日本土地家屋調査士連合会は「土地家屋調査士の日」の7月31日を中心に、全国で無料相談会を開く。
土地家屋調査士は、不動産の表示の登記について調査や測量を行い、所有者に代わって登記申請手続きを行う国家資格者。相談会では、境界線のトラブルや表示登記手続きなどの相談に応じ、土地の所有権を明確化する手伝いをするという。
相談会は、関東では群馬県(8月1日開催)を除く都県が7月31日に、近畿では三重県・京都府(8月1日)を除く府県が7月31日に開催する。このほかの全国各地でも行う。詳細は同連合会、電話03(3292)0050まで。
CBREはこのほど、全国主要13都市のオフィスビル市場動向(2015年第2四半期)をまとめた。空室率の低下が進み、賃料上昇が加速している地方都市が増えた。
空室率は13都市中、京都を除く12都市で前期(第1四半期)に比べて低下した。想定成約賃料については、3大都市(東京・大阪・名古屋)を除く10都市中、京都と高松を除く8都市で上昇した。空室率が3%台の札幌と福岡では、それぞれ前期と比べてプラス1.9、プラス1.5%の高い上昇率となった。
森ビルの「アカデミーヒルズ」は8月1日から、運営する「平河町ライブラリー」(東京都千代田区)で、会員以外も利用できるサービス「トク得トライアル」を始める。8月31日までの期間限定。1時間単位で利用できる。始業時間を1~2時間前倒しすることで、早めの退社を促す「ゆう活(ゆうやけ時間活動推進)」を実行したオフィスワーカーの利用を見込む。
価格(税別)は1時間1000円で、5時間以上は5000円となる。
TOTO、大建工業、YKKAPの3社は今年も「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2015」を開催。8月3日〜10月30日まで作品を募集する。
リモデルに積極的に取り組む工務店や設計事務所を対象としたコンテストで、今回で31回目。テーマ別・空間別に最優秀賞や優秀賞など約130点を選出し、全国最優秀賞には賞金10万円がおくられる。
応募方法の詳細はコチラに掲載する。
2014年は3000点以上の応募があり、創造工舎(奈良県橿原市)の 「“リビング&ヨガ”2way空間」が全国最優秀賞に輝いた。
サンゲツ(愛知県名古屋市)は10月、非住宅分野の壁面や床面、家具やキッチンの面材として使用できる大判セラミックパネル「GARZAS(ガルザス)」40色63点を発売する。
最大で横1.5mx縦3.2mの超大型サイズで、多様なインテリアニーズに対応。3〜6.5mmと薄型のため、壁面にも安心して使えるという。
また、セラミック本来の色合いや質感に加え、インクジェットプリントなどで表現された高いデザイン性も特徴。キズや摩耗に強く、メンテナンスもしやすい。
こんにちは、クドウです
一度は行ってみたい、越後妻有の大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp
「大地の芸術祭の里」とは
3年に1度の世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる…
横浜市を中心にデザイン・性能にこだわった注文住宅を手がけるタツミプランニング(神奈川県横浜市、米山茂代表)は、イメージキャラクターにクレイジーケンバンドの横山剣さんを起用。第1弾として、7月20日からFM横浜の新ラジオCMの放送を開始したほか、雑誌・交通広告、建築現場シートで順次展開していく。
「家を建てることは、その土地の風景をつくること」と考える同社は、横浜に生まれ育ち現在も地元を愛して暮らす横山さんに自社の想いを重ね、今回の起用に至ったとする。また、クールで礼儀正しく、真摯に音楽製作に向き合う横山さんは、ものづくりに携わる企業としてめざしたい姿であるとも。
第1弾のメインコピーは「家じゃない、俺たちは、ヨコハマの一部を つくってる。」
イッツ・コミュニケーションズ(東京都世田谷区)は、スマートフォンやタブレットを使って家じゅうの機器をコントロールできるスマートホームサービス 「インテリジェントホーム」に、新しい対応機器として「スマートロック(電気錠)」を追加。8月1日から申し込みを受け付け、8月20日に発売する。
スマートロックは、専用ICカード認証やパスワード入力で施解錠できるほか、スマホに入れた専用アプリを使って遠隔操作によっても施解錠が可能。
外出中に、両親が突然訪問してきた、カギもたない子どもの帰宅時間までに帰れないといったケースでも、遠隔操作やパスワードを伝えて解錠することができる。
また解錠時には、家電コントローラーと連動させて照明やエアコンをつけたり、子どもの帰宅時間に合わせてIPカメラで撮影してメールで知らせしたりと、自由にルール設定できる。
室外リーダー(58x113x16.8)、室内ボディ(70.4x163.4x38)。アルカリ乾電池単3形4本。
オムロン(京都府京都市)は、5月に発売した太陽光発電システムの発電・売電・消費状況をタッチパネルで把握ができる「住宅向け太陽光発電システム用エナジーインテリジェントゲートウェイ」のHEMS連携・遠隔監視・出力制御といった機能を向上。シリーズを拡充して10月に発売する。
今回、発電情報やパワコンの情報をHEMSコントローラ側に直接データ送信する機能を追加。これにより、専用のセンサ計測なしで、メーカーを問わずに住宅全体のエネルギー情報の見える化や太陽光発電システムの監視といった機能を集約できるようになった。
また、同社製のパワーコンディショナと併設することで将来の出力制御にも対応する。
7月29〜31日に東京ビッグサイトで開催される「PVJAPAN2015」のオムロンブース(西ホール、P1-408)に展示予定。
住生活基本計画の見直しに向けた検討を行っている、社会資本整備審議会の住宅宅地分科会は7月28日、住宅関連産業の抱える課題について意見を交換した。そのなかで、職人不足の問題について資料が示され、複数の委員から意見が出された。
国勢調査によると2010年時点で日本の大工人口は約40万人。うち60歳以上が約11万人と3割を占める一方で、30歳未満の若手は約3.4万人と極めて少ない。人口構成が現状のまま推移した場合、今後15年で高齢な職人の退職が急速に進むと、それを補うためにはかなりの若年入職が必要になるという課題を事務局が示した。また、施工業者へのアンケートによる職人不足を伝える資料も提示。ストック型の市場への移行には、適切な維持管理を行うための技能を持った職人の確保が欠かせないという意識を共有した。
委員からは育成の仕組み作りだけでなく公共工事の発注のルール変更も含め、業界・行政をあげた取り組みが必要との意見が出された。