ハイアス・アンド・カンパニーはこのほど、アンビエントホームネットワークと事業提携し全国展開している戸建ての断熱リフォームのネットワーク「ハウスINハウス」について、年間売上高を2017年度末に130億円、受注件数を2000件、平均受注単価を650万円とする目標を決めた。
同グループでは昨年6月から37社で、事業モデルの確立と営業ノウハウの蓄積に取り組んできた。昨年10月に一般会員企業を募集し、現在69社で事業を推進している。
東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、2015年6月の中古マンション価格天気図(70平方メートル換算、売り希望価格)をまとめた。大都市や地方中枢都市は上昇傾向だが、他の地域では下落傾向が強く、価格の二極化が進行している。
価格の上昇傾向を示す「晴れ」は10から12地域に増加。「雨」は5地域で前月と変わらず。「小雨」も9地域で変わらず、「薄日」は12地域から10地域に減少。「曇り」は前月と変わらなかった。全国で天候が改善したのは6から12地域に倍増。横ばいは31から25地域に減少し、悪化は10地域で変わらなかった。
三菱地所などは9月12日と13日、東京・丸の内の丸ビル1階マルキューブで、働く女性の健康課題に対するソリューションを提案するイベント「Will Conscious Marunouchi 2015~まるのうち保健室『私のからだと仲良くなる時間』~」を開催する。
三菱地所などは2014年9月から、約23万人が働く丸の内で女性の健康測定やカウンセリングを行う「まるのうち保健室」を開催してきた。このほど、1000人を超える働く女性の健康データがまとまったことからイベント開催を決定。長く健康に働き続けられるよう正しい知識を提供するシンポジウムのほか、骨密度やヘモグロビン量を実測できる測定ブースなどを設置する。
入場無料。時間は午前11時~午後7時。
個人間売買向けの中古住宅瑕疵保険(既存住宅売買瑕疵保険)の2014年度の申し込み件数が、前年度比で約3倍となった。2013年度以降に実施された、保険期間の短縮や現場検査の一部省略といった商品改定などが寄与したとみられる。
2014年度の申し込み件数は1431件。2013年度は500件だった。
不動産経済研究所と市場経済研究所の調査によると、2014年度における戸建て住宅供給戸数トップは大東建託で6万6314戸だった。2013年度実績を11.4%上回った。2位は積水ハウス(4万9975戸)、3位は大和ハウス工業(4万6651戸)だった。
同調査は、各社の決算報告に沿った完工・引き渡し戸数、計画戸数を年度単位でアンケートによりヒアリングしたもの。
不動産事業を全国展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は、2013年10月から開始した、自宅を売却してもそのまま住み続けることを可能とするサービス「ハウス・リースバック」で、7月16日の契約で累計100件を達成した。
同サービスは、空き家の家主を明確にしていく活動や日頃の営業活動から、主にシニア層から「借金はないが年金だけでは将来が不安」や「相続人がいないため自宅の整理に困る」などといった声が多く聞かれ、解決策として提供を始めたもの。同社では、シニア層の将来の生活に対する不安の払拭するとともに、空き家の増加を未然に防ぐことができるとしている。
クラスコ(石川県金沢市)はこのほど、同社が展開するリノベーションブランド「Renotta(リノッタ)」の新シリーズ「Renotta Colors(リノッタカラーズ)」のデザインやプロモーションに、空室保証の安心を付加した定額20万円のデザインパッケージ「Renotta20(リノッタ20)」の提供を開始した。
新パッケージは、低コスト定額制、空室保証付きの発想をベースに、アクセントカラーを用いたリノベーションでこれまでの部屋のイメージを一新するもの。さらにプロのデザイナーによるプロモーションを仕掛けることで空室改善へと導く。
鶴弥(愛知県半田市)は7月29日、遮熱性能を高めたエコ瓦「Heat・Defence(ヒート・ディフェンス)」を発売した。
粘土瓦「J形防災瓦エース」の裏面に230x280x0.1ミリのアルミテープをほどこすことで、遮熱性能を発揮。
同社試験によると、屋根下地温度はヒート・ディフェンスが約53度、粘土瓦が約61度、化粧スレートが約70度と、他の屋根材に比べ温度を下げることがわかった。また、ヒート・ディフェンスを屋根に採用した場合、化粧スレートよりも冷房費を約1900円/月抑えられるとする。
耐久性は約60年。瓦1枚ずつクギで固定し瓦同士をかみ合わせるため、台風、地震でも崩れない。
屋根に合わせやすい色を厳選し、6種類をラインアップ。600〜900円/枚。受注生産品で納期目安は1.2カ月。
サンパワー・ジャパン(東京都港区)は7月29日、世界記録となる変換効率21.2%を実現したルーフトップ向けソーラーパネル「Xシリーズ」を発表。日本では2016年初旬に発売する。
Xシリーズは、従来型パネルと比べ定格ワットあたり8〜10%多く、同じ面積では25年間で約70%多く発電。出力・製品保証を1つにまとめ、25年保証を実現する。
7月29〜31日まで東京ビッグサイトで開催される「PV JAPAN2015」に出展中。
パナソニック(大阪府門間市)エコソリューションズ社は、8月1日からのキャンペーン期間中に、同社の太陽光発電システムを購入し、出力制御の対象となった場合に、初回に限り一時金を支払うキャンペーンを実施する。
今年1月22日の再生可能エネルギー特別措置法施行規則の一部改定により、指定電気事業者において、発電出力50kW未満の太陽光発電システムも出力制御の対象となった。出力制御が実施された場合に一時金を支払うことで、購入者の負担を軽減するキャンペーン。
キャンペーンの対象となる購入期間は2015年8月1日~2016年3月31日で、応募期間は2015年9月1日~2016年5月31日。対象商品は、発電出力50kW未満の太陽光発電システム、太陽電池モジュール「HIT」とパナソニック遠隔出力制御対応パワーコンディショナを含む太陽光発電システム。問い合わせは、電話06-6908-1131まで。