国土交通省は、省エネ住宅ポイント制度の申請締め切りが近づいたことを受け、締め切り間際の取り扱いに関する注意を呼びかけている。10月19日時点で予算額の実施率は93%になった。
ポイント発行申請の受け付けは、おおむね予算額に達したことが明らかになった日の受け付け分まで。最終日の17時までに提出された申請を「期間内に提出された申請」として取り扱う。17時までに窓口で受け付けを済ますか、郵送申請の場合は指定する私書箱に到着し、事務局が引き取ること。
横浜市都筑区の分譲マンションにおける杭の施工不良問題について、国土交通省は10月20日、事務次官をトップとする省内連絡会議を発足させた。省を挙げて問題に対処する方針だ。
また石井啓一国土交通大臣は定例会見で、分譲マンションの売主である不動産業団体と施工の元請けとなる建設業団体に対し、旭化成と旭化成建材が現在実施している約3000棟の他物件を対象とした調査について協力を要請する考えを示した。
住友不動産が展開する、築年数の経った住宅を一棟まるごと再生する事業「新築そっくりさん」の累計受注棟数が、9月末に10万棟を超えた。
同事業では、まだ使用できる基礎や柱などを有効活用。建て替えと比較して50~70%の費用で新しい住まいが実現できる、としている。事業開始年は1996年。
伊藤忠都市開発が東京都文京区で分譲中の新築マンション「クレヴィア文京小石川」(総戸数38戸)の第1期22戸が、即日完売した。販売価格は6690万~1億2980万円(専有面積53~89平方メートル)だった。
今年3月のホームページ公開以降、総戸数38戸に対し1800件を超える反響があった。
住宅金融支援機構はこのほど、2015年度におけるマンション管理組合向けの債券「マンションすまい・る債」の積立組合の募集結果を発表した。1口50万円で10万口を募集したところ、9万4321口(前年度比163・9%)の応募があった。
債券は無抽選で、2016年2月22日に発行される。
リノベーションEXPO JAPAN2015が10月24日・25日の両日、北九州で開催される。
リノベーション住宅推進協議会が2010年から毎年秋に全国で開催しているイベントで、今年は全国7エリアで開催。9月19日の広島から始まり、11月3日から8日まで行う東京会場が千秋楽。北九州での開催は初めてで、北九州市小倉北区魚町のビッコロ三番街と、リノベーション物件でもある三木屋カフェが会場。不動産中央情報センターの「リノベ事例プレゼンテーション」セミナーやワークショップ、展示などが行われる。
リノベリング(東京都千代田区)は、リノベーションという手法を使って地域課題を解決する人材「リノベーションアーキテクト」を育成するのためのビジネススクール「リノベーションスクール・プロフェッショナルコース」を開校する。領域を横断した新しい都市計画の方法論を体系的に学ぶ取り組みだ。
同スクールは遊休不動産を活用してまちを再生する「リノベーションまちづくり」を体系化されたカリキュラムで学ぶもの。エリア分析から事業の組み立て、プロモーション、経営に関する法律や会計まで、総合的かつ実践的に街づくりを学んでいく。
前期授業は2016年1月20日~3月30日、後期授業は2016年5月18日~7月27日で、水曜日の夜10回ずつ授業が行なわれる。4月には、リノベーションスクール@東京を予定している。受講料は、前期のみ、後期のみはそれぞれ税別で30万円、一括で申し込むと50万円となる。
経済産業省は10月20日、再生可能エネルギーの導入促進を検討する有識者会議を開き、買取価格の決定方式に関して意見交換を行った。具体的には、価格の決定時期について数年先の案件の買取価格をあらかじめ決定する方式と、コストの効率化を促すような買取価格決定方式についてたたき台を示した。
風力や地熱、水力など、準備に長い時間がかかる電源は、事業に着手する時点で買取価格が決定していないと採算割れのリスクを抱えることになる。準備期間を見越してあらかじめ数年先の買取価格を決定することでリスクの軽減を図ることを検討する。
また、現行制度ではコスト低減の圧力が働きにくいという課題に対応するため、コスト効率的な導入を促す買取価格決定方式を検討する。導入コストの低下を促すための方法として、事務局側は(1)現行方式を厳格化し、コスト条件をトップランナーに合わせる方式、(2)一定比率で毎年価格を低減させる方式、(3)導入量に応じて価格低減率を変化させる方式、(4)発電事業者が入札で価格を決める方式の4つの案を示した。
委員の意見では、エネルギーごとに決定方式を変えるという点では一定の合意が得られた。発電事業者側からは、リスクを軽減したいという意見が出される一方で、需要者側の委員からは、長期間同じ価格条件で買い取りが続く制度自体が甘いとして、「もっとシビアにやっていく必要がある」との意見も出された。
NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ(大阪市)は、7回目となる「Under 35 Architects exhibition 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会」の開催に当たって、出展者を一般公募する。2016年10月末日時点で、35歳以下の建築家が対象。優秀な展示作品を1点選出し、「Under 35 Architects exhibition 2016 Gold Medal」を授与する。
募集期間は、2015年11月 1日~2016年2月26日。詳細はホームページで。
8月18日(火)、株式会社サンゲツ・品川ショールームにおいて、「窓装飾の基本」に…