住宅・不動産サイト「O-uccino」を運営するオウチーノ(東京都港区)は、海外不動産ポータルサイトの提供を始める。
海外の不動産を購入・売却したい人にとって、情報不足や比較検討がしにくいという悩みがあったという。そこで新サイトでは、物件の写真や特徴に加えて平米単価などの情報を公開することで、他物件との比較を容易にした。
現在、イギリス・フィリピン・モンゴル・カンボジアの海外不動産セミナーを実施。8月からは東京・大阪・福岡において海外不動産の投資物件・運用情報を紹介する「海外不動産投資セミナー」を開催する。
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が実施している「定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金」の残額が6月5日到着分まで27.8億円になった。6月4日到着分から1日で2.4億円を消化した計算で、申請件数が駆け込みで急増すれば、今週中にも終了となる可能性がある。予算額を超過した日に到着した申請は、すべて不受理として扱われる。
ゼロエネルギー設計コンソーシアムの主催による「省エネ住宅セミナー『高性能な住宅を効率よく建てる方法』」が6月に高崎・大宮・立川の3会場で行われる。
第1部はTSAエンタープライズ代表取締役西郷徹也氏による特別講演で、「住宅設計支援にいたる背景とその役割」がテーマ。第2部は共催企業の製品紹介として、エクセルシャノン(東京都港区)の高性能樹脂サッシ「シャノンウィンド」、日本スティーベール(川崎市)のダクトレス熱交換器「ツイン・エア・フレッシュ」等、北洲(宮城県富谷町)の潜熱蓄熱塗り壁「エコウォール25」、リンナイ(名古屋市)のガスと電気を併用する「ハイブリッド給湯暖房機ECO ONE」が取り上げられる。
問い合わせは、橋本総業03-3527-5919まで。
国土交通省は6月9日、住宅や建築物の省CO2化、木質化を先導するプロジェクトを支援する「サステナブル建築物等先導事業」の公募を開始した。募集期間は7月17日まで。
同事業は持続可能な社会の構築に向け、先導的な取り組みにかかる費用の一部を補助するもの。省CO2先導型と木造先導型でそれぞれ事業を募集する。
省CO2先導型の対象事業は、住宅や住宅以外のオフィスビルなどの建築物の新築や改修、省CO2のマネジメントシステムの整備のほか、省CO2に関する技術の検証。補助額は補助対象費用の2分の1以内で、戸建て住宅は1戸あたり300万円が上限。
木造先導型は、建築物の木造化・木質化の推進に向けたモデル性、先導性が高いプロジェクトが対象。
採択事業の公表は木造先導型が8月中・下旬、省CO2先導型が9月中・下旬の予定。
軸組工法のプレカット材を手掛けるシンホリ(愛知県半田市)は同社が展開するリノベーションパッケージ「in the RE:LIFE」の事業説明会を6月23日に名古屋で開催する。同商品のモデルルームが完成したことをうけて。
「in the RE:LIFE」は、シンホリがデザイン会社のゼロファースデザイン(東京都目黒区)、日本エネルギー機関(東京都港区)と提携して開発したパッケージ。「木とエネルギーをデザインするリノベーションパッケージ」がコンセプト。
説明会の会場は名古屋金山ワシントンホテルプラザ。詳細は、電話052-322-1151まで。
次世代型の住生活産業を研究・検討する「住まい価値総合研究所」(東京都文京区)はこのほど、かんでんCSフォーラム(大阪府大阪市)と共同で第1回調査「女性の住生活ニーズ調査01〜宝くじが5000万円当たったら何にいくら使いますか〜」を実施し、その結果を6月8日に公表した。
今回の調査の目的は、共働きの増加など社会的な変化の中で、女性が住まいや住生活に対してどのようなニーズを持っているかを調べるもの。調査結果によると、「宝くじ当選金5000万円」の使い途は、「貯金」、「旅行」、「住宅」の順に高い割合となった。「住宅」に使うと答えた回答者の平均金額は1639.6万円、割合は62.7%だった。
「住宅」の平均金額を年代別で比較すると、30代以下が最も高く、次に60代以上が続いた。「住宅」の選択割合の年代別比較では、50代が最も高く、次に60代以上が続いた。平均金額、選択割合の両方を通じて、60代以上の「住宅」に対する投資意欲が高いことが分かった。
今回の調査は今年3月13日〜31日に実施。かんでんCSフォーラムが展開するポータルサイト「フルルKansai」の会員を対象にWEBアンケートを行った。回収サンプル数は1374サンプル。 年代構成比は、30代以下が 13%、40代が39%、50代が32%、60代以上が16%だった。
「住まい価値総合研究所」は、住宅産業情報誌「ハウジング・トリビューン」を発行する創樹社(東京都文京区)が今年4月に創設。住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まり、様々な視点から住まいや住生活に関する研究活動に取り組むという。
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