日本木造住宅産業協会(木住協、東京都港区)はこのほど、設立30年を記念して、労災リスクに対応した会員向けの業務災害補償制度「経営ダブルアシスト」を導入した。同制度は経営者・従業員双方(ダブルアシスト)の業務災害リスクに対応するもので、業務中に被ったケガにつき労災保険の給付決定を待たずに保険金受取りができる。天災(地震・噴火・津波など)によるケガも補償対象となり、保険料水準は一般の契約対比で最大56%割引となる。
また、施主や注文者に対する「地盤の安心・安全の提供」に向けて木住協版地盤保険「The PERFECT 10W(ザ・パーフェクトテンダブリュー)」の導入や、木造構造のセミナー「構造塾」(主催=M'S構造設計)を木住協版にバージョンアップした講座を9月から定期的に開催することも決めた。
住宅金融支援機構(東京都文京区)は9月1日、民間金融機関が提供する「フラット35」の2015年9月の適用金利を公表した。
融資率9割以下、返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は1.54%(対前月比▲0.04%)〜2.22%(同▲0.01%)。最頻金利は1.54%(同▲0.04%)で、2カ月連続の下降となった。
また融資率9割以下、返済期間が20年以下の金利幅は1.31%(同▲0.04%)〜1.99%(同▲0.01%)。最頻金利は1.31%(同▲0.04%)で、こちらも2カ月連続で下がった。
LIXIL(東京都千代田区)は、同社ショールームで対象のリフォーム商品を見積もりし、成約した人の中から抽選で1200名に賞品をプレゼントする「『リフォームを贈ろう。』LIXIL秋のショールームフェア2015」を9月1日から11月30日まで開催する。
同キャンペーンの対象となるのは、肩湯などの新機能を搭載したシステムバスルーム「スパージュ」や、ワークトップにセラミック素材を使用したことで傷や変色が起こりにくく、手をかざすだけで水が流れるハンズフリー水栓を採用した「リシェルSI」など、全25種の商品。省エネ住宅ポイント発行の対象となる、節水型トイレ「サティス」や窓を断熱化する内窓「インプラス」も含まれている。
TOTO(北九州市)は、1980年6月に発売を開始した温水洗浄便座「ウォシュレット」の累計出荷台数が、2015年7月に4000万台を突破したと発表した。シートタイプとウォシュレット一体形便器を合わせて、国内と海外を合計したもの。
温水洗浄便座は、2015年3月の内閣府の調べによると一般世帯普及率が77.5%となった。同社は、1986年にアメリカでの販売を皮切りに海外でも展開。現在では中国、アジア・オセアニア、欧州でも販売している。
中古マンションのリノベーションサービス「リノベる。」を運営するリノベる(東京都渋谷区)は、スマートハウス関連デバイスが集結するスマートハウスショールーム「Connectly Lab.(コネクトリーラボ)」を9月8日にオープンする。
同ショールームは、いろいろな企業がIoT(モノのインターネット)機器をはじめとする様々なデバイスを持ち込みむことができる。また、ショールームに導入済みのデバイスの試用やAPIを利用したアプリケーションの開発が可能。オープン時には世界中から集めた13種類のスマートデバイスを利用でき、今後も追加していく。
同社はスマートハウス事業を進めることで、従来以上に簡易に安価で高品質な家づくりを実現するとしている。機器の選定から導入・アフターサービスまでをサポートする。スマートハウスに関連する用途での撮影、イベントなどでの利用も想定している。
SOLARWORLD JAPAN(東京都千代田区)は、正規代理店と取扱店の募集を開始する。出力が最大25%向上する新型両面発電ソーラーパネル「Sunmodule Protect 360°SW275 Duo」や、p型PERC技術と5バスバーの実用化に成功した60セルタイプ太陽電池モジュール「Sunmodule Plus SW300」などの高出力ソーラーパネルの市場浸透を図るため。
同社は、本社がドイツ・ボンにあり、従業員は約3400人。ドイツのフライベルクとアルンシュタット、米国オレゴン州ヒルズボロに製造拠点がある。
中古マンションリノベーションを手がけるリノベるは9月8日、様々なデバイスを集めたスマートハウスショールーム「Connectly Lab」(コネクトリーラボ)をオープンする。
IoT機器(通信機能を持たせた物体)などショールームに導入済みのデバイスの試用や世界中から集めた13種類のスマートデバイスを利用できる。
場所は、東京都渋谷区渋谷3の10の13 TOKYU REIT渋谷Rビル地下1階。
新日本建物はこのほど、JR宇都宮線・新宿湘南ラインほか土呂駅徒歩2分の場所で販売していた新築分譲マンション「ルネサンス大宮土呂」(さいたま市北区)を完売した。竣工販売で約2カ月での完売となった。
地上8階建て・総戸数28戸。専有面積は65~70平方メートルで、4分の3は60平方メートル台の広さ。価格は3398万~4898万円だった。
ニューユニークス(東京都渋谷区、臼田英司社長)はこのほど、パッケージ型のリノベーションプラン「5・SCENES(シーンズ)」の提供を開始した。
5つのコンセプトを基にしたスタイル型の商品企画で、これまで同社が手掛けていた「オーダー型リノベーション」に次ぐ商品プランにしていく方針だ。
ユナイテッド・アーバン投資法人はこのほど、「東横イン」のホテル3棟を合計55億1300万円で、埼玉県志木市の賃貸マンション1棟を27億3000万円で取得した。これで、同投資法人の資産規模は117棟・5486億6100万円となる。