ファーストロジックはこのほど、運営する不動産投資サイト「楽待」で、新サービス「大家さんの味方」をスタートした。不動産投資に伴う賃貸経営に必要な入居者募集やリフォーム、トラブル対処などをカバーできるよう、塗装や耐震工事、弁護士、金融機関など様々な分野の事業者を検索できる仕組みを用意する。
第1弾の「塗装」(外壁・防水など)では、事業者一括見積もり機能(最大5社)のほか、収益物件ならではの塗装のポイントを紹介したコラム、成功事例なども掲載している。
国土交通省が7月31日公表した2015年4~6月の長期優良住宅の認定戸数は、4月・5月は前年同月に比べ少なかったが、6月は前年を大きく上回った。住宅市場の回復傾向がうかがえる。
6月単月の認定戸数は戸建て住宅だけで1万戸を超えた。消費増税前の駆け込み需要で盛り上がっていた2013年6月の水準と同レベルだった。
国立研究開発法人建築研究所(茨城県つくば市)は7月31日、建築研究資料「平成26年度建築研究所すまいづくり表彰地域住宅賞-受賞作品・活動集-」をとりまとめ、ウェブサイトで公表した。
同賞は、今年3月6日に開催した建築研究所講演会で、住宅の地域性や近年の社会情勢を映した優秀なすまいづくりや地域活動を表彰したもの。受賞作品の特徴、表彰のポイントや意義について取りまとめ、このほど同研究資料として出版した。
同研究資料のダウンロードはこちら。
東京都は8月23日~25日、都内の木造住宅・ビル・マンションの耐震化促進を目的に区市町村や関係団体と連携して展開する「2015夏 耐震キャンペーン」の一環として「建物の耐震改修工法等の展示会及び耐震相談会」を開催する。
都市整備局が選定する「安価で信頼できる木造住宅の耐震改修工法・装置」などを紹介する展示のほか、公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンター、東京都木造住宅耐震診断登録事務所協議会などの相談員による耐震相談会(相談無料)が予定されている。
同イベントに出展予定の大建工業(大阪府大阪市)は、2007年度から「安価で信頼できる木造住宅の耐震改修工法・装置」に選定されている耐震改修パネル「かべ大将」を展示、紹介する。
同イベントの開催日時は8月23日~25日の10時~18時(最終日は16時まで)。開催場所は、新宿駅西口広場イベントコーナー。入退場は自由。
同イベント情報を含む「2015夏 耐震キャンペーン」の詳細はこちら。
桧家ホールディングス(東京都千代田区)は8月1日、永大産業(大阪府大阪市)と共同で開発を行う家電収納付ウォールキャビネット「キッチンウォールキャビ」の新色「ナチュラルバーチ」「ライトチェリー」の2色を子会社の注文住宅販売会社5社とFC加盟店にて販売開始する。
同社の「キッチンウォールキャビ」は、リビングから最も目につく食器棚に“魅せる収納”という考え方を取り入れた新しい発想のキッチン用ウォールキャビネット。一般的なキッチン収納に比べ収納量は約76%増。カラーバリエーションは、今回の2色のほか艶やかな光沢感で人気の「グロスホワイト」がある。
販売エリアは、直営店エリア(関東一円、山形、宮城、福島、長野)およびFC店エリア(静岡、愛知、滋賀、大阪、奈良、香川、愛媛、島根、福岡、熊本、大分、鹿児島)となっている。
LIXIL(東京都千代田区)は7月31日、同社が提案した「ケニア共和国の都市部における水資源確保と水環境改善のための“超節水型トイレシステム”普及促進事業」が、独立行政法人国際協力機構(JICA)が公募した「第4回 開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に採択されたと発表した。昨年採択されて現在進行中の “循環型無水トイレシステム”普及プロジェクトとともに、ケニアの水環境改善、節水への取り組みに協力する。
同社は、ケニアで流通しているトイレのほとんどが大量の洗浄水を必要とする旧式トイレであることから、日本製の超節水型トイレシステム(マイクロフラッシュトイレシステム)による開発効果を検証し、広く普及させるために同プロジェクトを提案した。
超節水型トイレシステムの普及により、急速に人口が増加する都市部での水資源・都市環境問題改善につなげる。また、洗浄水の減量に伴い、水道代を抑えるとともに、腐敗槽(セプティックタンク)の汚泥引き抜き頻度が減ることでメンテナンスコストの軽減も期待できる。
国土交通省が7月31日発表した6月の新設住宅着工戸数は、前年同月比16.3%増の8万8118戸だった。季節調整後の年率換算値は前月比13.4%増と大幅に増え、103.3万戸と2013年12月以来18カ月ぶりに100万戸を超えた。
反動減の影響が大きかった持家も2カ月連続で増加しており、国交省では「駆け込み需要の反動減の影響が薄れ、持ち直している」とみている。
分譲マンションは3カ月連続の増加となり、前年同月比で82.8%増と大幅に伸びた。
NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI)は11月8日、第7回JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験を実施する。同試験は、「既存住宅(木造一戸建て、マンション区分所有者向け)の流通にかかわる住宅の状態を診断するために必要な建物と不動産流通の知識ならびに診断のための検査方法、報告書作成、ホームインスペクターとしての振る舞いなど実務に支障を来さない一定の知識や見識があるか」を問うもの。
出題方法は択一式試験90分(50問の四肢択一)。出題範囲は、主に既存の木造住宅、マンションの専有部分の「ホームインスペクション」(住宅診断)を行うために必要な範囲。
試験日時は11月8日の13時~14時30分。試験会場は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7カ所。会場の詳細は後日郵送の受験票に記載される。
受験料は1万4000円(税込)。10名以上の団体申し込みの場合は1名あたり1万3300円(税込)となる。
合格発表は12月10日。合否の結果と得点は郵送にて通知するほか、同協会ホームページで合格者受験番号と解答番号を発表する。
受験申し込みは9月30日まで。試験の詳細・申し込みはこちら。
国土交通省は7月31日、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の通年申請タイプの申請受付を開始した。申請期間は12月16日まで。これまで同事業を実施したことのない施工業者が対象。これまでに採択を受けたグループ提案者に所属しているが、交付申請をしていない構成者も申請できる。
手間がかかる提案・採択の手続きが不要で、補助金交付申請を受け付けるのが特徴。原則として1住戸で、補助上限額100万円。申し込み順に200戸に達し次第、受け付けは終了する。
12月末までに工事着手が条件。詳細は同事業のホームページで。
インテリア産業協会(東京都新宿区)は、平成27年度の「インテリアコーディネーター資格試験」「キッチンスペシャリスト資格試験」を実施する。7月21日〜8月27日までインテリアコーディネーター(IC)の、8月28日〜10月30日までキッチンスペシャリスト(KS)の受験申し込みを受け付ける。
昨年度の合格率は、IC一次試験が29.7%、二次試験が63.2%、KSが34.%だった。
ICについては、平成25年度までの一次で「インテリア商品と販売」または「インテリア計画と技術」のいずれかに合格した人向けの科目免除者用の一次試験は今回で最後の実施となる。
■インテリアコーディネーター資格試験
・一次試験:学科試験、科目免除者向け「インテリア商品と販売」または「インテリア計画と技術」
試験日:10月11日(日)
試験地:札幌、盛岡、仙台、高崎、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
・二次試験:論文・プレゼンテーション試験(図面の作成等)記述式
試験日:12月6日(日)
試験地:同上
・受験料
一次+二次:1万4400円
一次:1万1300円
二次:1万1300円
・問い合わせ
TELL03−3233−6077
■キッチンスペシャリスト資格試験
・学科試験(マークシートによる択一式)と実技試験(図面表現等によるキッチン空間の企画提案に関する記述式)を同日実施
試験日:12月6日(日)
試験地:札幌、盛岡、仙台、高崎、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
・受験料
学科+実技:1万4000円
学科:1万800円
実技:1万800円
・問い合わせ
TEL03−3233−4808