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WEB NEWS


水没太陽電池パネルで感電注意 業界団体が呼びかけ

水没太陽電池パネルで感電注意 業界団体が呼びかけ

 一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)は9月11日、水害によって被害を受けた太陽光発電設備の対処方法に関する文書を発表した。大雨や台風により、太陽光発電設備が被害を受けているが、太陽電池パネルやパワーコンディショナー、電線との接続部は感電の恐れがあり、不用意に触ったり近づいたりしないよう呼びかけている。

 接触しない場合でも水没・浸水時に近づくだけで感電する可能性もある。特に太陽電池パネルは日射を受けて発電し高い電圧・電流が発生するため、周辺にロープを張るなどし、人が近づかないような対策を実施することが必要としている。
 同協会では、文書の公表とともに、事業者などを通じて注意喚起を図っている。


スタイルアクト、賃料査定サービスなどの無料お試し提供を開始

スタイルアクト、賃料査定サービスなどの無料お試し提供を開始

 不動産ビッグデータを活用したビジネスを展開するスタイルアクト(東京都中央区)は9月11日、これまで法人向けに提供していた賃料査定や競合物件レポートなどを新名称「STYLE RENT」(スタイルレント)として展開すると発表した。また、同サービスのお試し利用による無料提供を同日から開始した。新規の法人顧客や、賃貸住宅建設を検討している個人のニーズにサービス対象を広げる。
「スタイルレント」サービスは、毎月数百万件の賃貸住宅事例データを絶えず更新し最新のビッグデータとして蓄積、WEB環境にて賃料査定システム等を提供するもの。同社独自の「補正係数」を駅・面積帯毎に反映し、抽出事例の条件合わせを行うことで、単純平均によって生じる誤差を解消する。
 無料提供の対象サービスは、賃料査定、競合物件レポート、キャンペーン情報レポートの3点。「STYLE RENT」サイト上で登録を受け付け、エクセル版にアウトプットして提供する。利用は1人1回限り。
 対象ユーザーは不動産業務に携わる法人に限定するが、賃貸住宅建設を検討している個人に限り、相談内容に応じて賃貸事業の最適化支援の提供を検討する。


省エネ基準検討会 住宅仕様基準で開口部比率の制限撤廃案

省エネ基準検討会 住宅仕様基準で開口部比率の制限撤廃案

 国土交通省と経済産業省は9月11日、「建築物省エネ法」の新しい省エネルギー基準を検討する合同有識者会議を開催した。その場で基準の素案を示した。
 新しい基準のベースは現行の「平成25年基準」だが、現行基準で規定されている住宅の仕様基準の開口部比率の制限については、開口部の熱貫流率が一定以上の場合は開口部比率の制限をなくす具体的な案が示された。この場合、開口部比率の計算も不要になる。
 新たに設けられる最も厳しい区分に適用される開口部の熱貫流率基準は、1~3地域が1.60W/㎡K、4地域が2.33、5~7地域が3.49というもの。
 開口部比率が1~3地域で14%を超える場合や4~7地域で15%を超える住宅は性能基準よりも甘くなるケースも考えられるとしながら、まれなケースであることから規定の窓を使うことで「適合」とする考え。
 新しい基準のうち、2016年4月施行予定の省令・告示分(基本方針、性能向上計画認定・容積率特例制度、表示制度など)ついては、10月頃一般からの意見を募集し、最終的な調整ののち年内の公布を予定している。
 なお、2016年1月頃から建築物省エネ法第1弾施行に関する講習会を行う予定。


花坂ハウス工業、宮城県富谷町に「パズルハウス1/1ラボ」開設

花坂ハウス工業、宮城県富谷町に「パズルハウス1/1ラボ」開設

 花坂ハウス工業(宮城県東松島市)は9月19日、建物本体1000万円以下で高性能な長期優良住宅を実現する住宅商品「PZL house(パズルハウス)」を実物大で体験できる「パズルハウス1/1ラボ」(仙台富谷支店)を宮城県黒部郡富谷町の「109シネマズ富谷」1階にオープンする。
 「パズルハウス」は、住宅の大きさにやや制限を設けることで、性能を落とさず、良質な家づくりを実現する住宅商品。スケルトンには規格を設けるが、インフィル部分は施主が必要なパーツをパズルのように組み合わせ、セミオーダー感覚で好みに合わせられる。また、経年的なライフステージの変化にも柔軟に対応できる。


再エネ固定価格買取制度改革 本格検討がスタート

再エネ固定価格買取制度改革 本格検討がスタート

 経済産業省は再生可能エネルギーの最大限導入に向け、固定価格買取制度を含めた制度改革の検討を始めた。9月11日、総合エネルギー調査会基本政策分科会の下に新たに設けられた再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会の初会合が開かれた。委員長は山地憲治・地球環境産業技術研究機構理事・研究所長。
 再生可能エネルギーの導入については、7月に公表されている長期エネルギー需給見通しで、電源構成の再生可能エネルギーの割合を22~24%にするという方向性が示されている。同省委員会では、エネルギーごとの特性や導入の実態を踏まえて、その実現に向けた仕組みの構築を目指す。その際、国民負担の抑制という観点や電力システム改革とあわせて効率的な電力取引・流通の実現についても関連して仕組みを構築していく。
 初回の議論では、国民など受給者の負担への配慮に関する発言が多く出された。産業界からは、震災後、電力コストが4割上昇したというデータを紹介しながら、コスト上昇が事業継続に深刻な影響を与えていると報告した。震災前のレベルに下げてほしいとの要望もあがった。
一方、自由化されたエネルギー市場で、需要家が求めるエネルギーを伸ばしていくような仕組みにしていくべきという意見が出された。


断熱厚220ミリ、北洲が超高性能な注文住宅を発売

断熱厚220ミリ、北洲が超高性能な注文住宅を発売

 世界水準の家づくりを進める北洲(宮城県黒川郡)は9月11日、ヨーロッパの窓デザインとダブル断熱を採用した超高性能な注文住宅商品「E1 Weimar(イーワン ワイマール)」を発売する。販売エリアは、岩手・宮城・福島・栃木・埼玉(一部エリアを除く)と、東京・茨城・群馬の一部地域。
 外壁2x6を採用。壁の断熱厚は220ミリ(グラスウール充填140ミリ+ロックウールラメラ外張り80ミリ)。
 窓はトリプルガラスLow-Eアルゴンガス入りの樹脂サッシ。北欧やドイツのデザイントレンドを意識し、リビングの大開口や彫りの深いコーナー窓を採用することで、より陰影を強調する外観となった。


カンタン・低価格、リフォーム専用の現場管理ツールをリリース

カンタン・低価格、リフォーム専用の現場管理ツールをリリース

 オクト(東京都渋谷区)はこのほど、リフォーム工事に特化した現場管理ツール「ReformPad」の運用を始めた。
 工事情報の閲覧・入力から、青図・現場指示書などの資料、資材、工程、作業内容の報告・共有、写真のアップ、チャット、経理を一元管理。
 次の作業内容や明日の現場情報などをアプリで知らせるため、施工者は情報のやりとりや突然の工程変更への対応に追われることなく、本来の施工業務に集中することができる。
 パソコンやスマートフォンがあれば、現場、事務所、自宅どこにいても閲覧可能。リフォームに必要な機能のみに絞ったシンプルな画面と、リフォーム実務経験者が勉強会を開催して導入をフォローするため、初心者でもスムーズに利用できる。
 利用料は30ユーザアカウントで月1万8000円(イニシャルコスト不要)。



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