一般社団法人日本塗装工業会(東京都渋谷区)はこのほど、11月16日の「いいいろ塗装の日」をテーマにしたポスターデザイン画コンテストの結果を発表した。香川県の新田憲明さんの作品が最優秀賞に選ばれた。
この催しは建築塗装のイメージアップや認知拡大のために行われているもので、今年で17回目。最優秀賞に選ばれた作品は同会のポスター等に使用される。
同会は、「いいいろ塗装の日」関する事業としてこの他にも、電話による無料相談、公園や学校などの公共施設、福祉施設の塗り替えを行なう「らくがきなくし隊」による塗装ボランティア活動を全国の支部で実施する。
省エネ住宅ポイントの申請が急増している。省エネ住宅ポイント事務局の発表によると10月16日時点の予算に対するポイント申請の実施率は88%で、15日時点の85%から1日で3ポイント上昇した。それまでの1日1ポイントから急激に増えてた。このペースが続けば、今週中に終了する可能性が出てきた。
R+houseネットワーク(運営:ハイアス・アンド・カンパニー、東京都港区)は10月16日、第7回目となる全国大会を開催した。
設立から7年目を迎え、加盟店数は195社、232エリアまで拡大。
これまでは、アトリエ建築家とつくる高性能デザイン住宅を工務店が提供するための「システム」をウリにしてきたが、これからは大手ハウスメーカーと勝負できる「ブランド」に飛躍すると宣言。
その実現のために、ネットワーク全体で今年度2000棟、2017年に3000棟、2020年に1万棟の受注数を本気でめざすとした。「1万棟を達成すれば、ハウスメーカー販売戸数ランキングの上位3位内に食い込んで大手と互角に渡り合うことができるため」(同社取締役常務執行役員・柿内和徳氏)。
1万棟達成に向け「1エリア25棟」を掲げ、1社で難しい場合は2・3社の工務店が協力しあって目標を達成することも視野に入れる。
ブランドのキャッチコピーは「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」。ファン化を進めるため、新しい営業マニュアルを作成するほか、ライフスタイル誌への露出を増やす。
また、加盟店でなければ扱えないオリジナル商材の開発も強化。鏡面仕上げの扉を採用したキッチン、生活感を隠すキッチン背面収納など、デザイン性・性能に特化した建材・設備の新商品を発表した。
TOTO(福岡県北九州市)が、建築文化の醸成・育成をめざして1985年にスタートした東京・南青山の「TOTOギャラリー・間」が10月に30周年を迎えた。
これを記念して、タイ、シンガポール、ベトナム、中国、日本から建築家を招いて「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」と題した展覧会を10月17日〜12月12日まで開催する。日本の出展者は、大西麻貴氏+百田有希氏。
会場はTOTOギャラリー・間(港区南青山1−24−3TOTO乃木坂ビル3F)。11:00〜18:00。入場無料。
また10月20日の福岡を皮切りに、東京、札幌、仙台、京都、沖縄の5都市で記念講演会を開催する。
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ダイテック(東京都中央区)と福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は、「工務店経営革新オータムフェアin東京国際フォーラム」を10月27日に開催する。
住宅産業研究所(東京都新宿区)津田慎司氏による「住宅60万戸時代でも地域工務店として生き残るために」をテーマとした講演のほか、工務店フォーラム事務局長の中里一雄氏が「一般社団法人工務店フォーラム」の取り組みを紹介する。ダイテックと福井コンピュータアーキテクトによる「CAD、積算、クラウドの連携による原価管理の具体的な手法」のセミナーも催される。
入場料は無料。詳細や申し込みはホームページで。
環境省は、家庭エコ診断制度に関する説明会を開催する。「家庭エコ診断」を自社のサービスとして導入を検討している民間企業、団体などが対象。11月19日に東京・新橋の航空会館、同20日に大阪・ABC-MART梅田ビルでそれぞれ実施する。参加費は無料。
「家庭エコ診断」は、各家庭のライフスタイルに合わせた省エネ、省CO2対策を提案するサービス。説明会では、主に家庭エコ診断制度の仕組みや診断の内容について解説する。これまでの実績結果やデータの活用方法も紹介する。
申し込みは専用ホームページから。
一般社団法人リノベーション住宅推進協議会(東京都渋谷区)は10月31日、横浜で「第5回リノベーションアイデアコンペ」の公開審査会と表彰式を開催する。今年は街を形成する小さな単位「ローカル」が対象。
ローカルに眠っている地域資源を発掘し、魅力を高め伝播させていくリノベーションのアイデアを募った。応募総数は117件。最終選考会では、一次審査を通過した12作品の応募者がプレゼンテーションを行い、公開審査に臨む。
一次審査を通過したのは、以下の12作品。会場は「リノベーションEXPO JAPAN2015横浜会場」(BUKATSUDO)。
<入選作品>7作品(うち1作品がエリア推薦作と重複)
・『1畳商店』小林裕幸さん・行方順之介さん
・『貸すたむ車庫』雨宮渓太さん・中嶋水月さん
・『ゴミと共存する住まい方』竹谷龍馬さん
・『小さくなっていくまちからの話』櫻井花子さん
・『TOTAN.com』藤森俊行さん・川田浩史さん
・『ひらかれる都市の裏側』林孝之さん・森隆太さん・遠藤由貴さん
※九州・沖縄部会推薦と重複
・『ローカルコワーキングスーパーマーケット』鈴木晋太郎さん・佐藤祐司さん
<エリア部会推薦作>5作品(うち1作品が入選作と重複)
・東北部会推薦:
『やまがたコンシェルジュサービス』増田学身さん・井上万成さん・石川靖之さん
・東海部会推薦:
『街の屋根×暮らし』西岡康さん
・関西部会推薦:
『天井川跡地リノベーション計画』植野靖隆さん
・中国・四国部会推薦:
『シェアする暮らし』三戸佑希子さん
・九州・沖縄部会推薦:
『ひらかれる都市の裏側』林孝之さん・森隆太さん・遠藤由貴さん
※入選作品と重複
サンゲツ(愛知県名古屋市)は11月10日、オーダーカーテンの見本帳「ACカーテンファブリックス2016-2019」を発刊。収録した166柄465アイテムを発売する。
家具、書籍、時計などの小物にこだわることで、住む人の個性やストーリーを意識した空間コーディネートを提案。収録商品の9割が防炎仕様。最新のデザインのほか、合わせやすい無地調も充実した。価格帯は5500円/m2以下。
東京ガス(東京都港区)は、来年4月の電力小売り自由化、2017年のガス小売り自由化にともない電力小売り事業に本格的に乗り出す。10月15日付けで経済産業大臣に「小売電気事業者登録申請書」を提出した。
来年4月から関東圏において、ガス+電気を軸にしたお得なセットメニューで提供する。ガス+電気+インターネット光回線のセットからスタートし、割安な料金プランと請求の一本化などによる利便性の向上をめざす。料金プランは年末に公表予定で、来年1月に申し込みの受付を開始する。
今後は、住宅・建築・設備業界とともに魅力的なメニューやサービスを検討していきたい考え。
さらに、水回り・カギ・ガラスのトラブルに24時間365日対応する駆けつけサービス「くらしの安心サービス」も来年4月から開始する。子どもの帰宅確認ができる見守りサービスなどを順次増やしていく。
男性の長時間労働の割合が高い地域は女性の有業率が低い 女性の活躍の推進が求められ…