268億円の資金調達へ 日本リート
日本リート投資法人は、公募と第三者割当による新投資口の発行で、268億円程度の資金を調達する。資産取得資金の一部に充当するほか、借入金返済の一部にあてる。
日本リート投資法人は、公募と第三者割当による新投資口の発行で、268億円程度の資金を調達する。資産取得資金の一部に充当するほか、借入金返済の一部にあてる。
部屋にクローゼットなどの収納スペースが充分に設けられていても、どのように使ってよいかわからず、中が片付かない状態で悩んでいる人もいるはず。無印良品のアイテムはサイズ展開が豊富で、日本の住まいで使いやすいのが特徴。iemoでは、そんな無印良品のグッズを使ったクローゼット内の収納のアイデアを紹介した記事が人気です。
続きは、http://iemo.jp/32106で。
※「iemo(イエモ)」は、住まいやインテリア、暮らし方にこだわりを持った人たちが、アイデアやコツ、ノウハウなどを分かちあうキュレーションメディア。「新建ハウジング」では、「iemo」で読まれている記事動向をもとに、生活者が関心を持つコトやモノを紹介します。
パワーエレック(愛知県名古屋市)は、多機能コンセント「WiFi-Plug1500シリーズ」を発表した。
本体をコンセントに差し込みWiFiと接続、スマートフォン専用アプリをダウンロードするだけで、家じゅうの家電をスマート化できるというもの。特別な工事や専用端末は要らない。
スマホを使って家電のON/OFFやタイマー予約ができるほか、現在・過去の消費電力の可視化、WiFi中継機能による通信エリアの拡大を実現。また、離れて暮らす高齢の家族宅に設置すれば、不自然な消費電力を検知してメールで知らせる見守り機能も搭載する。
月額250円。
6月10日から8月10日の2カ月間、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」でサポーターを募集。対象期間中は予定価格5500円の20〜30%割引で予約を受け付ける。
木造軸組構法のユニットハウス「レブユニット」の展示場が東京・八王子に完成し、6月6日にオープンした。ビスダックジャパン(大阪府堺市)が製造を手掛け、販売代理店である豊神(大阪市)が開設した。
同商品は国産の天然無垢スギ材を使用し、分解や組立て、リサイクルが可能。T字やL字に連結させることもできる。
田原祐子
人を育てるには、「言葉がけ」が重要
5月から6月にかけては、夏に咲く花の〝種蒔き〟に適したシーズンです。そして、夏の花の代表選手は、なんと言っても朝顔ですね。土の中に種を植え、毎日ほどよく水やりをして、ほどよく茎が伸びてきたら支柱で茎をささえ、手塩にかけて手入れするからこそ、やがて大きな花を咲かせ私たちを楽しませてくれます。
人を朝顔にたとえるとすれば、水の役割の一つは「言葉がけ」ではないかと思うのですが、その「言葉がけ」次第で人はやる気にもなるし、逆にひと言で、やる気をなくしてしまうこともあります。
言葉は、毎日何気なく使っているからこそ、注意したいポイントです。
人を育てる言葉とは?
人は誰しも、「承認されたい(認められたい)」という欲求を持っています。
日本ではどちらかと言えば上司が部下を「ほめる」というより、「厳しくしつける」という方式で育てきたように思いますが、特に最近の若手社員や女性はたちは、厳しい言葉がけや叱責をされると、萎縮したりやる気をなくしたりしてしまいます。
今、弊社では、大学教授をお招きして、若手人材や女性育成のための連続講座を行っていますが、先日、講師を務めていただいた、同志社大学の太田肇教授は、“ほめて育てる”ことの重要性についてお話しされました。太田教授の研究によると、同じ集団をほめて育てるグループと、特に意識してはほめないグループに分け実績を計測したところ、ほめて育てたグループの“実績”が明らかににアップしていたそうです。ほめることが実績に関係するとなると侮れません。
しかし、部下を「ほめて育てよう」と簡単に言うものの、自身がほめられるというよりむしろ厳しく指導された上司たちにとっては、「ほめるのは難しい」「甘やかしているのではないか?」と、なかなかハードルが高いものです。
今回のセミナ―で、太田先生が提案されていたのは「ありがとう」「すごい」「えらい」の3つのほめ言葉。たった3つでよいから意識して声掛けをすることだそうです。その際、『必ずしも心をこめなくてもよい』と説明されたので、大変興味深くその理由をお聞きしました。答えは「バレンタインの義理チョコと同じで、義理とわかっていても、もらって悪い気はしないから、とにかくほめる習慣をつけることが大切」なのだそうです。
人がやる気をなくす言葉 ≪モチベーションハラスメント≫
一方、これほどまで言葉が重要であることに上司はなかなか気づいていません。それどころか、むしろ部下を煽るような言葉を使ってしまい、部下を委縮させたり嫌な気持ちにさせてしまうのです。
例えば、5月11日号のAERAにて私が監修した『あなたの会社は大丈夫?こんな言動がモチベーションハラスメント(やる気を阻害し、悩ませる)』というコーナーでご紹介した〝モチベーションハラスメント〟ワードをいくつかご紹介しましょう。
×「俺みたいに部長になれるから、頑張れ!」「目標達成したら、ボーナスが上がるよ!」
今の若手社員は、昇進や賞罰でやる気は上がりません。そもそも、部長のように(忙しそうで、いつも疲れている)は、なりたいとは思っていないのです。まずは、部下がどんな時になるかを知ることです。
×大きな仕事をやっと終えたのに、「お疲れさま」のひと言が言えない。
部下が上司のために仕事をする時代は終わりました。太田先生の言う‘義理チョコ’ではありませんが、相手を労いやる気にさせ、たとえれば‘朝顔の水やり’と思って、せっせと言葉がけをしていただきたいものです。
*株式会社ベーシックからのお知らせ!
【素晴らしい“人財”を育み、実績アップするために知っておきたい人材育成・組織づくりの知恵】~若手社員・女性たちを3年で辞めさせない!連続講座開催~
新建ハウジングの読者の方々を、各講座 通常5000円のところ、限定20名様のみ特別無料ご招待します。(先着順)
第3回講座「なぜ、マネジメントはうまくいかないのか?」
~激変する環境変化への対応と、人・チームの力を活かしたマネジメントの必要性~
6月24日(木) 東京会場 講師:JMCシニアコンサルタント戸張眞氏
http://fwseries003-inv.peatix.com
第4回講座「なぜ、“女”は、組織を乱すのか?」
~会社組織と女性がともに成長するためのポイント~
7月6日(月)東京会場 講師:精神科医 水島広子氏
http://fwseries004-inv.peatix.com
第2回講座(大阪会場)「なぜ、組織は弱体化し、部下はやる気にならないのか?」
~個性を活かし、組織を強くする人材活用戦略~
7月8日(水)※大阪会場 講師:同志社大学大学院教授 太田肇氏
http://fwseries002osaka-inv.peatix.com
田原祐子 Tahara Yuko
株式会社ベーシック 代表取締役
国際認定経営コンサルタント
世界46カ国が加盟する国際公認経営コンサルティング協議会の認定を持つコンサルタント(The Certified Management Consultant (CMC))。外資系人材派遣会社のセールストレーナー、経営コンサルタント会社の新規事業室長を経て、1998年に研修・コンサルティング業務を柱とする株式会社ベーシックを設立。独自の〝フレーム&ワーク〟メソッドによって、関係構築型で確実に実績を上げるコンサルティング、営業マン育成や同行訪問による現場での実践指導、時間短縮と業務効率化の両立を手掛け、これらを融合した人材育成の仕組みづくり、営業ノウハウの共有化、顧客データベース構築、マネジメントスキーム構築等の、経営指導を得意とする。特に住宅・リフォーム・不動産業界の現場に精通しており、地方の小さな企業から東証一部上場企業まで、営業戦略、事業継承、人材育成、新規事業立ち上げ、女性活躍推進等のコンサルティングやプロジェクトマネジメントでも、高い評価を得ている。オール電化の普及率を70倍にアップさせた「オール電化」の陰の仕掛け人でもある。著書には、「女性パワーで家は3倍売れる」(住宅新報社)、「女性客のハートをつかむ住宅営業必勝マニュアル」「住宅営業そのやり方を変えましょう」(実務教育出版)等13冊、業界誌への執筆多数。
株式会社ベーシック http://www.basic7.com/
14社・16人が参加した地域工務店ミーティングin 兵庫
新建ハウジング主催「地域工務店ミーティング in 兵庫」
新建ハウジングは3月3日、神戸市内で「地域工務店ミーティングin兵庫」を開催した。今回で第10回。兵庫県内から14社の工務店に参加をいただいた。各工務店の取り組みの概要とミーティングの内容を抜粋して紹介する。(文中敬称略)
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7月の中頃に新カタログ、「TECIDO Wallcoverings&Fabrics Collection 2015-2016」の発行を予定しております。 5月に発売した「werner aisslinger」コレ […]
著/佐藤善秀
発行/新建新聞社
定価/本体2300円+税 A5判253頁
建て主の実例調査から見えてきた「らしさ」がつくる「新・価値創造」戦略
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〝らしさ〟がなければ生き残れない
面白い時代だと思う。やりがいのある時代だと思う。(略)キーワードは、「生き様」「人生哲学」かもしれない。「地域」かもしれない。「異業種」かもしれない。「コラボ」かもしれない。「グローバリズム」かもしれない。「新しい需要の創造」にむけて、様々な可能性が広がっている。(本書より)
これからの工務店は、より魅力的な住宅や建築のあり方を住まい手に伝えていく存在であってほしいと願います。(建築家・伊礼智氏)
目次……
序章 マーケティングは論理的な科学である
第1講 あなたのお客様はだれなのか?
第2講 あなたはどんな住宅を提供するのか?
第3講 顧客の購買行動と「モデルハウス」
第4講 「見学会」と「住まい教室」
第5講 「プレゼンテーション」と施工現場
第6講 「OB顧客」と「地域のコミュニケーション」づくり
第7講 「新業態」へチャレンジしよう
第8講 「らしさ」にあふれた家づくりで、地域に燦然と輝く工務店の紹介
終章 「らしさ」がなければ生き残れない
新刊 2015年6月15日発行
工務店が未来を書き換えるための最適な教科書
顧客が工務店を選び、対話を重ね、家を建てるまでには、それぞれ固有の物語がある。だが、当の工務店がそのことにあまりに無頓着——。こうした問題意識から出発した著者は、膨大な数の住宅実例に降りて行き、そこで拾った顧客の声を、マーケティングの手法でていねいに分析する。基礎的なマーケティングの学びの書でありながら、机上論に終わらず、生々しい顧客の実像が浮かび上がるのはそのためだ。やがて導かれる著者の答えは、住宅業界は「らしさ」競争の時代にあるということ。あなたの会社の「らしさ」は何か。本書はそれを考えるための唯一の参考書である。
新建新聞社が運営する「新建オンラインストア」でも販売しています。
著者紹介 佐藤善秀 さとう・よしひで
1949年三重県伊勢市生まれ。同志社大学卒業後、日本マーケティング研究所勤務を経て94年ロスコ・アールディ研究所を設立。40年にわたってマーケティングリサーチ、経営戦略・商品企画、営業・販促企画、教育研修に携わってきた経験を生かし、最近は地域住宅会社のマーケティング支援に力を注ぐ。2005年からNPO法人環境共棲住宅「地球の会」理事(事務局長)。主な著書に「刻のかたち」「刻の休日」(鶴書院)など。大阪府在住。
東急不動産(東京都渋谷区)とファミリーネット・ジャパン(FNJ、東京都渋谷区)は、自宅のテレビで入居後の暮らしをサポートする新サービス「B-Stick(ビースティック)」を共同開発した。分譲マンション「BRANZ」購入者へのサービスを強化するため、今夏より本格的に導入開始する。
新サービスは、専用の端末を自宅テレビに差し込むことで利用できる。テレビ画面に同ブランド独自のホームページ画面が映し出され、「BRANZ SUPPORT」の各種サービスに加えて、マンションライフに役立つ様々な情報やコンテンツを見たり、インターネット端末として活用したりすることができる。
今後、ブランズタワーみなとみらい(横浜市)、ブランズ円山(札幌市)、ブランズ夕陽丘(大阪市)、ブランズ町田(東京都町田市)を皮切りに、同ブランドのマンションでサービス提供を進める予定。
みやじまなおみ
「子どもの頃の家で、最初に思い出すものってなに?」
飲み会の席で唐突に聞いてみたところ「竹垣」と答える人が何人かいました。
ふーん、竹垣ね。たしかに、最近の家では見かけないなあと思いつつ、アルバムを開くと、わが家にも敷地を囲むようにして竹垣がありました。おそらく四ツ目垣といわれる、外から家の様子がまる見えのタイプです。両親がこれを選んだのは、目隠しのためというより、家の前が坂道でかなり高低差があったので、子どもが落ちないようにという配慮だったのではないでしょうか。
玄関まわりと庭を仕切る竹垣もあり、こちらは斜め組子のタイプで、小さな木製のポストが鳥の巣箱みたいにちょこんとかかっていました。いかにも昭和チック!記憶しているわけではありませんが、おむつが取れる頃までは、竹垣の内側=庭が子どもたちの自由な遊び場だったと思います。
ただし、庭といっても土が盛ってあるだけ。写真をよく見ると、石ころも混じっています。ここで思いっきり転んだら、かなり痛そう。後ろには洗濯ものが干されていますが、これも洗濯ひもを渡しただけの簡素なもの。今ならアウトドアのテント生活ぐらいでしかこんな光景見ないんじゃないの? という古さを感じます。カウボーイよろしくガンベルトをぶらさげてポーズをとっている兄も、THE昭和の男の子です。
それでも、私がよちよち歩きを始めた頃には、木の杭を地面に直接打ち込んだような物干し台に竹竿がわたされ、石ころも取り除かれて植木も入り、少しずつ庭らしくなっていきました。
夏はゴザを敷いて、子ども用のプールで水遊び。手持ち花火も家族でよくやった覚えがあります。そのうちに砂場ができ、ブランコが置かれ、ゴーカートもやってきて、殺風景な庭がどんどんにぎやかになっていきました。裏庭には鉄棒もあって、ちょっとした公園並みの設備が整っていったのです。
そんなある日、ビックリすることが起こりました。
うちは兄が初孫だったこともあり、双方の祖父母がとにかく兄を甘やかし、せがまれると何でも買い与えていたのですが、あるとき、わが家の庭にトラックで大きなトランポリンが運ばれてきたのです。その結果、テレビでしか見たことのない珍しい遊具に近所の子どもたちが自然と集まってきて、よく知らない子たちまでが「やらせて!」「やらせて!」と、行列をつくることになりました。なぜか私たち兄妹も順番待ち(笑)。
最初のうちこそ、そのままストレートにジャンプする子ばかりでしたが、だんだんとジャンプした空中で大の字になったり、両手と両足を前に突き出してお尻で着地し、次のジャンプで立ち上がったり、トランポリンの上で縄跳びしたりと、いろいろな技を身につけていったのは楽しかったですね。うちの引っ越しが決まったときは「トランポリンで遊べなくなる」と、残念がる子どもたちが大勢いました。
新しく移り住むことになった世田谷の家は、ブロック塀に囲まれた建売住宅で、庭があるといっても猫の額ほど。結局、トランポリンは処分したのでしょうね。
それでも新しい家は近代的でピカピカ、快適。かつて自分たちのいた竹垣の中はひどく田舎っぽい粗末なつくりだったと、子ども心に感じました。でも、竹垣の外に出て初めて、あの楽しかった思い出はもう二度と取り戻せないものなのだと、同時に思い知ったのです。それからしばらく、ホームシックのような状態になったことを覚えています。
みやじま・なおみ miyajima naomi
主婦ライター。有名人・著名人のインタビュー原稿を請負うほか、編集ライターとして40冊近い書籍の執筆に携わる。神奈川県横浜市の一戸建てで、家族5人、昭和40年代を過ごす。