LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー(東京都江東区)はこのほど、全国の30代女性100名を対象にリフォームをメインとした「住まい/暮らし」に関する各種調査を行い、 その結果を発表した。
「リフォームをするにあたっての心配事はなんですか?」との質問では、「あちこち気になるところが出てきて、予算をオーバーしてしまいそうな気がする」「見積もりよりも費用がかかってしまうことやリフォーム後のイメージとかけ離れたものになってしまうことが心配」など、「費用面」に関する心配の声が多かった。
また「信頼できる業者かどうか」「リフォーム業者が悪徳じゃないか」「業者さんのアフターフォロー」といった「業者選び」に関する心配事も多く見られた。
「家の購入・修繕のための貯金はしていますか? 」との質問では、貯金している人が44%、貯金していない人が56%だった。
同調査は、インターネットによって4月15日〜24日、5月19日〜6月2日の期間に実施された。そのほかの各種アンケート結果は「失敗しないためのリフォーム情報サイト」で公開している。
パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は9月24日、25年間無償保証(機器保証)を実現した住宅用の「太陽電池モジュールHIT」4機種の受注を開始する。
最上位機種には、モジュールと架台の両方を改良した独自の「PS(プッシュ&スライド)工法」を設定。モジュール間の狭小化を図り、美しい外観を実現した。
さらに、モジュール取り付け時の電動工具を不要にするなど施工性を向上。設置時間の短縮化と施工品質の安定化が図れる。
PS工法用標準タイプ(P250αPlus)は公称最大出量250W、モジュール変換効率19.5%。17万3000円。
永大産業(大阪府大阪市)は7月27日、堺市にある体感型ショールーム「大阪ファクトリーギャラリー」を1000m2に拡張してリニューアルオープンする。
生産工場併設ショールームのため、材料から製品に至るまでの製造プロセスから性能へのこだわり、各製品や室内空間をリアルサイズで見ることができる。
3階は、ドア300本とフローリング42種のコーディネートができるエリア、シューズボックスやシステム収納の使い勝手を確認できるエリア、間取り可変が可能なルームプランや世代別のリフォーム事例の提案エリア、インテリアと調和するキッチン空間を体感できるキッチンランドの4エリアを新設。
2階は、サービス付き高齢者向け住宅、内装製品の提案に加え、同社のキッチンの歴史とコンセプトを紹介するエリア、シニアの身体状況を疑似体験できるエリアからなる。こちらは昨年のオープン時と変わらない。
ヤマダ・エスバイエルホーム(大阪府大阪市)は8月1日、住宅メーカー初の保証サービスとして「SxL住宅設備延長保証システム(10年)」を標準搭載した新築戸建住宅(併用住宅及び一部エリアは対象外)の販売を開始する。
同システムは、対象の住宅設備機器の保証期間を引渡日から10年間に延長して保証するもの。保証期間中、対象機器に故障が発生した場合は、無償で回数制限無く修理対応し、修理不可の場合は交換対応する。修理・交換後も保証は建物引渡日から10年に至るまで継続する。
延長保証標準搭載対象機器は、エアコン(4台まで)、レンジフード(1台)、換気扇(全ての換気扇)、給湯器(ガスまたはエコキュートのいずれか1台)、洗浄便座(2台まで)、コンロ(ガスまたはIHヒーターのいずれか1台)。有料オプションでさらに保証対象部材を拡大できる。
アルヒ(東京都港区)は、女性向け住宅ローンサービスとしてコンシェルジェデスクを設けた、 「ARUHI with Woman(アルヒ ウィズ ウーマン)」を8月3日から開始する。
女性のためのコンシェルジュデスクとして、住宅購入に際してさまざまな質問や疑問に答える。将来的には、「家探し」の手伝いなどもできるよう、サービス拡充を図っていく考え。
最長35年間の全期間固定金利の住宅ローン「ARUHIフラット35」、または複数の金利タイプや商品タイプでニーズに応える「ARUHIフリーダム」の いずれかを女性が主債務者で契約すると、住宅ローンの返済を保障する2つの保険を半額にする特典や、住宅購入後の暮らしをサポートする会員組織「ARUHIメンバーズクラブ」のサービスも利用可能。
太陽光発電協会(JPEA、東京都港区)は7月29〜31日の3日間、東京ビッグサイトにおいて太陽光発電の総合イベント「PV JAPAN2015」を開催する。
国内外の太陽電池メーカー、部品・材料サプライヤー、大学・研究機関など産官学の幅広い分野が新製品や新技術を展示。西展示棟内アトリウムには「アカデミックギャラリー」を設け、産学交流の場を提供する。
無料の専門セミナーや、有料の技術講習会なども予定。住宅分野では、メインステージセミナーにおいて「販売品質向上に向けての取り組み」「太陽光発電協会表示ガイドラインについて」「蓄電システム導入支援事業について」を開催する。
詳細・セミナー申し込みはコチラ。
三井不動産リアルティが東京都港区南青山5丁目で事業企画・媒介業務を担当する1棟リノベーションマンション「ジ・アッパー・レジデンシーズ南青山」の区分販売事業が順調に進んでいる。昨年10~11月、今年1~2月の2回に分けて販売した第1期分(13戸)は完売し、7月から第2期として新たに4戸を販売している。
1棟リノベーションでは、1992年に竣工した外国人向け高級賃貸マンションを刷新。空室となった部屋から順次改修し、区分所有物件として販売している。販売済みの第1期販売分(13戸)は専有面積が74~166平方メートルで、価格は1億200万~3億5000万円だった。
長谷工コーポレーションは、マンション事業主と長谷工グループによる建設・建築仕様決定のプレゼンテーションスペース「LIPS」内にあるモデルルームを「Be―NEXT」仕様に改装した。同社が次世代マンション企画として位置づけている「Be―NEXT」を、業界に更に広めたい考えだ。
Be―NEXTは、「基本性能の充実」「可変性」「環境・防災対策」の3つをキーワードとしたマンション企画。2012年2月に開発されて以降、34物件・約6000戸に採用されている。
三菱地所、三菱地所設計、高砂熱学工業はこのほど、冷温水を活用してデスク単位で温度調整ができる冷暖房付きオフィスデスクを開発した。早大創造理工学部・田辺新一教授らとの共同開発。
デスクトップに内蔵されたパネルに冷水を循環させることで、デスクの表裏を冷やす。向き合ったデスクを仕切るパーティションにも冷水循環させ、取り込んだ風を冷やしてファンから送風することができる。冬には温水を循環させ、デスク下を温められるという。
今後、大手町タワー・JXビルの一部フロアに導入する。
国土交通省は、空き家の流通に関して宅建業者と地方自治体の連携を後押しする取り組みを始める。両者の協定に向けたガイドラインや協定書のひな形、成功している地域を集めた事例集などを年度内にまとめる。近く実態の調査・検討に入る。