大建工業(大阪府大阪市)は10月21日、幼稚園や学校、高齢者施設向けの床材「コミュニケーションタフ ケア」を発売する。創立70周年記念製品。
表面にほどこした独自のWPC加工により、土足歩行・キャスター・車椅子につよい耐傷性、水濡れにつよい耐水性を備える。さらに、裏面の緩衝材(架橋ポリエチレン樹脂発泡体)により「転倒衝撃緩和機能」を付加。柔道場の基準に近い性能を発揮するため、子どもや高齢者が転倒した際のケガのリスクを低減する。
表面材は、クリ、スギ、ビーチ、ウォールナットなど8樹種。18x96x905ミリ。3万1000円〜3万3000円/梱(1.56平米)。
SuMiKa(東京都港区)は今秋から、建築写真出張撮影サービス「家撮り部(いえどりぶ)」において、企業や学校との提携業務を進める。
「家撮り部」は、建築やインテリアデザイン、写真を学ぶ学生が「部員」となって住宅・建築写真を撮影することで、プロカメラマンよりも安価に撮影を依頼できるサービス。現在の部員数は104人(2015年8月末時点)。
当初は工務店をターゲットに想定していたが、リフォーム・リノベーション会社、インテリアショップ、不動産会社の利用も増えており、サービスの本格稼働から約半年で100件超の実績をあげている。
すでに、企業や学校と協力・連携しあえる体制も構築。
たとえば、インテリアブランド「BoConcept(ボーコンセプト)」と提携し、同ブランドのショールームを使って専門学校(バンタンデザイン研究所、日本写真芸術専門学校、東京写真学園など)と講習会・撮影会を開催。学生にとっては経験を積める機会に、学校にとっては入学希望者を増やす機会に、企業にとってはショールームの新たな活用法を見出す機会となっている。
今回こうした取り組みをさらに進め、提携企業・学校を募集。多様化するニーズに応えたいとする。
“学生が考える、将来の家”をテーマに、大学と民間企業が提携して先進的な技術や新たな住まい方を提案する「エネマネハウス2015」が10月17日〜11月1日の期間、横浜みなとみらいで開催される。審査を通過した関東学院大学、芝浦工業大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学の5大学が参加して、それぞれのモデルハウスを建築・展示する。今年のコンセプトは“エネルギー”、“ライフ”、“アジア”の3つ。
展示期間中は、建築されたモデルハウスの内部が実際に見学できるほか、各モデルハウスのエネルギー消費量や室内の温度、湿度等をリアルタイムに確認できる。また、最も住みたいと思うお気に入りの住宅を選ぶ“People's Choice Award”に投票できる。
一般公開期間は10月17日~20日と10月30日~11月1日。場所は横浜みなとみらい(神奈川県横浜市西区高島1丁目2-73)。参加費無料、事前受付不要。
東急不動産が東京都品川区勝島1丁目で開発したマンション「ブランズシティ品川勝島」(18階建て、総戸数356戸)がこのほど竣工した。
家庭用燃料電池「エネファーム」を全戸に採用したほか、太陽光発電システムなどを含めた同社独自の創エネ、蓄エネ、省エネの設備を組み合わせたエネルギーマネジメントシステムを導入した。
現地は京急本線鮫洲駅から徒歩11分、東京モノレール大井競馬場前駅から徒歩8分。価格は4900万円台(平均坪単価が215万円)が中心。2014年7月に販売を開始し、これまで第3期分、全体の75%まで供給が進んでいるという。
スタイルアクトはこのほど、マンション管理会社の総合満足度ランキングを発表した。
1位は7年連続で野村不動産パートナーズとなった。管理人、管理会社そのものに対する個別評価、生活サービスが上位評価となった。2位以降は三井不動産レジデンシャルサービス、住友不動産建物サービス、三菱地所コミュニティ、伊藤忠アーバンコミュニティ。
同ランキングは、スタイルアクトが運営するウェブサイト「住まいサーフィン」の会員のうち、マンション購入済みの入居者に対し、管理状況に関する満足度調査を実施したもの。有効回答数は1907件。
賃貸不動産経営管理士協議会は10月15日、2回目となる「賃貸不動産経営管理士の国家資格化及び根拠制度検討会」を開催する。賃貸管理業の現状把握と今後の検討課題などを整理した前回会合を受けて、今回は賃貸不動産経営管理士の今後の役割をテーマに協議していく。同検討会は2016年7月まで開催し、法制化への道筋を示す予定だ。
日本経済団体連合会(経団連)と、太田昭宏国土交通大臣との懇談会がこのほど、経団連会館で行われた。国交省からは大臣のほか政務三役と審議官、各局長の計25人が出席した。
両者の懇談会は、第二次安倍内閣では初めて。議題は社会資本整備や防災・減災対策、大都市における国際競争力の向上、インフラの海外輸出、観光立国の実現、建設業の担い手確保など多岐にわたった。
三井不動産など6社が参画して5月に竣工した、東京都品川区北品川5丁目の市街地再開発事業による街「パークシティ大崎」の商業ゾーン「パークシティ大崎オリーブテラス」がこのほど、開業した。
スーパーなどが入る商業棟と業務棟2棟の1~2階で構成する施設。一部先行開業店舗を除き、飲食店や物販、サービス、クリニックなど全27店舗が一斉に開業した。