題の解説が公開されることから、受検者にとって自身の強みや弱み、目標設定が明確にできることが最大のメリット。
第1回検定の受付期間は5月1日〜5月31日、受検期間は6月10日〜6月14日。受検料は3000円(税込)。