三菱電機(東京都千代田区)は、空調システム事業の規模拡大に向けて、家庭用および業務用空調機器のグローバル対応の新製品開発を加速するため、静岡市にある静岡製作所に「空調開発設計・評価棟」を建設する。稼働開始は2019年6月を予定。
今回、静岡製作所の敷地内に同施設を建設することで、分散していた設計や試作、試験評価部門を集約し、グローバル対応の新製品開発の加速に向けた開発体制の強化を図っていく。投資額は約50億円。
同社は、日本と英国、タイ、中国、メキシコの世界5カ国に空調機器の製造拠点を展開し、静岡製作所はそのマザー工場として、グローバル市場に向けた製品開発力の強化が求められている。
ニチベイ(東京都中央区)は、広島で建設を進めてきた西日本工場を8月3日から稼働する。ブラインド、ロールスクリーンの生産能力増強と、安定供給体制の強化を図るもの。
アルティメット総研(東京都新宿区)は、運営する賃貸サイト「ウチコミ!」の入居希望者会員を対象に、「DIY賃貸に関する意識調査」を実施し、調査結果の概要を発表した。今住んでいる部屋をDIYしたいと思ったことがあるかという質問では、「DIYしたいと思っていたけれども何もしていない」という回答が41.5%と高く、「そもそもDIYをしたいという気がまったくない」が24%、「実際にDIYをしたことがある、DIY可能な物件に住んでいる」が12.9%と続いた。
今住んでいる部屋の満足度に関する問いでは、65%の人が今の住まいに不満があると回答。「壁に画鋲を打てない」が25.3%、「床を好きなものに交換できない」が13.8%、「壁紙の色を変えられない」が12.9%といったように、部屋の床や壁についての不満が多くみられた。
今まで部屋探しのときにDIY可能かどうかで探したことがあるか聞いたところ、「DIY可能な部屋を探したかったが探す方法がなかった」が42.4%と「DIY可能な物件に興味がない」が40.1%で回答が割れた。
賃貸業界内でDIY賃貸を推進する動きが顕著ではあるものの、入居希望者からすると、興味はあるがどのようにすればいいのかわからず、行動を起こせていないという現状が浮き彫りとなった。
調査期間は7月3日~5日で、有効回答者2170名。
NTTスマイルエナジー(大阪府大阪市)は、7月29〜31日に東京ビッグサイトで開催される「PV JAPAN2015」に出展。10月発売予定の太陽光発電の需給状況見える化サービス「”エコめがね” 全量モバイルパックパワコン接続タイプ」を展示する。
2015年4月以降、東京電力、中部電力、関西電力以外の電力会社管内において、出力制御に対応したパワコンや制御機器の導入、通信手段の検討が求められるようになった。
今回の「全量モバイルパックパワコン接続タイプ」は、オムロン製パワコンを対象に、通信回線付き遠隔監視装置のなかに発電制御機能を内蔵してオールインワンパッケージとして提供。出力制御機能の自動アップデートの追加費用、設置現場での作業、追加機器の設置が不要になるという。
また、1〜12台のパワコンに直接接続することにより、パワコンで計測した電力量情報の取り込みが可能。さまざまな規模の低圧設備やパワコン増設への対応などを1台でまかなうことができる。
パナソニックコムハート(大阪府門真市)は、サービス付き高齢者向け住宅の首都圏初進出拠点となる「エイジフリーハウス川崎登戸(神奈川県川崎市多摩区登戸138番地)」を、9月1日にオープンする。同社はパナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社エイジフリービジネスユニットの傘下の企業。
同社が運営するサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス」は、パナソニックグループの住宅設備や電気製品、介護施設や介護サービスのノウハウを生かした住まい。
同じ建物内に小規模多機能型居宅介護事業所「エイジフリー小規模多機能ケア川崎登戸」を併設し、介護が必要となった高齢者は、住み慣れた家、地域での生活を継続することを可能とする。「通い」「泊まり」「訪問」の3つのサービスを組み合わせた在宅介護サービスを、ケアプランに基づいた定額制で24時間365日受けることができる。
こんにちは、クドウです
新しい画材のお店が天王洲アイルにOPENしました
東洋絵画に特化した画材を中心として充実の品揃えを取り揃えた?伝統画材ラボ?です
『PIGMENT(ピグモン)』
140-0002 品川区東品川2-5-5 Harbor One Bldg.1F (最寄り駅:天王…
伝統建築・社寺建築を手がけるいもと建築(岐阜県高山市)は7月27日、飛騨の匠ならではの”手刻み”を代行する新サービス「プレミアム構造パッケージ」をスタートした。
構造材の仕入れから手刻み加工、運搬、上棟サポートまでをパッケージ化。他社との差別化をめざす全国の建築業者向けに、新しい付加価値として「飛騨の大工・宮大工による手刻み加工」を提案する。
特徴は次の5つ。
(1)手刻みを担うのはすべて飛騨地方(高山市・飛騨市・大野郡白川村)で伝統的な大工仕事(構造材の墨付け、刻み)を行っている「飛騨の大工」と、神社仏閣の設計・施工に必要な知識・技術をもつ「宮大工」に限定
(2)徹底した管理体制と高精度な加工技術
(3)JASの強度等級認定を取得した良質木材、主に岐阜県産のヒノキ・スギを使用
(4)面積単価ではなく、構造材の本数・必要な加工手間を細かく算出し適正価格で提供
(5)「品質証明書」「作業工程記録簿」「オリジナル焼印」「特製コースター」などで住まい手に安心と感動を提供
これにより、優秀な大工職人の活躍の場を広げることも目的の1つ。また、積雪量が多く冬季の屋外作業が減る同社にとって、自社工場内で作業できる手刻みは仕事量の安定化や、別の地域への出張を余儀なくされていた大工職人の負担軽減がはかれるとする。
高品質・高付加価値を確保するため、当面は年間10件程度の受注にとどめ、加工体制の拡充により随時増やしていく。
戸建て断熱リフォームネットワークのハウスINハウスは7月24日、東京・目黒雅叙園において初の全国大会を開催した。
同ネットワークは、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濱村聖一社長)とアンビエントホームネットワーク(同、藤本修社長)との事業提携により、2014年6月に37社からスタート。現在の加盟数は69社・82エリアで、モデルハウス(5拠点)、ショールーム(4拠点)も各地にできつつある。
ハウスINハウスの開発者であり、香川県高松市で戸建て断熱リフォーム事業を展開するアンビエントホームの藤本社長は「これまで断熱リフォームなんて要らないと思われていた温暖な高松市でさえ、ニーズを掘り起こせば平均受注額800万円弱の工事が普通にとれるうえ、住まい手の役に立てるのが『断熱リフォーム』というカテゴリー。いま挑戦すれば競合はおらず、地域一番になれるチャンスもある。今後は『1.5回目の新築』というキーワードを使って断熱リフォームを積極展開していきたい」と話した。
2017年5月〜18年4月末までに年間受注件数2000件、年間売上高130億円(平均受注単価650万円で算出)の目標を掲げ、ニーズが高まる冬季に向けて全国一斉イベントや広告宣伝を予定している。
アクトコールの子会社のインサイト(東京都新宿区)とセブン&アイHD参加のセブン・カードサービスは8月1日から、賃貸物件の入居者にnanacoポイントをプレゼントするサービスを開始する。
nanacoポイントは、セブン・カードサービスが発行するプリペイド(前払い)型電子マネーで、発行件数は4500万枚強。セブンイレブンなどのグループ各店などで使用できる。インサイトは、併せて月額200円で家賃収納代行サービスも提供することで、空室対策に悩む不動産会社やオーナーへの提案が可能になる、としている。
投資用ワンルームマンションの販売や賃貸管理を手掛ける日本財託(東京都新宿区)は、ITを活用した重要事項説明の社会実験に合わせて、ウェブ接客サービス「ファーストレント」を開始する。インターネットを使って「接客」や「部屋の内覧」、「重要事項説明」が出来るシステム。これまでもネット上で部屋の仕様や設備などを確認できる内覧サービスは行っていたが、今回、接客と重要事項説明も行える体制を整えた。
同社は国土交通省が予定しているIT重説の社会実験の参加事業者に応募しており、選定された場合は、重要事項説明までの一貫サービスを提供する。