良品計画(東京都豊島区)は9月3日、報道関係者などを対象に9月4日からリニューアルオープンする「無印良品 有楽町店」の特別内覧会を行った。3階には「無印良品の家」を展開するMUJI HOUSE(同)によるリノベーションの相談コーナーを設け、住居、家具や雑貨などを一体的に提案するフロアとして生まれ変わった。
無印良品のリノベーションは「MUJIインフィル・ゼロ」という、構造や基本設備などの住居のベースの部分に、「MUJIインフィル・プラス」として建具や家具、インテリアを加えていく考え方。ドアノブなど独自のパーツも用意している。
これまで店舗2階にあった木造住宅の「無印良品の家」のモデルハウスの展示はなくなった。
国土交通省は9月3日、今年11月を「建設業取引適正化推進月間」として、建設業の取引適正化に向けて集中的に法令遵守に関する活動を行うと発表した。期間中の取り組みとして(1)ポスターの配布・掲示等、(2)ホームページ等を通じた広報、(3)建設業者等を対象とした講習会等の開催、(4)立入検査等の実施、(5)中小企業庁等との連携、などを実施し、建設業取引の適正化を推進する。
(3)の「建設業者等を対象とした講習会等の開催」については、特に「建設業法令遵守ガイドライン」と「下請契約及び下請代金支払の適正化並びに施工管理の徹底等について」の重点的な周知を行う。
(4)の「立入検査等の実施」では、月間期間以外の立入検査に加え、各許可行政庁または各許可行政庁が連携し、極力、同月間内に立入検査等による指導を実施する。また、社会保険等の加入状況や安全衛生経費の負担状況の確認等もあわせて実施する。
(5)の「中小企業庁等との連携」では、中小企業庁・公正取引委員会主催の「下請取引適正化推進月間」事業との連携(講習会等の周知)を推進するほか、中小企業庁との合同立入検査による指導等を実施する。
国土交通省は9月3日、建設現場の省力化・効率化につながる技術開発を助成する事業の採択結果を発表した。木造住宅に関連した技術では、名古屋工業大学の井戸田秀樹教授による「既存不適格木造住宅の耐震化率を飛躍的に向上させる改修促進のための総合技術の開発」が新規で選ばれた。
井戸田教授が提案するのは、2000棟以上の実績がある改修工法をベースに、汎用的で安価な工法を開発し、リフォーム工事を想定した合理的な設計・施工技術を提供するというもの。あわせて、古い住宅の所有者の改修意欲を高めるための説明ツールとして、住所と耐震診断評点から南海トラフ巨大地震時の住宅の予想損害額、避難確率などを提示するシステムも開発する。
DIY・リノベーション向けツールや職人サービスを提供するウェブショップ「R不動産toolbox」は9月1日、東京・原宿にショールームをオープンした。
ウェブショップ内で販売する商品1200点のうち、オリジナルキッチンや内装材、照明器具、塗料、パーツなど約500点を展示。空間を編集する”お試しの場”として機能させたい考えで、手にとって自由に動かすことができる。
また、作業スペースと工具も用意。クギ打ちやペンキ塗りの練習ができるほか、今後は工具の貸出サービス、ワークショップの開催も予定する。
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3−61−8MK-5ビル1F
営業時間:11:00〜19:00(土日祝休)
無印良品を展開する良品計画(東京都豊島区)は、9月11日より無印良品の提案する「感じ良いくらし」を「Compact Life」という言葉で表現し、「収納」を中心とした暮らしの提案をグローバルで展開していく。シンガポール旗艦店改装オープン記念イベント収納展「MUJI Storage exhibition ~Compat Life~」と、改装オープンする世界最大の旗艦店である有楽町店で9月4日からビジュアルセットを先行配信する。
「Compact Life」とは、無駄のないデザインと汎用性のある商品で、くらしを整え、住まう人の個性を生かした感じよいくらしを実現することだという。
国内店舗では9月11日から11月5日まで、住空間売場で「収納はくらしのかたち」と題した売場展開を行い、店頭にて冊子「Compact Life ~収納はくらしのかたち~」を無料配布する。ウェブサイト「Compact Life」も9月11日より開設し、日本語、英語、中国語(簡体字)にてコンテンツ配信を行う。対応言語は中国語(繁体字)、韓国語と順次増やしていく予定。
E&Gアカデミー(東京都港区)は、エクステリア・ガーデンデザイナーとして必要な設計やデザイン、提案などを11カ月間で基礎から学んでプロを目指す「総合コース」(全日制)を、8年ぶりに2016年4月に大阪校でも開講する。
募集期間は、2015年10月1日~2016年3月31日で、定員になり次第締め切る。講義は、東京・青山校と同内容となる。エクステリアプランナーの2級合格も目指していく。
リクルート住まいカンパニー(東京都中央区)とリクルートテクノロジーズ(東京都千代田区)は9月9日~23日に、東京・八重洲地下街と南砂町SUNAMOのスーモカウンターの店頭に会話型ロボットを設置する。今年4月に店舗デビューの際には、通常の数倍を超える来客数を記録するなど好評だったことを受け、今後の全国展開を視野に入れた第二弾の取り組みとなる。
リクルートテクノロジーズ内の研究開発機関アドバンスドテクノロジーラボが技術開発・アプリケーション開発を担当した独自の会話BOTを、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)とアルデバラン(フランス)が共同開発した「Pepper」へ導入した。店頭の接客担当として、サービス案内やゲーム、会話を行うことにより、ファミリー層の顧客が家族全員が楽しめる店舗を目指す。
公益社団法人インテリア産業協会(東京都新宿区)は、2015年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」の作品応募要項を発表した。施工事例、スタイリング事例を対象とする「事例分野」、自由な発想の広がりを期待する「課題分野」の2分野で募集する。応募期間は、11月2日から11月24日まで(必着)。
「事例分野」は新築部門、リフォーム部門と一居室のシーンに限るスタイリング部門がある。スタイリング部門は小規模な様替えのアイデや、DIY的事例も可。「課題分野」にはA部門「私だけのインテリア空間」、B部門「照明を活かしたユニークなリビング空間」がある。
詳細はホームページで。
城東テクノ(大阪府枚方市)は10月1日、既存の窓枠にかぶせるだけでカンタンに窓枠を新しくできる樹脂製の「リフォーム用窓枠化粧カバー」を発売する。
カバー材とサッシ見切りのダブル構造。サッシ見切りを付けることで既存枠に水が染みこみ、下地が腐るのを防止。木目調の4色。カッターでカットでき、施工時に大きなゴミや音も出ない。
24ミリタイプが5500円/本(130x28x2200ミリ)。
レンタル収納スペース事業を展開しているエリアリンク(東京都千代田区、林尚道社長)はこのほど、郊外エリアで木造2×4工法のトランクタイプの展開を始めた。これまで郊外エリアは屋外コンテナタイプが主流だった。木造2×4工法を採用することで限られた面積の土地でも建設することができ、出店エリアが広がるという。遊休地活用を考える土地オーナーに提案していく。
第1弾は、千葉県船橋市の「ハローストレージ船橋栄町」。全75室で、月額使用料金は4800円(0.7畳)~4万2000円(8畳)。