パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は11月1日、オフィスで好評の電源内蔵型LEDユニット(ライトバー)にまぶしさを抑えた「一体型LEDベースライトiDシリーズ グレアセーブライトバー」80品番を発売する。
カバーにプリズムパネルを採用することで、明るさを確保しながらグレア(まぶしさ)を抑制。従来のルーバ付きタイプと比べて約25%の省エネ、約25%のコストダウンを実現した。
グレア抑制レベルの異なる3タイプ(スペースコンフォート、マルチコンフォート、コンフォート)を用意。ライトバー単体1万9700円〜、器具本体とライトバーとの組み合わせ2万2500円〜。
住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都港区)は11月、消費者を対象にした住宅地盤改良工事の品質を確認する「住宅地盤セメント改良品質チェックサービス」を始める。
地盤改良方法の1つである柱状改良の品質を確認し、その試験結果を第三者的立場から消費者に伝えるもの。
地盤調査時にSSJサンプラーを使って不同沈下の原因となる軟弱な土を正確に採取。さらに室内試験で、柱状改良工事で用いるセメントと混ぜ合せて強度をチェックする。また施工直後に、セメント系柱状改良の杭頭からSSJサンプラーを挿入して土とセメントが混ざった状態を採取し確認することも可能とする。
1現場あたり2万円(キャンペーン価格)。
ハウジング・トリビューン・ウィークリーVol.261 ハウジング・トリビューン・…
福井コンピュータ(福井県坂井市)はこのほど、建設現場における資機材搬入のスケジュールや揚重の管理を支援するシステム「DandALL(ダンドール)」を発売した。
搬入ゲートやクレーン、エレベータなど施設や機材利用に関するスケジュールをウェブ上で管理するシステム。インターネット環境があれば、スマートフォンやタブレット端末を使ってどこにいても複数人が同時に予定の確認や登録、変更ができる。
また現場の状況に応じて、搬入車両ナンバーや運転手の電話番号などのカスタマイズにも対応する。
スマートデバイスを応用した家電開発ベンチャーの仏・Netatmo(ネタトモ)が開発した顔認識技術搭載のスマートホームカメラ「Welcome(ウェルカム)」に新機能が加わった。
ウェルカムは認識している顔を検知するとその名前をスマートフォンに送信、知らない顔を検知した場合はアラートで知らせるシステム。
このほど、IFTTT(イフト)と提携。イフトは、お気に入りのアプリとデバイスを連携するサービスで、たとえばインスタグラムにあげた写真をツイッターでもシェアするといった動作を「レシピ」として設定することができる。
今回の提携により、ウェルカムに個別に設定したアクションを起動させるレシピを作成できるようになった。
イフトのモバイルアプリとウェブアプリを使い、検知した人に応じて異なる動作をおこす。たとえば「子どもが帰宅するとライトを点灯する」「家族が顔認識をした瞬間にオーディオシステムから好みの曲を流す」などのアクションを設定できる。見知らぬ人がカメラに映った場合には「アラームを鳴らす」「赤いライトを点滅させる」といったレシピの作成が可能。
矢野経済研究所(東京都中野区)はこのほど、調査レポート『2015年版 住宅設備機器市場の展望と戦略』を発刊した。
キッチン・トイレ・バス・洗面といった水まわり設備をはじめ、床暖房、給湯器、コンロ、太陽光発電システム、防犯・防災関連、ホームエレベーター、カーポート、スマートハウス関連など住宅設備各機器の市場動向、メーカー各社の事業戦略について展望を示した。
A4判587頁。税込12万9600円。
一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会(JERCO、東京都中央区)は、23回目の開催となった「ジェルコリフォームデザインコンテスト2015全国大会」の入賞作品を決定した。全国最優秀賞は、松元建設の田中香理氏による「新たなくつろぎが生まれる時が刻まれる」だった。表彰式は11月18日に東京都内で開催される。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞には、オノヤの伊藤友美氏の「場面によって区切れる空間 」、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会長賞には、OKUTAのLOHAS Studiodデザインチームによる「俺が住むよ!~祖父母との思い出を忘れない~」が選ばれた。この他に、全国部門別最優秀賞に11社13作品、全国優秀賞に29社46作品が選出された。
パッシブデザインリフォームを手掛けるOKUTA(さいたま市)は、10月15日に自然素材の同社開発建材「LOHAS material(ロハスマテリアル)」の製品「LOHAS OIL(ロハスオイル)」のホームページを開設した。自然油性塗料の特長や仕組み、施工の方法等を図説で掲載し、ブログでは施工事例も紹介していく。
同製品は53色展開の自然素材100%の木部用油性塗料で、同社建材事業部の商品販売部門「OK-DEPOT」が開発や販売を行なう。
オプセス(横浜市)は、工務店と施主が工事の進捗を写真で共有できるスマートフォン向けアプリ「STUCCO」(スタッコ)の提供を開始した。現場の写真を撮るだけで、施主とすぐにタイムライン上で共有され、いつでも工事の進ちょくが確認できる。
打ち合わせの内容や仕様変更の報告、写真への補足など簡単なコメントを書き込むことが可能。着工前の打ち合わせの段階から、施工中、引き渡しまでの各工程が表示されるため、どの工程の工事を行っているのか、先々にどのような工程があるのか一目でわかる。
福岡工務店(福岡市南区)が全国地方工務店の施工技術向上を掲げて昨年4月に設立した全日本工務店協会はこのほど、住宅建設で現場作業に関わる職人(大工、電工、配管工など14職種、計562人)の実態調査を行った。
5つの項目からなるアンケートのうち、「住宅建設業界の将来に不安を感じますか?」という問いに対しては72%が不安を感じていると回答。逆に、全く感じていない人は、3.4%しかおらず、住宅建設業界の先行きに対する不安が大きいことがわかった。
「なんのために仕事をしていますか?」という質問では、生活や老後の為といった一般的な回答が多かった一方、施主のために仕事をしている人は10%、次世代の人材を育成するためと回答した人は5.7%という結果になった。
同協会は全国の工務店・職人の施工精度・技術を高め改善するための「47プロジェクト」を発足。プロジェクトの第1弾として、長崎の池下建設(長崎市葉山)と「長崎工務店」、鹿児島のベルハウジング(鹿児島市宇宿)と「鹿児島工務店」を立ち上げた。今後、さらに賛同企業を募集し、全国47都道府県の工務店と協力し技術力向上を図っていく考え。同調査結果の詳細はこちら。