国土交通省が発表した15年2月の不動産価格指数(住宅)によると、全国の住宅総合指数は10年平均を100として、2月は104.6(前年同月比2.0%増)で、3カ月連続増加した。
住宅地は98.0(同1.9%増)、戸建て住宅は100.0(同0.1%減)。マンションは117.8(同4.1%増)で、13年3月から24カ月連続のプラスとなった。
東京都の住宅総合指数は109.1(同3.3%増)、住宅地は110.5(同10.6%増)、戸建て住宅は95.6(同6.4%減)、マンションは118.2(同5.8%増)だった。
東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は124.2(同7.3%増)、住宅地は108.9(同5.8%増)、戸建て住宅は126.0(同7.1%増)、マンションは165.3(同12.0%増)となった。
不動産賃貸仲介のハウスコムは6月1日、埼玉県川口市と愛知県春日井市で2店舗同時オープンする。これで、同社の店舗数は全国145店舗(関東103店舗、東海37店舗、関西3店舗、九州・沖縄2店舗)となる。同社は今期、10店舗の新規出店を計画している。なお、店舗はすべて直営。
不動産流通の主要各社の2014年度仲介実績がまとまった。住宅新報社が26企業を対象に実施したアンケート調査によると、手数料収入は全体の約6割に当たる15社が減収となり、全体の約7割の企業が二桁増を記録した前年と様変わりした。取扱件数は、2社を除いて軒並み減少した。14年4月に施行された、消費税増税前の駆け込みの反動減が顕在化したとみられる。
GLPはこのほど、神奈川県綾瀬市で開発を進めていた物流施設「GLP綾瀬」(延べ床面積6万8000平方メートル)の竣工を発表した。マルチテナント型であるものの、総合物流企業の日本ロジテムが専用で利用する。GLPにとって県内6棟目の施設となる。そのほか2プロジェクト(「GJP座間」「GLP厚木2」)が進行中という。
レンタルオフィスやレンタル会議室、シェアオフィスなどで構成する施設「ビジネスセンター」を展開する日本リージャスは7月上旬、都内に2拠点を新設する。これにより、同社グループとしては都内41拠点体制となる。
YKK AP(東京都千代田区)は6月1日、木質インテリア建材「ラフォレスタ」シリーズを拡充、室内ドアに12デザインを追加する。これで全47デザインとなる。
また、あわせてフローリング、階段もリニューアルする。
近年のインテリアトレンドである「使い古した洋風テイスト」「表情豊かな木調使い」「木目にブラック色のアクセント」を取り入れて、3つのインテリアスタイルに分類。このスタイルに合う新デザインを開発した。
片開きドアの参考価格は8万3000円/セット(722x2033ミリ)。
木調の風合いとビンテージ家具の個性的なアイテムを組み合わせた「ミックストナチュラル」。
木調色を多用した「ウッディナチュラル」。
ホワイト系の木調色をベースにした「フレンチナチュラル」。
北欧インテリアといえば、日本でも定番ともいえるインテリアスタイルですが、北欧インテリアの定義やコーディネートのコツとなると、意外と答えにくいかもしれません。iemoでは、北欧インテリアのコーディネート実例を場所別やアイテム別に、60選をもまとめた記事が人気を集めています。北欧インテリアのコーディネートの参考になる情報が満載です。
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※「iemo(イエモ)」は、住まいやインテリア、暮らしにこだわりを持つ人たちが、アイデアやコツ、ノウハウ等を分かちあうキュレーションメディア。「新建ハウジング」では、「iemo」で人気の記事動向をもとに、生活者が関心を持つコトやモノを紹介します。
SuMiKa(東京都港区)は、7月25日~8月2日に長野県茅野市にて行なう「小屋フェスティバル」の出展者と出店者を募集する。募集期間は、5月27日~6月10日。
同イベントは、小屋を通して色々な暮らし方を考えるもの。まるごと小屋を体験できる仕組みが作れるよう、長野県茅野市という自然あふれるのどかな場所での開催が決定した。
事務局では小屋を生かして普段とは違う雰囲気の店づくりを試したい人や小屋暮らしに似合う道具・雑貨を販売したい人などに参加を呼びかけている。
昨年、東京虎ノ門で計14棟の小屋が展示販売された「小屋展示場」には、7日間で1万2000人の来場があった。詳細はホームページにて。
ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は5月30日〜7月25日、早稲田大学大学院において全15コマの「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」の寄附講座を開講する。
同社が蓄積してきた住宅取得者向けの資産形成・資産マネジメントノウハウを、早大との共同研究を通じて整理・体系化し、不動産活用ノウハウもつ専門家の育成に役立てたい考え。
講座では、複数世代にまたがる家族の財務と投資の意思決定問題を扱う「ファミリー・ファイナンス」について、アドバイザーやコンサルタントの視点から基礎知識とプランニング手法を習得する。
ケーススタディ中心の講義で、(1)ウェルス・マネジメント、(2)ファミリー・ビジネス、(3)タックスプランニング、(4)リタイヤメント・プランニング、(5)不動産運用をテーマに設定した。
担当教員は、講義統括の早大大学院ファイナンス研究科・川口有一郎教授をはじめ、早大および他大学教授、民間シンクタンク研究者、民間企業専門家として同社取締役常務執行役員の川瀬太志氏ら10人が務める。
ポラスグループでプレカット事業を展開するポラテック(埼玉県越谷市)は、中大規模木造非住宅分野のプレカット事業を強化する。専門の営業チームを設置し提案営業を推進するほか、会員制度「ポラテック中大規模の会」を創設。中大規模木造に関する技術を広めることで市場を開拓していく。
専門の営業チームは4人体制でスタート。設計事務所を中心に事例の提供などで中大規模木造による提案を進めていく。同社は中大規模木造向けのオリジナルの商品をそろえており、一般流通材を住宅用のプレカット機械で加工することで低コスト化の提案事例を多数ストックしている。こうした事例を提供することで、これまで重量鉄骨で建てられていた低層中大規模建築物のコストダウン手法として認知を広め、商業施設などでの採用を増やして行きたい考えだ。
新たに創設した会員制度は無料で参加できるようにした。メールを中心とした情報提供に加え、構造相談室を開設し設計士などからの技術的な相談にも応える。また、会員間の情報交換も促し、低層中大規模建築物の木造化を推進していく。
同社の非住宅分野のプレカット事業は、直近の期で前の期に比べ66%増と伸びている。今後、住宅向けのプレカット事業の落ち込みが予想される中、新たな成長分野として積極的に取り組んでいく方針だ。