ブラック・アンド・デッカー(米コネチカット州)は9月中旬、低振動・コンパクト・高耐久な「18V SDSブラシレスハンマードリルDCH273M2」を発売する。
アンカー施工、建具工事、空調工事、電気工事などのコンクリート穴開け、はつり、タイルはがしに対応。18Vクラスでは業界水準の半分以下の低振動、高い打撃力(2.1J)を実現する。充電あたりの作業量を約35%向上した。希望小売価格8万5000円。
あわせて、同機に接続して作業時の粉じん飛散を抑える乾湿両用コードレス集じん機「DEWALT DCV580」と「SDSハンマー集じんテレスコープ」を発売する。
「ORICON STYLE」を運営するOricon Me(東京都港区)は、20代~40代の持ち家に住む既婚者を対象に、リノベーションやリフォームを実施したことがある経験者200名と、現在検討中の希望者300名を対象に「住宅リノベーション/リフォームに関する意識実態調査」を実施した。
リノベーションやリフォームをしたいと思った理由は、「設備や機器を一新したかったから」が1位となり、機能面の重視することが今のトレンドということがうかがえた。
また、リフォームしたい場所の1位はキッチンで、時短や効率性といった使い勝手のよさを求める姿勢が鮮明となった。リノベーションやリフォームの経験者の95.5%が「リフォームやリノベーションをしてよかった」と回答している。
マックス(東京都中央区)は9月7日、モーターを全面改良することで、吐出量を落とさずに静音化を実現したエアコンプレッサ「AK-HL1270E」を発売する。
従来機よりもモーター振動を約50%低減。床打ちや根太レス施工、金物締めなどエア量の多い作業に使う「パワーモード」でも発生音を62dBに落とした。マンションや住宅密集地、住まいながらのリフォーム、朝夕の時間外作業でも近隣にかける迷惑を最小限に抑えることができる。
希望小売価格は20万6000円。
インターネット事業を手がけるビジョナリー(神奈川県藤沢市)は、増加する空き家の問題を解決することを目的とした「誇民家(こみんか)事業」を開始する。「空家を誇れる民家(誇民家)へ再生する」という思いを込めたもの。所有者から物件の有効活用相談を受け、建物の活用可否、立地、商圏、間取りなどの特性を調査した上で活用方法を提案する。自治体や古民家再生を手がけるNPOなどをパートナーとして展開していく。
第一弾として、9月5日に神奈川県藤沢市の空家を活用したリラクゼーションサロン&イベントスペース「湘南かたせ家」をオープンする。そのほか、観光地に存在する古民家を活用した事業など、現在、数件の事業化を進めている。
物件所有者との契約形態は、物件の特性や所有者の意向で決定する。売買、賃貸、収益分配モデル、プロデュース業務受託モデルなどを想定する。「湘南かたせ家」の場合は、自社で買い上げた上でフローリングなどのリフォームを施した。
誇民家事業で想定する業種は、シェアハウス、ゲストハウス、タイムシェア型の別荘、シェアオフィス、サテライトオフィス、サロン、カフェ、レストラン、レンタルスペースなど。事業の運営は基本的に自社で手がける方針。
持続可能なまちづくりを研究・開発するクラブヴォーバン(東京都港区)と環境・エネルギーなどの分野で先進的な取組を行う全国の5自治体で構成する「持続可能な発展を目指す自治体会議」は10月15日、都内で第2回会議を開催する。
プログラムは特別講座と本会議からなる。特別講座では、ドイツ在住ジャーナリストの村上敦氏による講演「地域暖房とコジェネ、エネルギーの高効率化について」などを予定。
本会議では、立命館大学経営学部のヨルク・ラウパッハ教授、ベルリン自由大学博士課程の西村健佑氏、不動産コンサルタントの⻑嶋修氏などによる講演のほか、参加自治体の報告、ディスカッションなどを予定する。
開催時間は13時〜18時30分。場所はフクラシア浜松町(東京都港区浜松町 1-22-5浜松町センタービル6階)。参加費は2万円(税抜、1組2名まで)。
同会議の詳細および申し込みはこちら。
伊藤忠都市開発は、兵庫県西宮市南甲子園の阪神本線甲子園駅徒歩12分の場所で、新築分譲マンション「クレヴィア甲子園」(総戸数65戸)を開発する。9月5日からモデルルームをグランドオープンする。
専有面積は67~100平方メートル。67平方メートル住戸の販売価格予定は3600万~3900万円。
国土交通省は2016年度の概算予算で、不動産投資市場の拡大に向けた「地方都市の不動産ファイナンス等の環境整備による不動産ストック再生・利用の推進事業」として7000万円を要望した。前年比約3倍。今年に入ってそれぞれ検討会が発足した、「地方都市における不動産ファイナンス環境整備」と「不動産ストック再生・利用推進の支援、人材育成」を拡充する。また、投資対象となる不動産の評価の精緻化に向けた施策にも取り組む。主に、地方の不動産鑑定士の更なる対応力向上を目指す。
東急リバブルはこのほど、同社が売主となる中古マンションを対象に、専有部分の躯体・開口部・設備の検査を行う「マンション専有部分検査」を開始した。
独自の検査基準に沿って、第三者機関であるジャパンホームシールド(東京都墨田区)が検査を手掛ける。不具合個所が発見された場合は、東急リバブルがリノベーションの実施前に修繕する。検査結果は買主へ開示する。
不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックはこのほど、投資用市場動向データ(8月期)を発表した。8月1~31日の間に、「楽待」に新規掲載された物件と問い合わせのあった物件を分析した。すべてのタイプ(1棟マンション、1棟アパート、区分マンション)で表面利回りの低下傾向が続いていることが分かった。
求人サイトを運営しているリブセンス(東京都品川区)はこのほど、不動産サービス「IESIL(イエシル)」(ベータ版)の提供を開始し、中古不動産売買仲介業に参入すると発表した。
「イエシル」は、中古マンションを戸別にリアルタイムで査定するサイト。ビッグデータを活用し、物件の利便性や治安、地盤に関する情報など8項目のデータも公開する。また今年中をめどに、エージェントによる仲介サービスの提供を開始する予定。
リブセンスは求人サイトのほか、2010年からは成功報酬型の不動産賃貸情報サイト「door賃貸」も運営しており、2012年10月東証一部に上場している。